2013年8月11日日曜日

ワールド・ウォーZ



半年前くらいから予告編ずっと見てて、おもしろそうやなーと。
しかも、Zがzombieの略と知り、一層期待が高まって見ました。
正直、期待してたよりはアレな出来でしたが
場面によってはアガるポイントがありました。

世界中に原因不明のウイルスが蔓延して
その感染者がゾンビになって、人に襲いかかってくる。
ブラピは元国連の優秀な調査員だったこともあり
このウイルスの原因を突き止める役割を担う。
予告編で何回もやっていた
バイクがサイドミラーをぶっ壊すところから
いざ事件になるまでめちゃくちゃ短い。
前フリが無いから、いきなり襲われた主人公に感情移入しやすい作り。
ゾンビという存在の理不尽性。
車で逃げて、ビルの屋上から逃げるシーンが
映画内で一番ハラハラしたかな〜
ここで、ブラピが感染したかも?!
って確認するシーンがあるんですが、そこがFRESH。
世界全体で感染が広がっているんですが
映画の舞台は韓国→イスラエル→ウェールズと移り変わる。
その中でもイスラエルのシーンが圧巻。
ゾンビたちの持つ、ある習性が引き金となり
壁に人柱をつくり、ゾンビが来襲する。
全体を通じて、ゾンビの人海戦術がこの映画のハイライト。
物理的に超楽しかったです。
VFX含めた色んな技術が発展した現在だから見れるゾンビたち。
イスラエルからウェールズへの移動
およびウェールズでの話が…話のつくりが雑で残念。
ご都合主義な部分が気になりました。
移動シーンでは機内でゾンビが発生して
手榴弾を投げて、エスケープするんですが、当然飛行機は事故る。
この事故のスケールが無駄にデカ過ぎて
どうみても助かるレベルじゃないw
ウェールズでは、WHOでワクチンというか
ゾンビに対する術をブラピが思いつくんですけど、ロジックが雑。
設定はおもしろいんだけどなぁ。
ランダムに取ったものを接種して、うまくいった!って…
しかも、そのリスクが描かれないのも。。
ここはバイオハザード感ビンビン。
(自販機のジュースのシーンは笑った)
あと、家族描写が必要だったのかのも疑問。
有事のときは、選ばれものしか助からないという現実は
かなり厳しめにまで設定してた点では意味あったのかな。
最後の最後も、終わってないというナレーションと
終わった感ある家族の再会で対比される。
だからカタルシスあるようで、ないような中途半端。
ゾンビ映像としては最高。

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