2020年8月17日月曜日

2020年8月 第2週

8月10日
今年の12月に閉まってしまうHOTEL CLASKAにて宿泊。もう二度と来れないことに加えてコロナ禍で値段が大きく下がっていたので一番いい部屋に泊まった。結婚記念日のいい思い出になった。



夜はホテル近くのカリフォルニア料理屋で食べた。お客さんはまばらで飲食店の経営は本当に大変なんだろうなというのがビシバシ伝わってきた。ホテルへ戻りテラスでビール飲んで就寝。

8月11日
昨日のうちに買っておいたバインミーを朝食で食べる。パクチーだけでなくて色んなハーブが入っているのとレバーのパテがとても美味しかった。チェックアウト時間のギリギリまでダラダラ。持っていっていたAPIEDという小冊子を読み終えた。京都のカフェの方が自主出版していて、様々な作家をテーマに色んな人が寄稿している。この装丁の美しさよ…


僕が買ったのはジョージ・オーウェル「動物農場」「一九八四年」特集。作家や作品に対する批評、2作品から見える今の社会の情勢、はたまたインスパイアされた小説まで。ジャンルレスに色んな人が語り倒しているところが読み物として心地よい。ワンテーマの文芸誌といった感じ。最近はこういった自主出版の本に惹かれていて販売されている本にはない生の感情に触れている気がする。全然知らない人だけど文章が異常にオモシロいこともしばしば。ネットに耽溺するのではなく視野を広く持って生きたい。

8月12日
ポッドキャストをリリースしました。「本当は怖いKREVA」というテーマで話しています。みなさんがるKREVAに対する持っていイメージがどうなのか分かりませんが、歌詞や言動からどういう人なのか偏見含めて話しているのでファンの人は聞いてみてください。あとこのエピソードに合わせて「本当は怖いKREVA」「本当は怖いKREVA-証明編-」というプレイリストを作ってますので合わせてお楽しみください。

Podcast
本当は怖いKREVA   Apple music 
  Spotify

本当は怖いKREVA-証明編-   Apple music   Spotify


8月13日
図書館で本を返却。十年ぶりくらいにジーンズをUNIQLOで買った。ジーンズを着ると何となくありきたりな洋服感が出るという偏見の塊から履いてなかったけど実際に着てみると調子いいもんですね。

8月14日
連休のうち唯一の遠出として車で神奈川へ。レンタカー屋で9時に予約していたのだけど着いたら行列できていて結局1時間近く待たされるハプニングからスタートした。誰もブチ切れてなかったのが奇跡。
まず僕が行きたかった藤沢アートミュージアムへ。大山エンリコエンサイムの展示を見た。本を読んでからファンになったアーティストで初めて生で作品を見れて感動した。むちゃくちゃソリッドでかっこいい。ライティングとアートの境界線を揺蕩うモノクロのライン。


一番簡単に彼の作品が見れるのは表参道にあるJINSなので興味ある人はぜひ。併殺されていた長谷川路加の展示もついでに見て、絵画の修復にまつわる話が興味深かった。国立競技場のゲートに飾られている絵もこの人らしい。海が近かったので海鮮食いてーとなるもののお盆でどこも休み。おとなしく次の目的地のIKEAへ。結構人がいるのは想定していたけど、何よりも気になったのは人の距離感だった。商業施設には何度となく行っていたけど、ここでの距離感は異常だった。みんなめっちゃ近くにくる。過剰反応なのは理解しつつもコロナのせいでパーソナルエリアが広くなっている人は他にもたくさんいるのでは?と思う。各種雑貨を購入して帰路。車を返してから満たされなかった海鮮欲を回転寿司で満たした。

8月15日
ラップスタア誕生S4をABEMAで見た。今週を含めた3週間は予選通過の30名がひたすら紹介される模様。キャラ立ちしている人もいれば基本に忠実みたいな人もいてスタイルウォーズになっているのがオモシロい。完全に好みの話になってきている気もする。(前回優勝者の¥ellow Bucksはそういう意味で審査員全方向に目配りできるオールマイティタイプだった。)今回はどういう人が優勝するのか楽しみになった。あと審査する中でケーダブが年齢で落としたという話からのSEEDAのカウンターが最高。年齢なんて関係ない。あと日本語ラップでいえば5LACKのスタジオライブがかなりよかった。NPRのTiny desk 的ムードの中、初期音源のバンドアレンジが聞けて満足。とくにNEXTは最高最高だと思うよ。
 

