2013年7月20日土曜日

プロジェクト X



NHKの番組ではなく、「ハングオーバー」シリーズの監督である
トッド・フィリップスが製作に携わっている作品。
日本では劇場公開されず、DVDスルーですが
おもしろかったです。いや、楽しかったというべきかな。
高校生版ハングオーバー的な。

イケてない高校生3人組のうちの1人の誕生日パーティーが舞台。
その様子を仲間の1人が撮影していたという
フェイク・ドキュメンタリー設定。
アメリカのパーティーって映画でよく見ますけど
そこに来る人であったり、パーティーの規模が1つのステータス。
主人公のボンクラたちは日々学校で冷遇されている訳ですが
この誕生日パーティーで、ひっくり返してやろうと目論む。
まーなにが面白いって、パーティーのインフレーション性!
最終的に取り返しのつかないところまで行きつく訳ですが
この映画がDJ的。(映画にもDJは出てきますが)
盛り上がりどころと落としどころをがイイ感じに設定されてる。
とくに警官が来るところは、一巻の終わりか?!と思うけど
そこからのカタルシスがハンパじゃないw
手持ちカメラ感も込みで
自分もそのパーティーに参加してるかのように錯覚する。
前半の楽しい展開でぐっと引き込まれるから
後半の恐ろしい展開も我がことのように思えちゃう。
1個1個のシーンで面白いところ多いので
パーティー見てるだけなんだけど、飽きない作りなのもナイス。
最後の無理矢理なハッピーエンドは「えっー!」って思いましたw
映画のつくりとしては、突っ込みどころ多いけど
イケイケドンドンで楽しいので、是非。

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