2015年11月10日火曜日

We Are Perfume World Tour 3rd Document



Perfumeのドキュメンタリーで、
彼女達のライブの演出を手掛けている
真鍋大度氏もプッシュしていたので見てきました。
正直カワイイ姿とかっこいい音楽を爆音で聞ければ
それでいいや〜ぐらいの気持ちで見たんですが、
彼女達が持つ底抜けのポジティブさ、
世界を丸ごと肯定し前進するエネルギーが
めちゃめちゃ眩しくて、とても良かったです!
僕は熱狂的ファンという訳ではなく、
1st, 2nd アルバムあたりはよく聞いてたぐらいです。
こんなニワカでもぶち刺さる人間力、
Perfumeの魅力がてんこ盛りでした。
内容としては台北から始まり、
最後はアメリカまで回る世界ツアーに密着したもの。
本作は掴みが抜群で、
真鍋大度氏のRhizomatiksが映像を手掛けた、
SWSXの超弩級のライブシーンから始まるんです!
これを大きいスクリーンで見れただけでも、
見るに値する作品だと思うし、
このシーンからのタイトルまでの流れは最高最高!
いわゆる「ザ・ドキュメンタリー」な作りで、
ナレーションが入りながら、
ツアーのライブとその前後の様子で作品が進んでいきます。
アイドルのドキュメンタリーといえば、
AKB48シリーズがありますが、
あれは圧倒的な外圧に対して若い女の子達(アイドル)が、
ギリギリのところで持ちこたえるのを
見るという楽しみ方だったと思います。
(よく言われますが残酷ショーの形ですよね)
Perfumeもアイドルという大きな括りに入ると思いますし、
統率の取れたステージングから、
大人によるコントロールが行き届いた印象を持っていました。
しかし、本作で映る彼女達の姿は全く逆で、
アイドルではなく間違いなくアーティスト。
ライブ終了後には振付師のmikiko氏と4人で
ひたすらダメ出ししてライブをブラッシュアップしていく。
ライブ全体の曲編成しかり、曲の始まり方、終わり方まで、
妥協することなくライブが良いものになるよう、
努める姿はあまりにも眩しくてかっこいい!
そして、その姿勢に対してスタッフの皆も応えていき、
ライブが1つの総合芸術であることが
よく分かる作りになっています。
一切弱音を吐かない、スタッフへの感謝の気持ちを忘れない、
常に最善、最高を目指す姿勢、お客さんを大切にする…
神か!!!と何度も思いました。
ドキュメンタリーなので恣意性を排除できないのは当然ですが、
ツアーの合間のプライベートでの様子を見ていると、
彼女達は心の底から真っ直ぐなんだろうなと。
ひねくれオジさんの僕もやることやらな!と心底思わされました。
ライブ映像もかなり入っていて、当然むちゃかっこいい!
ダンス、映像、音楽の総合芸術としての
クオリティがハンパじゃね〜
海外のファン達のブチ上がり具合も愉快で、
かっこいいものは言語を超えて伝わるものがあるんだなーと。
初めの方はナレーションあることで
割と客観的に見ることができていたんですが、
NY公演あたりで没入して
ラスト打ち上げシーンで号泣してしまいました。
(打ち上げ参加してる気分で拍手しそうになった。)
たられば言っている場合じゃなく、
ソッコーでこの映画を見て
前向きな人生をget backするべき!

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