2020年8月17日月曜日

2020年8月 第2週

8月10日
今年の12月に閉まってしまうHOTEL CLASKAにて宿泊。もう二度と来れないことに加えてコロナ禍で値段が大きく下がっていたので一番いい部屋に泊まった。結婚記念日のいい思い出になった。



夜はホテル近くのカリフォルニア料理屋で食べた。お客さんはまばらで飲食店の経営は本当に大変なんだろうなというのがビシバシ伝わってきた。ホテルへ戻りテラスでビール飲んで就寝。

8月11日
昨日のうちに買っておいたバインミーを朝食で食べる。パクチーだけでなくて色んなハーブが入っているのとレバーのパテがとても美味しかった。チェックアウト時間のギリギリまでダラダラ。持っていっていたAPIEDという小冊子を読み終えた。京都のカフェの方が自主出版していて、様々な作家をテーマに色んな人が寄稿している。この装丁の美しさよ…


僕が買ったのはジョージ・オーウェル「動物農場」「一九八四年」特集。作家や作品に対する批評、2作品から見える今の社会の情勢、はたまたインスパイアされた小説まで。ジャンルレスに色んな人が語り倒しているところが読み物として心地よい。ワンテーマの文芸誌といった感じ。最近はこういった自主出版の本に惹かれていて販売されている本にはない生の感情に触れている気がする。全然知らない人だけど文章が異常にオモシロいこともしばしば。ネットに耽溺するのではなく視野を広く持って生きたい。

8月12日
ポッドキャストをリリースしました。「本当は怖いKREVA」というテーマで話しています。みなさんがるKREVAに対する持っていイメージがどうなのか分かりませんが、歌詞や言動からどういう人なのか偏見含めて話しているのでファンの人は聞いてみてください。あとこのエピソードに合わせて「本当は怖いKREVA」「本当は怖いKREVA-証明編-」というプレイリストを作ってますので合わせてお楽しみください。

Podcast
本当は怖いKREVA   Apple music 
  Spotify

本当は怖いKREVA-証明編-   Apple music   Spotify


8月13日
図書館で本を返却。十年ぶりくらいにジーンズをUNIQLOで買った。ジーンズを着ると何となくありきたりな洋服感が出るという偏見の塊から履いてなかったけど実際に着てみると調子いいもんですね。

8月14日
連休のうち唯一の遠出として車で神奈川へ。レンタカー屋で9時に予約していたのだけど着いたら行列できていて結局1時間近く待たされるハプニングからスタートした。誰もブチ切れてなかったのが奇跡。
まず僕が行きたかった藤沢アートミュージアムへ。大山エンリコエンサイムの展示を見た。本を読んでからファンになったアーティストで初めて生で作品を見れて感動した。むちゃくちゃソリッドでかっこいい。ライティングとアートの境界線を揺蕩うモノクロのライン。


一番簡単に彼の作品が見れるのは表参道にあるJINSなので興味ある人はぜひ。併殺されていた長谷川路加の展示もついでに見て、絵画の修復にまつわる話が興味深かった。国立競技場のゲートに飾られている絵もこの人らしい。海が近かったので海鮮食いてーとなるもののお盆でどこも休み。おとなしく次の目的地のIKEAへ。結構人がいるのは想定していたけど、何よりも気になったのは人の距離感だった。商業施設には何度となく行っていたけど、ここでの距離感は異常だった。みんなめっちゃ近くにくる。過剰反応なのは理解しつつもコロナのせいでパーソナルエリアが広くなっている人は他にもたくさんいるのでは?と思う。各種雑貨を購入して帰路。車を返してから満たされなかった海鮮欲を回転寿司で満たした。

8月15日
ラップスタア誕生S4をABEMAで見た。今週を含めた3週間は予選通過の30名がひたすら紹介される模様。キャラ立ちしている人もいれば基本に忠実みたいな人もいてスタイルウォーズになっているのがオモシロい。完全に好みの話になってきている気もする。(前回優勝者の¥ellow Bucksはそういう意味で審査員全方向に目配りできるオールマイティタイプだった。)今回はどういう人が優勝するのか楽しみになった。あと審査する中でケーダブが年齢で落としたという話からのSEEDAのカウンターが最高。年齢なんて関係ない。あと日本語ラップでいえば5LACKのスタジオライブがかなりよかった。NPRのTiny desk 的ムードの中、初期音源のバンドアレンジが聞けて満足。とくにNEXTは最高最高だと思うよ。
 

連休中の個人的課題図書だった「くたばれインターネット」を読了。インターネットのこと真剣に考えて「てめえらはネット企業のふりした広告屋のつくったフォーマットに無料でコンテンツを提供して金を生み出すのに協力してるだけだから!」という趣旨の内容を延々と説明している小説、という歪な作品だった。あと数年前に行ったサンフランシスコに思いを馳せた。詳しくはブクログを参照ください。夜にF1見た後、相席食堂のM1出場者の回を見て笑いすぎて死ぬかと思った。

8月16日
連休最終日。毎日暑くて地獄、出かけるまで家でひたすらダラダラしていた。そのあいだに「バイトやめる学校」を読了。何かに隷属して働くことから自由になりたい、という気持ちをそっと押してくれる1冊だった。コロナの影響でますます企業で働く意味とは?みたいなことをよく考える中で、何か新しいことを始める最初の1歩がいかに重いか?そして重いと思っていたとしても実は思い込みなのでは?という部分が参考になった。夜、誕生日ディナーで資生堂パーラーの原宿へ。原宿駅が新しくなっており完全にお上りさん状態。パーラーは駅前の新しい商業施設の中にあって見晴らしがよく料理も美味しくて満足した。値段に対して得られる体験はリッチだった。


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