2018年3月3日土曜日

2018年2月 4週目

2月19日
月曜日はラジオをたくさん聞くルーティンになっている。
朝は東京ポッド許可局。
もし自分がオールナイトの映画興行やるなら
どんな作品にするか?という最高のもしもトーク。
当然自分ならと考える訳だけど、
2010年代青春物語としてフランシス・ハ、Boyhood、
ウォールフラワーの3本でやりたい。
もしくはファイトクラブ、ソーシャル・ネットワーク、
ゴーン・ガールのフィンチャーナイト。
なんてことを考えていると会社へ向かう
足取りも心なしか軽やかになる。
仕事中はReplicant FM。



特大ボリュームだったけどすっと聞けた。
「インスタ映え」という言葉のオリジネーターという話や、
タイトルにある「でもフラペチーノが好き」がくだらなくて最高。
フラペチーノで毎回思い出すのは
「スタバには2種類の人間がいる。
コーヒー頼むやつとゲロみたいな飲み物を頼むやつ!」
というクロエ・モレッツの映画でのセリフ。
帰ってからは菊地成孔の粋な夜電波。
アメリカ以外のブラックミュージックという特集で
PJモートンかかってた。 改めて聞くとやっぱり良くて
Maroon 5との関係性も理解。
(ボーカルのアダム・レヴィンと
シャラポワのくだり全然知らなくて笑った)
 スペシャルウィークはソウルバーらしいので楽しみ。
映画見る元気がないのでブラックミラーSeason3-2を見る。
VRをテーマにした話で
日本人がゲーム開発会社の社長として登場。
日本人は英語を話せないというイメージ使って、
得体の知れない存在として描かれてるように見えた。
マトリョシカ構造になっている話の構成は
インセプションを想起させられた。
こっちは終盤の畳み掛けとして、とても効果的。
最近ドラマ見れてないので少しずつディグりたい。

2月20日
朝から会議。AI、機械学習の時代だよねーという話。
これらの言葉だけが1人歩きして、
何でもできるんだろ?と思われると困るなと思う。
mixcloudを聞きながら仕事。
最近NTSをフォローしたのだけど
アップされる量が多過ぎて戸惑っている。
キュレーションしてる人いないのか。
海外ではインターネットラジオの概念が広まっている中で、
midoriaoyamaという人がTsubaki fmというのを始めていて、
日本でも広がっていくかもと期待。
1回目のゲストが田村さんでジャズ、ハウス、ソウルを
自由に横断するミックスがめちゃくちゃ良かった。



初志貫徹している大人はかっこよい。
夜は会社のいつものメンバーで飲み会。
仕事の話、音楽の話で楽しい時間を過ごした。
電車寝過ごして危うく埼玉の奥地に
引きずり込まれる前に何とか起きてUターンして帰宅。

2月21日
諸用で大阪へ。東京駅の地下でベーグル、
スタバでコーヒー買って新幹線に乗車。OLか。
スタバで買うときに初めてアプリで決済したけど便利だった。
(そもそも「ワンモアコーヒー100円だったけど、
アプリ決済にしないと180円に値上がるから」
という脅迫に屈してインストールした)
iPadで映画見てたら勝手にNetflixが
ログアウトして見れなくなるという悲劇が発生。
読書に切り替えて藝人春秋2 下巻を読了。

藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ
水道橋博士
文藝春秋
売り上げランキング: 7,325

上巻は芸能史の側面が強かったのに対して
下巻は政治の色が濃くなっていて読み応えがあった。
たかじんを巡るくだりは確かに!
と納得するところが多かった。
何といっても圧巻なのはアウトロの芝浜。
これは…と落涙せざるを得ない場面だらけ。
本と言葉と真剣に対峙している男の生き様がここにある。
大阪着いてから聞く音楽を、誤「Tact」へスイッチ。
以前に出たFree EPの延長線上にある
今回のアルバムは相当かっこいい。
ちなみにFree EPはここから聞けるしDLできる。



