2013年8月11日日曜日

アイアン・フィスト



サントラは購入済み。(KanyeのWhite dressが超名曲)
日本で公開されんのかなーと思ってたら、無事に公開ということで。
イーライ・ロス、タランティーノが製作に携わっていますが
監督はWu-tang Clanの総帥RZA!
このクルーはカンフーに影響を受けてる人が多いんですが
中でもRZAのカンフー好きは有名。
そして、本作は彼の趣味を露骨に反映した娯楽映画でした。
映画での出来が良いとは決して言えないけど
ジャンルムービーとしては最高。
劇場出たあとも終始ニヤニヤしてた。
冒頭からモロに中国カンフーっぽい作りで超楽しい。
RZAは監督兼主演で、鍛冶屋の職人を演じてます。
彼の住む街を金塊輸送で通ることになり
そこでのイザコザがメインストーリー。
ラッセル・クロウ、RZA、リック・ユーン。
この3人のそれぞれの因果関係を通じて
話は進んでいくんですが、終始アホ感が…w
特に前半のラッセル・クロウは下衆の極み!何回も笑いました。
RZAは下手うって、両手きられる。
そこから鉄の腕、アイアン・フィストを装着する。
この腕を動かすギミックが中国の寺で修行して身につけた「気」
黒人の彼が僧侶の恰好してるのがシュールでファニーなんすよね。
これやりたかったんやろな〜みたいな。
リック・ユーンのほうは親の仇討ち。
武器が装着型で、ダサかっこよかった!
この3人それぞれに対して、敵がいる訳なんですが
なかでもRZAの敵である金剛がおもしろかった。
このキャラだけ、アメコミに出てきそうな特徴を持ってて
Mash up感あって面白かったですね。
RZAの止めを刺す訳ですが
それが北斗神拳+ドラゴンボール的な技。
しかも、その直前に少しタメを作って
これまでの金剛との因縁をわざわざ思い出す。
思わず笑ってしまいました。
くの一とか双龍のくだりもギミックの一個一個が笑えるし
アクションもかっこいい。
毒吹き矢のキャラは必要なかった気がしたけど。
全体的に血多めで、首チョンパもあるし
画的にアガル楽しい映画でした。

0 件のコメント: