2019年8月1日木曜日

2019年7月 第4週

7月22日
Resavoir/Resavoirを聞きながら出社。


橋本徹のミックスで知ったシカゴのJazzグループ
バンドリーダーのWill Millerはサックスプレイヤーで
WhitneyからA$AP ROCKY、
Mac Millerの作品にも参加しているらしく、
その辺を通過した新しいジャズ/ソウルとしてかっこいい。
日本人のSen Morimotoがfeatで参加しているのもアツい。
この曲では英語でラップをしてるけれども。
夜はひたすら日記を書いてた。

7月23日
By The Ocean/marterを聞きながら出社。


いつの間にか和製John Mayerになっていた。
Jazzy sport周りから離れて、しっかりと売れ線へ。
言葉を選ばなければセルアウトなんだけど、
悲しい気持ちというかHIPHOP/R&Bのフィールドでの
活躍が見たかったのが正直な気持ち。
アルバム内でいわゆるブラックなノリを感じる曲が
ほとんどないのも寂しい。
汲み取るとすればラバーズチューンかな?というぐらい。
とはいえ歌は最高だしBGMとしては5億点。
がっつり金を稼いだのちに彼が好き放題、
やりたいことをやったアルバムを聞いてみたい。
Supreme Season 1.5/GRADIS NICE & YOUNG MAS も聞いた。


悪くはないのだが、、、という気持ち。
別に最先端のアプローチをしていたわけではないのに、
どことなく古いというか近過去というか。
それは彼が亡くなったということを認識していることによる、
僕のバイアスかもしれないけれど。
彼が生きていてこのアルバムでOKを出していたのか?
という疑問が頭にチラついてしまった。
jjjとの曲は好きだったんだけどなー
とにかくやっぱり亡くなってしまったことが悲しい。
会社帰りに2ヶ月ぶりくらいに髪を切った。
梅雨入りが遅かったので何とかゴマかしてスタイリングしてたけど、
極度の湿度は天パの天敵なので切って超サッパリした。

7月24日
block FMを久々に聞いた。AKLO+NORIKIYOがゲスト。
どうしてもアルバムに乗り切れなかったので、
インタビューを聞けば何か好きになれる糸口があるのでは?
と思いつつ聞いてみるものの特に進展なく。。
スタジオ3日間で作成したけどインスタントではない、
の意味がよく分からなかった。
5年前ならOKライン余裕で下回っていたのでは?
と思わざるを得ない。
このアルバムから2人のことを好きになって欲しいのか、
それとも古参のファンに向けているのか、
どっちにも振り切れていないから刺さらないというのが
インタビュー聞いた上での結論だった。
仕事帰りにJanel Monáeを見にお台場へ。
Zepp diversity で見れるだなんて、
今の彼女の知名度からしたらありえなくて、
どんなんだろうと楽しみにしていた。
総合エンターテイメントとしては
今年ベストだったことは間違いない。
Dirty Computerの曲を中心に約1時間半、
踊りっぱなし、歌いっぱなし。
フルバンド+ダンサーという豪華な編成と
繰り返される衣装早着替えなど
常にステージに釘付けだった。
ライブはもちろんのこと合間に挟まれる
スピーチの雄弁さにめちゃくちゃ心打たれた。
社会を見ていると、多くのことがなぁなぁで、
長いものに巻かれる中で、
やっぱり自分の主張をしっかり持つことが
いかにHIPHOPなのかを目の当たりにした。
観客を巻き込んだギミックがあったんだけど、
そこに溢れるポジティブなバイブスに
めちゃくちゃクラったんすよね。
世の中には色んな人がいるけど、
この夜、この場所にいた人達が
一晩の間に共有した空間の愛しさがあった。
音楽的に言えば全体的には80sオマージュがありながら、
dedicated to Princeな瞬間があったり。
衣装がJanetを意識していたり?とか。
やっぱりDirty Computersが
決定打だよなーと思えるライブだった。
僕が彼女の存在を知ったのはblastで川口真紀さんが
The ArchAndoroidのレビューを寄せた頃で、
まさかハリウッド女優になってるだなんて
想像もしない頃だった。
古くから知っているということで
マウンティングしたいわけではなく、
自分の好きなことを突き詰める大事さを感じた夜。

7月25日
Janel Monáe を巡るポリコレラインについて
朝から考えさせられるタイムライン。
東京の女の子どうした?のくだりは
ゲロ吐くくらい気持ち悪いけど、
ステージに登壇した白人の人が
ゲイと断定するのは偏見だというのは
行き過ぎなポリコレな気もしてる。
僕が帰りに遭遇したライブ帰りの人は
LGBTQの人なんだろうなと
こっちが勝手に思える人が多かった。
これも偏見でしかないのだけど。
とてもunityな空間だったのに終わった後に
SNSで断絶してる様を見せつけられるのは辛いなーと思った。
SNSのダークサイド。通勤時いつも通り東京駅から歩いてたら
OMEGAプレゼンツで東京オリンピックまでの
カウントダウン時計が突如登場していた。
CM然りオリンピック宣伝が多過ぎて
テレビ見るたびに辟易してるけど
現実にも侵食してくるのか。。と思った。
夜は前会社の人の送別会。
僕がいたのは実質2年強だったけど、
ここで出会った人たちが東京に出てきて良かったと思える
諸先輩方に出会えた場所だった。
何も隠さずに自分の好きなものを
共有できる空間がいかに大切かということを
今の会社にいるからこそ余計に尊く感じる。
今日も最近の新譜が何がいいかとか
ストリーミングとの付き合い方など
身になる話山盛りだった。
個人的にぶち上がったのは
2000年代日本語ラップのバイヤーの方の話を聞けたことだった。
当時の様々な雰囲気について話を聞けて興味深かった。
酔っ払った勢いでTSUTAYAで
山ほど日本語ラップをレンタルして帰宅。

7月26日
Jheeze/Lauren Faithを聞きながら出社。


イギリスのSSWでKaytranadaと
Craig Davidのカムバック曲を書いた人らしい。
3曲のシングルでタイトル曲が一番好きだった。
もう1枚聞いたcrwn  & August Wahhも
良いバイブに溢れまくりで最&高。
フィリピンのビートメイカーとシンガーのコラボEP。


2つともApple music側からのご提案で、
毎週新譜をレコメンドしてくれるプレイリストで知った。
レコメンド機能はSpotifyが充実しているともっぱら巷の噂で、
惹かれるところもありつつローカルのデータを
クラウドにアップロードさせてくれる、
Apple Musicから離れられないでいる。
プレイリスト文化とか考えると完全にSpotifyなんすけど。
夜、ポッドキャストを収録。
ゆるい感じになって聞きやすいエピソードになったと思う。
どうでもいい話が実は一番オモシロかったりするなー
というのはラジオのあるある。

7/27
Right nowをNETFLIXで鑑賞。


Master of Noneで大好きになったAzizのスタンダップコメディ。
スタンダップはもろにアメリカンジョークなノリで
分からない部分が多かったりして
敬遠してたんだけど見てみたら、
めちゃくちゃオモシロかった。
ポリコレに対する牽制の仕方がとんでもなくwitに富んでいて、
べしゃりスキルが本当に異常だし、
客いじりのスキルが半端ない。
(シンプソンズのアプーのくだりで大きな声で笑ってしまった)
完全に口が悪い人間なんだけど、
それをエンタメに消化して皆の心の風通しを良くする、
コメディアンとはこういうことなのか!
と初めて思ったのでNETFLIXにあるスタンダップコメディを
色々見てみたいと思えた。
買い物のついでに、いつものうどん屋で
冷やしぶっかけ+天ぷらキメて。
帰ってきてからは日記を書いたり
Podcastの編集したりしていた。
昨日のPodcastで韻の話になって
かつてのKick The Can Crewの
Littleがいかにヤバいかという話になり、
聞き始めたら記憶の蓋が開いてしまって、
昔のアルバムを歌詞を追いながら韻に注目して聞きまくっていた。
時間になったので新幹線で大阪まで移動。
本を読むモードで積ん読もエグいので
移動中はずっと本を読んでいた。
大阪について実家帰ってF1ドイツGP予選を見て就寝。

