2013年8月14日水曜日

パシフィック・リム


 

ギレルモ・デルトロの怪獣映画!ということで、超楽しみにしていた作品。
想像をはるかに上回り、超最高でした。
ざっくりストーリーを説明すると
海淵が異世界と通じていて、そこから怪獣がじゃんじゃん出てくる。
それをイエガーで倒して地球守ろうぜ!という話。
子どもの頃、映画館でゴジラやガメラを見たときの興奮、感動を堪能しました。
大きいロボットと大きい怪獣がスクリーンいっぱいに暴れ回る。
しかも、IMAXで見たので迫力がハンパじゃなかったです。
IMAXで見ると、映像の情報量が多過ぎて
話をきっちりフォローできなかったりすることありますが
本作は非常にシンプルなので、そんなことなかったです。
劇中で怪獣のことを「monster」ではなく「kaiju」と呼んでいることからも
監督の東映怪獣映画へのリスペクトを感じる。
ロボットはエヴァを想起させる仕組みで、イエガーと呼ばれる。
2人1組で乗って、お互いの脳をシンクロさせてイエガーを動かす。
そのため、バディ映画の側面もあわせ持っている。
もう冒頭5分のイエガーのセッティングとか見てるだけで心躍る。
主人公の兄弟が乗っていて、いきなり負けちゃって兄を失ってしまう。
この弟と菊池凛子がバディ組むんですが
菊池もトラウマを持っていて、最初はうまくいかない。
そこから香港の戦いで劣勢になって、
ジプシーデンジャーが反撃するんですが、このシーンが一番好きでした。
夜の香港の街中をぶっ壊しながら、ロボットと怪獣が暴れまくる。
物理的に怪獣を倒すだけじゃなくて
2人の学者が怪獣撲滅の術を探るところもおもしろい。
ここもバディ感ビンビンでアガるし、ロジックも納得できる作り。
芦田まなちゃんが出てるのも話題ですが
怪獣映画に出てくる小さい女の子感があって良かったです。
最後の戦いでは、ロボット達がボロボロになりながらも
知恵をふりしぼって、戦う姿がかっこいい。
エンディングで、劇中で色のついているイエガーが
ブラックメタルで登場しながらのクレジットは超アガリマシタ。
言葉にすると野暮になる映画なので、とりあえず見て欲しい!

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