ジャケットの帯でも使われている
リリックを含む「Calling」が とくにお気に入りの曲。
しかもセルフプロデュースなのだから驚いた。
あとGrandmaster Flash 「The Message」インスパイア系の
「Close To The Edge」 のポリティカルさも最高。
以前にFree EPが出たときに
「Blind」という曲のMV作ったので見てみてね。
 (「麻生の持ちもん」であるニコ動でいうところのMADだけど)



梅田で諸用を済ませてtohoシネマズ梅田で「羊の木」



平日昼間ということもあり、
ジャニーズファンらしき女性だらけで本場の∞の人気を思い知る。
吉田大八監督最新作で楽しみにしていた。
ここ最近の作品に比べると少し弱かったかも。
元殺人犯の受刑者6人が1つの街に仮釈放で集結するという設定、
それをテンポよく描いていく手腕が見事。
キャラの渋滞が起こることなく、それぞれの立場から
前科持ちが晒されるシチュエーションを様々な角度で描く。
過ちは許されないのか?と書くと大仰だけど、
生活の中で遭遇される差別に向き合っていた。
スリービルボードに近いところがあるかな?
最高にオモシロかったのは床屋での髭剃りシーン。
笑わせた後に核心ついてくるあたりがガーサス。
何も気にしてないように見えて錦戸が
もっとも差別意識が強いという辺りも
興味深くて自戒していきたい。
終盤ある1人のキャラへと物語が収束していくんだけど、
その辺りがあまりグッと来なかった。
というのも残りのキャラも十分魅力的なのに
切り捨ててしまったように見えるから。
そのぐらい思わせられるってことは
前半の出来が良いということ。
あとラストのオチも乱暴な気が。。。
ギャグにはなってたけど。次の作品も期待。
見終わってヤム鉄道でカレーを食べる。
いつだってマヂ最高に美味しい。
横の女の人が全種がけしてて羨ましかった。
今回は日帰りなので、そのまま新幹線へライドン。
前の席のやつが全力で倒すタイプの人間で辛い。
スタバの熱々のコーヒーを顔の上からかけてあげたい
気持ちに駆られるが耐えて日記を書いている。
東京駅に着いて美味しいビールと蕎麦で荒んだ心を慰めて帰った。
帰宅後、FDを見る。ネットで勝ち抜く結果を見てしまったので、
どんな感じなんかなーと思って見てたけど
熱量、バイブスが鬼気迫っていた。このまま売れてくれ!
と願いながら黒衣の新しい曲を聞いて寝た。

2月22日
賃貸の連帯保証人となるため、みぞれ降りしきる中、
印鑑証明を隣駅の区民事務所まで取りに行く。
ほとんど降りたことがないので、
こんなところにこんなお店が!という驚きもあった。
区民事務所はのんびりしていて、
奥で皆がオリンピックの話題でワイワイしていた。
これが2018年の冬感。
オリンピック、ほとんど見れていないけど
カーリングはながらで楽しめて、かつゲーム性高いので結構見ちゃう。
ちなみに羽生くんのインタビューや一挙手一頭足が
計算づくな感じでいちいち怖い。
(とくにメダルもらうときに表彰台乗るところでのあどけなさ)
そのまま会社へ行く途中で財布を忘れたことに気づきUターン。
そこそこな社長出勤で仕事に勤しむ。
こないだ来日していた
Stones ThrowのSophieのミックスを聞きながら。
ジャンルレスで自分の世界を持っているDJはかっこいい。



聞いていたのがKnxwledgeがゲストの回で、
Meek Millの「Amen」のブレンド(?)が超かっこ良かった。
会社帰りに高校の友人と飲みに行った。
久々だったけど楽しかった。乗り過ごすことなく無事に帰宅。

2月23日
朝6時起き。なぜなら遠くの郵便局まで
賃貸の連帯保証人の書類を受け取りに行かねばならないから。
朝の散歩気分でハライチのターンを聞きながらひたすら歩く。
大きな公園の中を通ったんだけど、
ランしている人もいなくてまさしく状態。
死んだことに気づかず壁打ちしているおばさんがいた。
詳しくはハライチのターンを参照→
https://miyearnzzlabo.com/archives/45903