7/28
だらだと起床して昼間に会食。
無事終了したので心斎橋まで移動して
リロ珈琲でアイスコーヒーとメロンソーダ。
心斎橋を適当にぶらぶらしたけど
特に行くところもないので早めに京都へ移動。
大阪に住んでいたころは、
ほとんど京都に行ったことなかったけど、
大人になってからの方が京都に行っている。
今回のホテルは豪勢でBlade Runner感があって良かった。
夜は特に調べてなかったのでホテル周辺で、
クラフトビール飲める店を探してグビグビ飲んだ。
ご飯も美味しいしビールも美味しい。
青森のIPAでどことなくリンゴの香りがした。
このお店にいたるまでの間に
ベトナム料理屋の前を通りかかったのだけど、
そこで某京都の有名ミュージシャンが飲んでいるように見えた。
ミーハー精神を発揮して2軒目で行ってみたら、
まだそこにいて間違いなく、その人だった。
この偶然マジですごいなという話をしながら食べた、
生春巻き、ベトナム風肉吸い、レモングラス炒飯。
どれも信じられないくらい美味しかった。
大満足してたら店長らしき人がきて、
さっきそこにいた人は…な話をしてくれた。
とても気さくなおじさんで、ご飯も美味しいし
もし今度京都に来たら再訪したいくらい良い店だった。
ホテルに戻って1日の疲れを取りつつ、
F1を見ながら、いつのまにか寝ていた。

7月29日
9時過ぎに起床。
朝食がついてないので純喫茶へ。
フレンチトーストとタマゴサンドをいただいた。
月曜日なので日本の人よりも海外の観光客の人が多かった。
とても美味しかったし何よりも雰囲気がよかった。
そのあと二条城へ行った。
大学生の頃にボーイスカウトで
海外のスカウトのアテンドで来て以来だから10年ぶりくらい。
地味な城だから当時は魅力が分からなかったけれど、
庭園の感じにグッときた。しかしとにかく暑い。
京都が暑いのか、そもそも暑い日なのか。
昼は近くにあった蕎麦屋でざる蕎麦 with 生ビール。
平日昼間に飲む酒がこんなに美味いのはなぜだろうか。
絶対的な美味さに加えて、皆が汗水かいて働いている中、
優雅に酒を飲むという相対的な美味さが加わっている。
蕎麦を食べたあとは買い物を色々した。
京都はそこまで人いないし、良いものが多いので楽しかった。
大阪にいるときは全然気づいていなかった魅力があった。
歩きまくりでへろへろになって東京へ帰還。
明日から仕事かと思うと憂鬱だし、
しかも午前中胃カメラがあるのもあり、
そわそわしながら就寝。

7月30日
午前中、人生で初めての胃カメラ。
先々週ぐらいに胃が痛くなり、
薬を飲んだけどあんまり良くならなかったので、
胃カメラをその場で予約したものの、
徐々に改善して胃痛は治っていた。
だけど人生経験の一つとしてオモシロそうと思い、
初めてトライしてみたという経緯。
麻酔ありますと聞いていたので、
どんな麻酔が、、、と思ったら
口にスプレーされてそれを飲み込むことで麻酔になるらしい。
舌はビリビリするけど効いているのかと謎なまま、
胃カメラをさっくりブッ込まれた。
えづいたりすることなかったけど、
異物がぐいぐい体に食い込んでくる感覚は
初めてのものだった。
胃の中は特に問題なく、あっけなく診察終了。
予想以上に早く終わったので
家でポッドキャストをアップロード。
身近な話が多くなっているので是非に。
Spotify
Apple podcast

7月31日
毎日たくさん新譜をチェックしているのだけれど、
ブログに書ききれず追いついてない。
毎日新しいアルバムを聞いているのだけど、
なかなか繰り返し聞くという作品には出会えていないのが現状。
Chance The Rapperのアルバムがあまりピンと来なかったのが、
時代を象徴しているというか、
飽きるのが速くなっているんだなと強く感じた。


60分超えのアルバムを1枚聞き通す体力がなくなっている。
やっぱ30分くらいのアルバム、EPをバンバン聞くのが好き。
31日だから31アイスクリームを食べた。
最寄駅は小さいにも関わらず、なぜか店舗がある。
アイスを食べた後に中華料理を食らい、
ビールを飲むという暴飲暴食をかまして
7月が終わっていった。

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