連休中の個人的課題図書だった「くたばれインターネット」を読了。インターネットのこと真剣に考えて「てめえらはネット企業のふりした広告屋のつくったフォーマットに無料でコンテンツを提供して金を生み出すのに協力してるだけだから!」という趣旨の内容を延々と説明している小説、という歪な作品だった。あと数年前に行ったサンフランシスコに思いを馳せた。詳しくはブクログを参照ください。夜にF1見た後、相席食堂のM1出場者の回を見て笑いすぎて死ぬかと思った。

8月16日
連休最終日。毎日暑くて地獄、出かけるまで家でひたすらダラダラしていた。そのあいだに「バイトやめる学校」を読了。何かに隷属して働くことから自由になりたい、という気持ちをそっと押してくれる1冊だった。コロナの影響でますます企業で働く意味とは?みたいなことをよく考える中で、何か新しいことを始める最初の1歩がいかに重いか?そして重いと思っていたとしても実は思い込みなのでは?という部分が参考になった。夜、誕生日ディナーで資生堂パーラーの原宿へ。原宿駅が新しくなっており完全にお上りさん状態。パーラーは駅前の新しい商業施設の中にあって見晴らしがよく料理も美味しくて満足した。値段に対して得られる体験はリッチだった。


2020年8月11日火曜日

2020年8月 第1週

8月1日
奥さんの付き添いで代々木公園まわり散策後、渋谷で本屋とかレコード屋をふらふら。音楽を聞きながら1人で街をぶらつく、という体験が久しぶりで新鮮だった。本屋はピンとこず、HMVでレコード購入。Circles/Mac MillerとWhat Kinda Music Tom Misch & Yussef Dayes。Mac Millerは個人輸入しよかなと思っていたものの、結局このくらいの値段かかるから高ったけど思い切って買った。帰りに土用の丑の日にちなんで鰻をいただいた。ちゃんとしたお店で美味しいものを食べると感動する。感染しそうな空気がビシビシ出ていたので食べて終えて即時退散。CDプレイヤーの導入でCDを聞く楽しさを覚えたのでKREVA「心臓」を買った。「心臓」はストリーミングで歯抜けになっているしド名盤なので入手しておいた。F1予選、メルセデスが異次元の走りで圧倒された。

8月2日
大森まで買い物付き添い。スタバでコールドブリューレモネードを飲みながら。夏になったので、このドリンクのシーズン本番という感じ。立ち寄ったブックオフでサルベージ。気になっていた本が万引きしてすぐ売ったのかと思うくらいに超ピンピンで置かれていて、悩んだけど今回は他を優先して断念。F1の試合開始前にBLMの運動として膝をついて抗議。ハミルトンが主導していてメディアで膝つかない人に厳しく批判しているけれど、その気持ちもよく分かる。モータースポーツは裕福な家庭でないとなかなか選手になることが難しく色々スポーツある中でも白人の割合が極めて高い。そういった人たちが声をあげなければ世界は変わらないと思う。今シーズンのハミルトンはここまで圧倒的な走りを見せているのだけど反骨精神というか運動に連帯する気持ちがレースにも出ているのではないかと思う。今回のレースは0.1秒レベルで勝負している世界において、タイヤも相当シビアな運用しているのがよく分かるレースだった。最後まであきらめずに走り切ることが大切で大変。

8月3日
FLIP SIDE PLANETを聞いた。番組名が変わり最近はアルバムを1枚聞くという構成になっていて、それが新鮮で毎週聞いている。先週はクルアンビンの新しいアルバムでやっぱりかっこいいなーと再認識。今回のアルバムが一番好きです。

8月4日
「ナニカトナニカ」読了。大竹伸朗のエッセイはいつもかっこよくて背筋がピンとなるのだけど今回もそんな感じだった。こないだの舐達麻ではないけどクリエイティビティを刺激される内容なので何かしたい気持ちになった。

8月5日
「Time To Go/Yamada Yutaro」 を読了。個人のZINEで2000円という割と高かったのだけど内容が気になって買ってみたらオモシロかった。(想定がとてもしっかりしているしオールカラー)オススメの音楽のアルバムとそれを聞いていたシチュエーションを語ることで自分史を語っていく新しいスタイル。仮面浪人で二浪という過酷すぎる状況を音楽とともに乗り越えていて尊敬の念しかなかった。新たな音楽に触れるきっかけは色々あると思うけど個人のレコメンドが何よりも強いなと思った。ロックやエレクトロ系が中心で知らなかったアルバムがたくさんあったのでポツポツ聞いていきたい。


8月6日
CDプレイヤー導入に伴い、CDの整理作業を進めていてCDケースを購入。むき出しで床においていたものをジャンル別に収納してすっきり。DommuneでBEAMS主催のイベントが中継されていて、出演していたRAMZAのビートがどれもめちゃくちゃかっこよすぎた。あの独特のシャリ感が癖になる。そのあとCampanellaのライブも既存曲にしてもフローがビートでさらに進化しているような印象を受けた。

8月7日
Teamsで顧客とのウェブで初めて打ち合わせ。普段直接顧客と接することはないのだけど、ネガティヴ要素を伝える役目を押し付けられて登板。このタイミングで家の回線が激遅になってしまったこと、当社側の論点整理が全くできてなくて先方がオコだった。そういう状況でも自分のパートは何とか終えた。「30日のパスタ」というレシピ本を買ったので、それに載っているトマトとバジルのパスタを作ったら信じられないくらい美味しくて感動。インターネットで簡単に出てくるレシピとの格の違いを感じた。

8月8日
奥さんの誕生日プレゼントを見るために有楽町へ。その前にシズラーでランチ。関西ではなじみないけどサラダバーが有名らしい。このご時世なのでビニールの手袋してマスクして。調子乗ってステーキを食べたりしたら結構な値段になってしまった。。。あとシズラーのチーズトーストは名物らしくとても美味しかった。家で再現できそうだったのでトライしたい。そのあと目当てのものを見に行ったり、神田明神にふだを返したりした。何となくよった秋葉原の高架下施設が調子よかった。ビール飲んだりダラダラして最後に秋葉原のレコファンでCDをサルベージ。Illadelph Halflife/The Roots、Ego Death/The Internetをゲットした。CD売ったのに結局別の買ったら意味ない説。この日、BADHOPのアルバムで一番好きになった「Bayside Dream」のMVがアップロードされてた。ビートの躍動感とビデオの静的な感じのギャップがオモシロかった。やっぱめっちゃいい曲…


8月9日
「兵士たちの肉体」を読了。パオロ・ジョルダーノ2作目でオモシロかった。兵士たちの生活のリアルとその後の人生。今回もしっかりエンタメしていた。ここまで読んだのでコロナの本を次は読もうと思う。蒲田でダラダラ買い物。久々に本屋を真剣に見たけど全然フィールしない陳列のお店とこれは…!というお店が分かるようになってきた。奥さんとベラベラしゃべってたらエスカレーターのすれ違いざまに後輩に声をかけられてビビった。どこに誰いるか分からないものです。帰ったらエコバッグが届いていた。ビニール袋はもうもらえない時代なのでSNSで見かけて即買いしたやつ from 盛岡の本屋。少しでもご機嫌に暮らしたい。


夜、ポッドキャスト収録。1テーマでグイグイ系なので興味ある人は楽しいでしょうし、興味ない人はしんどいかもだけど楽しく収録できた。

2020年8月3日月曜日

2020年7月 第5週

7月27日
週の初めからZOOMを用いた研修。聞くだけの研修ではなくグループワークもあり、それを完全初対面の人と行う地獄のような研修だった。対面だとファシリテーターと書記って感じで何となく分かれていくと思うけど、ZOOMはお互いけん制をしているような状況が発生し沈黙が何度か発生して辛い。人見知りな僕が話をリードして発表してという事態になった。なんだそれ。アイスブレイクでグループ名つけさせておいて、結局元のグループ名(A,B,C…)で呼ぶなら最初からその時間は要らぬのでは? とか色々イライラしてしまった。そんな中でBADHOPが届いた。とりあえずCDを何周か聞いているけど、「Bayside Dream」が最&高で…トラップに限らないトラックのチョイスでフローは最新系というのがアガるポイント。エントリーが簡単になったがゆえにUSコピーのバッタもん溢れるHIPHOPゲームの中で格の違いがアルバムから伝わってきた。本作はJIGGがキーマンでそこで好みが別れる気がします。


7月28日
「素数たちの孤独」を読了。超絶怒涛のエンタメで読み終わったあとにタイトルを見ると読む前には沸かなかったなんともいえない感情が発露するタイプの小説で好きだった。
飲み屋に行くことも少ないので家で飲むビールに投資しており今回はVERTEREというところで買った。いわゆるジャケ買いだけど超おいしい。500mlで1000円だけど豊かな気持ちになれるので良き。

舐達麻の新曲のMVがYoutubeにアップロードされて、これまたとんでもなくかっこよかった。2020年の夏の手前の空気が全部真空パックされているように感じた。 あと釣りかもしれないけどコメント欄に彼らに触発されてMIDIパットを買ったという40歳女性の文章にグッときた。何かを作り出すのは尊い。

 
7月29日
KEIJUのアルバムがリリースされたので聞いていた。前作のEPが隠だとすれば今回は陽。ライブで盛り上がりそうな曲をしこたま入れてきた感じ。これでいい感じのバランスになりそうなのでライブを早く見たい。あと「フィンガーボウルの話のつづき」を読了。クラフト・エヴィング商會の本がオモシロかったので、その片割れである吉田篤弘氏の作品を読んでみた。この作品はエッセイと小説の狭間だったけど個人的にはエッセイを読みたい印象。

7月30日
「CDはオワコン、ワロタ」でストリーミング全盛の時代ですが、もろにCD世代なので「はい、そうですね」と安易に割り切れないのも事実な訳で。こないだ某大手中古ショップでCDを結構な枚数処分したものの、1枚1500円-3000円で毎月のように購入した思い出が二束三文で引き取られるのを見るのは辛い…レコードやテープはアナログ回帰の文化の中で若者の中でも再評価が進む中、CDだけが取り残されてしまっている。CDの再生体験をフレッシュなものにしよう!と思い立ち、発注したAmanda  musicのCDプレイヤーが到着。まるでレコードプレーヤーのような見た目に惹かれた。もともとはクラウドファンディング発信の製品でリターンされた当時は炎上していたようだけど、今は落ち着いて一般にも販売されるようになった。かなり新鮮。回っているのも見れるし、何よりCDの再生だけに特化してシンプルなのがいい。3.5mm-RCAケーブルでアンプに繋いで鳴らしているけど音も調子がいい。
ストリーミングは圧縮されたmp3/mp4で原理的にはCDの方が音が豊かなんだけど、それを体感する機会を自分で用意しないと分からないのであれば気にしないよね…という完全にこれぞ趣味って感じがする。

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#コンパクトディスク #CCCDP

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夜、山下達郎による配信ライブ。過去のライブ音源がストリーミングで配信されたのだけど、圧倒的な音質による新たなカルチャー体験だった。ライブ配信となるとどうしても見た目重視で動画のキレイさを重視しがちな中で音楽は音が命、という根本的な問いに向き合っている姿勢がかっこよすぎる…2部構成で1つはアコースティックライブ、もう1つは氣志團万博出演時の映像。特に前者のアコースティックライブがもう言葉を失うしかないクオリティ。もともとは会場の50人しか見れなかったものが配信で見れて感動した。中でも「What’s goin’ on」のカバーが時勢もあり胸が打たれた。氣志團のライブは竹内まりや登場というボムがありつつ。ラストのおまけで「Plastic Love」のカバーが披露されて悶絶。。。80年代だろうけど恐ろしい音の良さ。真面目に愚直にずっと仕事に向き合っている人が到達できる高みを見た気持ち。次回があるかどうか分からないけど、次もあればぜひ見たい。

7月31日
感染者数が爆発しまくりでどうなるのか。感染が収まる気配はないから自分で対策するしかない。とはいえどこまで自分でできるのだろうか?対策していれば大丈夫なのも、どこまでOKなのか分からないなというのが正直なところ。いつまで続くのか…と毎週言っている気がする。仕事終わりに図書館へ。マスクしていない徘徊おじさんがいて恐怖しかなかった。もういい加減飽きてきたので早くこのパンデミック終わってほしい。もしくはまともなリーダーが登場して欲しい。

2020年7月27日月曜日

2020年7月 第4週

7月20日
ここ数週間は仕事が忙しい。東京以外で働く人は活発な印象。
夏の魔物の会場変更が発表されて横浜アリーナに。もともと開催されないかもなーと思っていたけど、これは完全に行う意思の表れだろう。チケット持っていて感染リスクが少し頭をよぎったものの、このメンツ用意されて行かないという選択肢を選ぶことはできないのも事実…8月末にかけて少しでも収束して欲しいと思っていたけど、具体的な対策する気は見えないので拡大しまくっているのだろう。直前までどうなるか分からない。
NOONのTwitchチャンネルで黒衣のインタビュー&ライブを見た。「RISE OF」に至るまでの経緯を知れてオモシロかった。近い存在だったがゆえに迂闊に聞けないこともあったなーとか、当時のことを色々レミニスしつつ、オーソドックスさとフレッシュさを携えたライブはB-BOYイズムが溢れててかっこよかった。

7月21日
Men I Trustのライブ盤で夏が来た感、5億倍マシ。組織が大きいにも関わらずまともにリーダーシップを発揮している人を誰一人見かけない。決める人がいないことが辛いだなんて思う日が来るなんて…悪い意味で大人になった感じがある。
ベン・ラーナー「10:04」 読了。久々に重めの海外小説だった。「Back To The Future」をいい加減に見なければならないので今年中のタスクとしたい。

7月22日
夜、ポッドキャスト収録。音楽の話をがっつりした。Spotifyの良さを説かれてグラつく…フリーで使える範囲でとりあえずポチポチアーティストをフォローしたりしている。Release RadarとDaily mixの精度が異様に高くて好みを反映しつつ知らない曲も入ってくる塩梅が絶妙。あとジャンルごとに作ってくれるのもかなり良い…確かにこれならApple musicから移行するのもよく分かる。ただSpotifyはライブラリの概念がかなり希薄なので、ここだけ何とかなればベストなんだけども乗りかえ悩ましい最近です。
阿久津隆「本を読める場所を求めて」読了。本をどこで読むのかは永遠のテーマだと思うけど、そこについて真剣に考えることがたい大切だなと感じた。ただ自意識が過剰で同じ過剰者としては読んでてしんどい場面もしばしば。インターネットで見つけられたらアグレッシブに攻撃されそうな気配さえあるけど思うことはブクログに書いておいた。

7月23日
島田潤一郎「本屋さんしか行きたいところがない」読了。普通の流通では売ってないけど、これは本当に本好きな人みんながブチ上がる内容だった。さまざまな地元の本屋から見えてくる風景が愛おしく思えてくる。著者の欲を感じない落ち着いた文章がとてもかっこいい。本でも述べられているとおりAmazonを筆頭にしたネットショッピングとの闘いで本屋が勝てるとすればセレンディピティや発見を提示する必要があると思うし、実際自分が足を運ぶときも無目的にに本屋へ行ってそのときのフィーリングに合わせて本を購入するのがベストだと思う。この考え方だと高い確率でセレンディピティや発見を得られるのは古書店やブックオフなんだと思う。秩序がないことに価値がある時代なんだなというちょっとしたビジネス論までリーチしていて興味深かった。ブックオフ大学ともども超オススメ。
そして放出しましたポッドキャスト。国産グッドミュージックを紹介していますのでお聞きください。個人的にはShin Sakiuraが新しい出会いでブチ上がった。知らない才能がたくさんいる世界は豊か。


7月24日
スタバのフラペチーノ、桃のやつを飲んだ。生クリーム抜きにするとかき氷みたいになる、と教えてもらったのでQOLが上がりそう。週末になるとラジオ難民で何を聞こうかdigしているのだけども、SpotifyはAppleの純正アプリよりかなり見つけやすい。色々と見ていると1億総ポッドキャスト化が始まっているのを感じる。

7月25日
鶏舎の冷やし葱そばを食べに行った。数年ぶりの再会だったけど信じられないくらいに美味しい。食べながら家で作れないかなーと思うけど何味なのか、正体不明で最後まで美味しいので驚きしかない。


安部公房「砂の女」読了。教科書で壁を読んだ以来だけどめちゃくちゃオモシロかった。エンタメとしてのオモシロさがありつつスパイスとしての社会批評。これらのバランスがちょうどよくて楽しい読書体験。この日読んだもので一番刺激的だったのはGRAPEVINEの田中のエッセイ。文學界7月号で掲載されたものの転載されたもので同意しかなくて首がもげるかと思った。

7月26日
雨が降ったり晴れたり天気が不安定な日。徒歩30分かけて去年オープンしたらしい台湾の朝食屋へ。最近雑誌によく紹介されているらしく、それも納得の味だった。台湾にいかなくてもここで楽しめることを知れて良かった。自転車なら10分くらいだろうからテレワークのテイクアウトで使いたい。
連休最終日ということで音楽を聴きながらひたすら本を読んでいた。もともと出不精なんで平気だけど、一方で奥さんは毎日会社には出社しなきゃいけないのに休みは出かけるなという矛盾にしんどそう。もうすぐ7月も終わってしまう。

2020年7月26日日曜日

砂の女

砂の女/安部公房

 壁を学校の教科書で読んで以来に読んだ安部公房。エンタメとして抜群にオモシロかったし社会批評文学としても一級品だった。時代を超えて残っているからこその強度がある。昆虫採集を趣味にしている教師が主人公で、彼がそれを趣味にしている動機は新種を自分で見つけ出して自身の名前を刻もうと考えている。この設定にやるせなさがある。当然自分の好きな仕事につければいいけど、つけていないケースの方が相対的に多い。そんな中で趣味に没頭して少しでも自身のやりがい/尊厳を満たそうとするところに泣けてくる。また先生という職業に対する徹底的な冷めた目線の残酷さが強烈…以下引用。

じっさい、教師くらい妬みの虫にとりつかれた存在も珍らしい……生徒たちは、年々、川の水のように自分たちを乗りこえ、流れ去って行くのに、その流れの底で、教師だけが、深く埋もれた石のように、いつも取り残されていなければならないのだ。希望は、他人に語るものであって、自分で夢みるものではない。彼等は、自分をぼろ屑のようだと感じ、孤独な自虐趣味におちいるか、さもなければ他人の無軌道を告発しつづける、疑い深い有徳の有徳の士になりはてる。勝手な行動に憧れるあまりに、勝手な行動を憎まずにはいられなくなるのだ。

 自分が辛いからお前が楽しむのは許さないという、よく見かける負のループをここまで言語化しているのがかっこいい。(当然だけど教師に限った話ではない)お話の舞台が砂の穴という世俗から隔離された過酷な環境でそこから放たれる上記のような社会批評がいいスパイスになっている。話の基本は牢獄からの脱走ものなのでKUFUして何とか逃げ出そうとする展開は当然オモシロい。蟻地獄をメタファーなく砂を使いまくって描き切るこの胆力よ。あと話のオチも想像してない角度で驚いた。こんな自己顕示欲をコントロールできない人間が陥る末路として怖すぎる…たくさんのLessonが含まれている優れた文学。

2020年7月20日月曜日

2020年7月 第3週

7月13日
HAIMのレコードが届いたので爆音で聞く。これがテレワークの醍醐味。1人でいることに慣れてもはや会社に行く意味なんて何一つないのでは?というマインドセットになってきた。このアルバムは2020年ベストに間違いなく入る温故知新を突き詰めた最高のアルバム。レコードのセンターラベルが往年のコロンビア仕様なところもかっこいい。youtubeに上がっているライブがかなり良いのでオススメ。


情熱大陸のカレーレシピ第二弾に挑戦。あさりと鶏ひき肉のスパイスカレーで美味しくできた
シンプソンズがDisney+に入っているのでいつか契約するかと思っていたが、ついに今日入信した。FOXがHuluと提携してた頃やDVDとかで断片的に色んなシーズン見てきたけどシーズン1の第1話を初めて見て感動ひとしお。とりあえずはシーズン4まで見れるので粛々と全部見たい。

7月14日
無限に天気悪い。Go to travel キャンペーン地獄が毎日続いていてニュースを見るたびにげんなりする。一律中止にする必要はないと思うけど、たとえば岩手→秋田への移動などリスクは少ない訳で。だけど東京からいろんな都道府県に放出を促すのはどう考えても今ではないように思う。まともな議論ができない政権を選んでしまったのは我々でという、回りまわって責任が自分にあるのかと思うと辛い。
ラジオをもろもろと聞く。GERAというアプリで聞けるラランドのラジオが神回だった。楽しんごをゲストに迎えて色んなこと聞いていてめちゃくちゃラディカルな感じで地上波じゃ聞けない醍醐味があった。あと最近重たい読書の合間に村上春樹を挟むことが多く今回は「回転木馬のデッド・ヒート」を読了。 Lootaの曲で知って読んだ。とにかく読みやすくて知らないおじさんに立ち飲み屋で会ったとき聞く話みたい。

7月15日
友人と諸々やりとり。韓国のヒップホップの奥深さを知る。 JUSTHISのKillin Verseがめちゃくちゃドープ過ぎてヒリヒリした。MOMENTのアルバムにfeatで参加してるのも大好きやったけど英語字幕で意味を取りながら見るとさらにかっこよい。

 
仕事でこちらに丸投げ案件発生で露骨に態度に出してしまった。アンガーマネジメントは何歳になったらできるようになるのだろうか。夜、奥さんの好きなバンドのストリーミングライブをピザとビールをほおばりながら見たら満腹中枢と酩酊で死んだように即寝。

7月16日
夏はどこへ行ってしまったのかと思うくらい毎日寒い。韓国のHIPHOPやR&Bは好きなレーベルはあるものの、他はどこからDigっていいか分からなかったけど、とりあえずApple musicのプレイリストを聞き始めたらかっこいい曲のつるべ打ちで悶絶…HIPHOPが市民権を持っているとこんなにレベル高いんですか?という感じ。トラップ系だとラッパーのフロー/スピットっぷりがかっこいいし、R&Bはメロディが最高に気持ちいい。プレイリストに入っているEPやアルバムを軒並みライブラリに入れたので毎日楽しみたい。晩ご飯はコウケンテツのレシピでヤンニョムチキン。美味しくできた。簡単で美味しいのが正義。280人まで陽性者がきて陽性率も上がっていて、いよいよ感染拡大重大局面のように見える。

7月17日
新しいペダルが届いたので交換した。

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Made in Japan.

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一部銅メッキになっていて経年変化が楽しめます。ということなんだけどどうなのか。汚く錆びてしまような気もするけどピカピカの今はかなりかっこいいので満足した。自分で何でも交換できるのが楽しい。新しいのに買い替えようかとも思ったけどリペアしてくのも楽しいなんて思うのはもうおじさんなんでしょうか。エコだから若いのか。楽しければどっちでもいいか。

7月18日
ceroの配信ライブを見た。本来、日比谷野外音楽堂で行う予定だった日にそこでそのままライブして、その模様を録画して配信という新しいスタイル。配信系色々見ているけど一番好きだったかも。とくに実際の外の空気とのシンクロ具合がすさまじかったし、録画ならではの演出も素晴らしかった。一体いつになったらライブを見ることができるのだろう、と思いを馳せた。

7月19日
久しぶりに天気が良い。雨が一切降らないのは20日ぶりらしい。気持ちも軽やかになる。
Things Fall Apart/The Rootsを聞きながら自転車掃除した。アルカリ電解水+激落ちくんでかなりきれいになったけどキズが目立つのでそれをどうするか。古いヒップホップを聞いてみようという流れで久々にThings Fall Apart聞いたけど新鮮でかっこいい。有象無象の新譜にまみれる毎日なので、こういう旧譜を何らかルール(1週間に1枚とか)を作って聞いていくのは愉快な気もしている。
奥さんの付き添いでホームセンターへ。新しい草を買っていた。一旦家に荷物をおいて家系でラーメン食べて近所に新しくできたスギ薬局へ行ったりした。普段、まったく動いていないので疲労困憊になり死んだように眠る。夜のF1も途中まで見て寝落ちしてしまった。