郵便局ついたら先客がいて着払いで荷物を受け取っていた。
ふっとレジ見たら8万円と表示されていて、
何事!と思ったらダンボール箱一杯のカードゲームのカードだった。
日本の未来は暗くない。そこから普段と違うルートで通勤して
フレッシュな気持ちのまま仕事。今日もSophieを聞いていた。



Mndsgnゲスト回。もともとルームメイトのようで仲良さげ。
日本のブギーで超かっこいい曲をかけていて、
diggerっぷりが最高。 あとJimmie Soul Radioも聞いて
「ムーンライト」を再見したくなった。



帰りはBlack Milkの新譜を聞きながら。



前作がバンドサウンド全開だった中、
今回はちょうどいい塩梅というか、HIPHOPであり、JAZZであり、
なによりもダンスミュージックであるところが好き。
帰宅後は7inch Tree鑑賞。


超ベーシックなサンプリングでの音作りでオモシロかった。
ピアノのループがイカれ具合がたまらなかったなー
トラスムンドのレコメンドはThe Cool Notesが気になった。

2月24日
朝起きて洗濯、掃除などを済ませ新宿へ。
バルト9で「サニー/32」鑑賞。


白石和彌監督最新作ということで
楽しみにしていた作品だったけど、
ちょっとこれは…な仕上がりで辛かった。
昨今の限界を知らない承認欲求を
アイドルを使って描くという点では、
オモシロい試みだと思うのだけれど、
ネットカルチャーを映画で見るとどうしてもゲンナリしてしまう。
序盤は素晴らしくて何が起こるのか楽しみになったものの、
監禁されてからの覚醒後はどれも見てられない。。
主演の北原里英がこの役を乗りこなせない辛さ、
とくに全員に「キタコレa.k.a 懺悔」されるくだりは
見ているこちらが恥ずかしくなる。
あと題材にしているのが佐世保小6女児同級生殺害事件で、
以前に「いつでも迎えにおいで」を読んだ僕としては、
あくまでモチーフだとしても受け入れられなかった。
暴力があまりにも軽いというか、
凶悪」「日本で一番悪い奴ら」は
なぜ暴力を軽く扱うのか?をしっかり過程をもって描いていたので、
何の抵抗もなかったしオモシロかったのに。
上映後のトークショーも見たけれど何も消化されなかった。
ただ次作「孤狼の血」の予告編が超オモシロそうだったので、
これはなかったことにして「孤狼の血」を楽しみに待とう。
バルトの下の階でラーメン食べて帰宅。
近所のコーヒー豆屋で2種類の豆を買ったら、
1つは金の袋、もう1つは銀の袋で
オリンピックを意識してて粋だなと思った。考え過ぎ?
美味しいコーヒー飲みながら、NETFLIXで「MUTE」を鑑賞。



タイムリープものの傑作「ミッション・8・ミニッツ」の監督、
ダンカン・ジョーンズ最新作。 何のてらいもなく、
ブレードランナーの世界観を全力でトレースしていて、
逆に潔過ぎて好感を持つレベル。
なおかつストーリーのトリッキーさがオモシロかった。
声が出ない主人公が行方不明になった彼女を必死に探す話と
アメリカ脱走兵の話を並行して描きながら、それがクロスしていき、
ラストに向かっていく。 正直、話運びは上手くないと思う。
けれど、キャラクター/世界観の魅力でグイグイ引き込まれる。
とくに終盤にかけて、こちらが想像するエンディングを超えてくる、
それが最大の見所になっているのでサスペンスSFとしてはナイス。
あとポール・ラッドが悪い感じを初めて見たけど悪くなかった。
最後に父親であるデヴィッド・ボウイと
乳母マリオン・スキーンに捧ぐとクレジットされていた。
調べると両親が9歳の頃に離婚していて、
デヴィッド・ボウイが親権を持ち彼を育てたよう。
これを加味して考えると色々読み解き様のある作品だと思う。
もう1回見る体力は持ち合わせていないけど。

2月25日
昼間にユナイテッドシネマ浦和で「犬猿」鑑賞。


ヒメアノ〜ル以来の吉田恵輔監督作品で
とてもオモシロかった。
人が持っているものはいつまでも羨ましく思えるし、
それを追い求めるのが人生でもあり、
それで追い込まれるのも人生であり。。。
比較的大きな規模の映画にも関わらず、
苦味成分がかなり高くて驚いた。
(冒頭の舐めた予告編が最高すぎる)
しかも、その苦味成分が普遍的なことなので、
誰が見ても刺さるような仕掛けになっていたと思うけど、
とくに兄弟を持つ人は必見の映画。
血が繋がっているのに全然違う外見、性格、能力を持つ、
2組の兄弟姉妹を描きながら、
たとえ血が繋がっていても
人間はあくまで一個人である、
ということに気づかされることが多かった。
前半はコメディとして展開していて、
彼らが抱えるコンプレックスを傍から笑ってみれるのだけど、
後半にかけてもう笑えなくなっていく話運びの上手さよ。
そして何よりも役者陣の躍動が本当に素晴らしかった。
ニッチェ江上の喜怒哀楽、新井浩文のバイオレンス、
筧美和子の軽薄さ、そして窪田正孝の殺し屋の目。
好きなシーンを挙げると本当にキリがなくて。
一億総中流社会→格差社会への階段を
少しずつ登っている気がする最近の中、
「足るを知る」を押し付けてこないところも好きだった。
欲望丸出しでもいいんじゃね?嘘つくくらいなら。
という意気込みが伝わってきた。
DVDでも良い系だけど、辛くて途中で止めてしまうかもだから
映画館で見てよかったと思う。
その後、浦和から赤羽へ移動して人気おでん屋さんへ。
野外、外食いなんだけど、とても行列していた。
(お店の人いわく、今日はマシだったらしいが)
癖ありまくりの大将(バンドマンらしい)が作る
おでんはとても美味しかった。
関東のおでんは濃いイメージを持っていたけど
ここのお店は関西出汁系。
ワンカップを出汁で割るお酒もあって強烈に美味しかった。
そのままバスで成増まで移動していい感じの居酒屋で
ハイボールと美味しい刺身を食べて帰った。

2月26日
ブルーマンデーには音楽を。
7inch treeで紹介されていた
The Cool NotesDown To Earth」があまりにも素晴らしい。
これ聞いていると色んなことがどうでもよくなる。音楽の力。
寒いけど耳元だけは暖かくなる最高のラバーズ。
朝はReplicant FMを聞きながら仕事。


Amazon Pollyは使ってみたい。
ミックス作りたい欲が出てきていて、
これならサウンドステッカー作れるなーと。
韻ノートの話が出ていたけど、
韻ノート作者のICE BAHNへのインタビューが
韻の話でここ最近で一番オモシロかった。



午後はJames Zooのミックスを聞いたりしてた。


帰宅後、トマトソースのパスタを作りながら、
菊地成孔の粋な夜電波を聞く。
ソウルバー特集で往年のソウルミュージックから
最新のR&Bまでメロウな曲のつるべ打ちで悶絶。
ずっと台所で小躍りしていた。
パスタ食べながら「この世界のサイテーな終わり」を見る。
120分くらいで見やすいっちゃ見やすい。
今のところ3話目まで見たけど少し食い足りないとはいえ、
青春の逃避行はいつだって甘酸っぱいということは間違いない。
レコード整理のためハウス系のシングルを聞いていたら、
いつのまにか時間が過ぎていたのでさっと寝た。

2月27日
帰りに渋谷TSUTAYACDを借りる。
最近はストリーミングで聞いて、
TSUTAYAレンタルでアーカイブ化というパターンが多い。
家に帰って本を読みながら十数枚をリッピングした。
この時代にCDのリッピングを続けている人は
どのくらいいるのだろう。
MacbookからCDドライブがなくなったらしいし、
ものとしてのCDの価値はなくなっていくんだろう。
アナログレコードは「雑貨化」に成功し、
ものとしての価値を勝ち取った。
CDはデータとアナログの狭間に追い込まれてしまい、
身の振り方が分からないのかもしれない。
日本では特典をつけた販売効果もあって、
世界的にも珍しいCD大国と化している。
僕を含めた一部のデータ信者にとっての
CDの存在価値はmp3/320kpbs
リッピングできることだけで、
iTunesmp3/320kpbsで売ってくれれば
すべて解決するので、
結局CDは要らないなと思ってしまうな。

2月28日
仕事中はあいも変わらずmixcloud
DJ49主催のHi Room’s Caller、今回はDJ KENBO


新旧の混ぜ方が独特でとてもかっこよかった。
SZAの曲がかなり入っていたのも好きなポイント。
仕事終わりに新宿へ。
ルミネの地下にできたCurry upに初めて行ってみた。
屋台かよ!ぐらいのオープンスペースで、
人が往来する中でカレーを食べる環境だった。
以前に明治神宮前の本店に行った時ほどの感動はなく、
ほどほどに美味しいぐらいで、これは環境なのか、
そもそも味が違うのか。
TOHOシネマ新宿で「ビガイルド」を鑑賞。



ソフィア・コッポラ最新作。
来週以降、怒涛の公開ラッシュなので早めに見ておいた。
Me too運動をはじめとした女性へのハラスメントに対して、
アゲインストしていく強い姿勢が見られたし、
なによりも映像の美しさに引き込まれた。
35mmで撮られた淡い色調、
人間と自然との調和が素晴らし過ぎる。
前半はこの映像で引っ張られるし、
後半は高速ドライブするストーリーで見ごたえがあった。
終盤にかけて閉塞感が高まってくるのだけど、
それを通常より小さいスクリーンサイズが際立てる。
あと役者陣の表情から見える感情の機微。
引きで関係のある2人を映し出し、
表情がによってどういった感情、関係なのか伝わってくる。
「ショットで語る」という映画の醍醐味を
堪能できる作品だと思う。
男なので、コリン・ファレルに感情移入して見てたけど、
男性偏重社会fuck!と思うことはあったりするので、
Who run the world? Girl!」と宣言する
ビヨンセのような映画はもっと見たい。
「白い肌の異常な夜」という1971年にドン・シーゲル監督の作品と
原作が同じらしいので、そっちも見てみたい。
シーゲルだから、もっとハードコアでニュアンスが違うのだろうな。
(シーゲル版はクリント・イーストウッドが主演!)
今日一日中、BES&ISSUGIViridian Shoot」を無限リピート。
むちゃくちゃかっこよすぎて、鼓膜が震えまくった。
近年のISSUGIの活躍はめざましくとても好きなんだけど、
今作はBESが完全復活!という印象を持った。
トラックもGwop Sullivanのビートが超かっこよい。
どの曲も低音の出方が素人耳で聞いても迫力大で、
とくにBil pt3はベースとドラムだけの曲なので、
その厚みが分かりやすい曲だった。Dillaっぽい。
(逆にSpecial Delivery Remixはベースレス!)
帰宅後、FD鑑賞。peko vs 般若。
全部先攻取って引用スタイル+バイブスでかますpekoに対して、
般若がそれ以上のバイブスで
跳ね返すという最高のバトルだった。
同い年の友人で大阪にいたとき彼が主催してたイベントに
DJで参加させてもらってたから、
彼がずっとHIPHOPに向き合ってきたことを知っている。
負けてしまったけど、これがターニングポイントになって、
彼のこれまでの努力が本当の意味で報われて欲しい。マジで。
新たに公開された曲の「Freestyle」のトラックが、
Bobbi Humphrey 「New York Times」なのも、
めちゃくちゃグッときた。


というのも、この曲を「The First Song」で
サンプリングしたRomancrewに捧げているから。
俺たちだけに聴こえる特殊な電波!
さらに僕が初めて彼と会ったのは、
Romancrewの出演するスーパークロイ
というイベントだった。
なんておセンチな気持ちに浸りながら
anoneを続けて鑑賞。
偽札を巡るサスペンスへ重心をおきはじめていて、
それはそれでオモシロい。瑛太のヒールっぷりが新鮮。
普通って何?というテーマが再び登場し、
広瀬すずの涙にもらい泣きしてしまった。

0 件のコメント: