2019年10月1日火曜日

2019年9月 第4週

9月23日
先日発注したnanokey 2が届いた。


おもちゃみたいでかわいくもあり黒鍵はイカしている。
早速繋いでableton liveで使ってみると楽しい。
打ち込みのベースだと味気ない感じだったけど、
手で入力すると躍動感出て良くなったかな?
音楽的に正解なのか?をすごい考えてしまうけど、
自分のラジオのジングルだし、
自分の耳を信じようということで。
そのあと鍵盤入れたりしたけど、
どうにも落ち着かないので
代わりにSEを入れて展開ある感じにした。
とりあえずこれで完成とする。
nanokey2で十分だなと思ったので、
家で置物と貸しているKORGのシンセサイザーを
人生で初めてメルカリに出品。売れてくれ!!
そのあとは家でだらだらと本を読んでいた。

9月24日
三連休明け。Retropolitan/Skyzoo & Pete Rockで出勤。


漢と書いて「オトコ」と読むタイプのサウンド。
Homegrownのベースで引っ張る感じも好きだし、
Eastern Conference All Starsの最強感、
これ聞きながら街を歩いていたら
自分が一番強いと感じるようなサウンドが最高。
Pete Rock御大も自らマイクを握っており、それまたアツい。
ラウドなHIPHOPは定期的に浴びないとなと思う。
帰りはEssentials/Erika de Casierを聞いていた。


大阪、東京で来日公演があるらしく、
ビートメイカー周りの方々の情報で知ったけど、
めっちゃ好きな感じ。
声細いけど2000年代風味のR&Bトラックとの相性がマジ最高。
Natal Zaksというハウスのプロデューサーが作っているからか、
キックがめっちゃ重い感じで好き。
しかもデンマークの人っていうんだから驚くしかない。
本当にボーダーレスで実力さえあれば世界に届くんだなーと。
夜、家でかけながら小躍りしてお酒でも飲みたい。
帰るとprime wardrobeで頼んだ仕事用のスニーカーが到着。
サイズ違いで3足届いて、適切なサイズのやつだけ引き取って、
残りは返却すればいいというのは超便利。
スニーカーショップでサイズ用意してもらって、
みたいな煩わしさが全くないから。
今回買ったのはReebokのレザースニーカー
見た目が革靴っぽくて擬態できるのでおすすめ。
外仕事皆無なのでジーパンTシャツで働かせてくれや。

9月25日
I can’t even speak English/Husky loopsを聞きながら通勤。



レコ屋の先輩の情報を元に知ったんだけど、
ごちゃ混ぜ系で好きだった。
Post MaloneがHIPHOPにロックを持ち込んでいるように、
彼らはロックにHIPHOPを持ち込んでいる。
ジャンルレスであればあるほど耳に止まるので、
このタイプは今一番好きな音楽。
とくに響いたのはEnemy is yourselfという曲で、
すぐ人のせいにしたり、
仮想敵を作って憎悪をこしらえる人間としては、
結局それは自分自身が敵なんですよ、
と言われる歌詞で刺さった。
今日も今日とて重たい案件の処理に追われながらも
早々に退社しておじさんと八重洲で飲酒。
東京に転勤するかもしれないらしい。
適当に色んな話をしたのち、
颯爽と新幹線で神戸へ帰っていった。
帰ってからPrime videoでFree Meekを見始めた。



もともと好きなラッパーでちょっと前に刑務所入れられて、
その理由がひどい!ということでFree Meekムーブメントがあり、
それに関するドキュメンタリー。
ぼんやり概要を知ってはいるものの、
ドキュメンタリーとしてMeek Millのキャリアを振り返りながらの
話の展開になっているので、めちゃくちゃオモシロい。
Prime videoでこの内容ができるということは、
やっぱりHIPHOPはUSではメインカルチャーなんだな
という当たり前の事実に思いを馳せた。

9月26日
今日はテレワークで怒涛の新譜チェックしながら仕事。







最近は新しい音楽に全く不自由しない、
むしろ全部聞けないぐらいの感じなので忙しくて仕方ない。
間違いないのはJoe Armon Jones
Ezra Collectiveのメンバーのソロワークで、
昨年リリースからまたアップデートされたサウンドで今回も好き。
Ezraは完全にJazzだと思うけど、
ソロのときはJazzよりもソウルとかファンクにもう少し寄っていて、
その辺りのバランスが個人的には一番好き。
今回だとGnawa Sweetとか。
Clairoが結構衝撃で女性シンガーの
ギターポロロン系と思っていたら、
ドラムの音が打ち込みで重たくなっているという、
新しい形でのロックmeets HIPHOPな仕上がりで驚いた。
とくにCloser to you はオートチューンと808で
材料はHIPHOPメインど真ん中なのに、
出来上がってくるサウンドの違いに驚いたし、めっちゃかっこいい。
この丁寧なレビューによると、
元Vampire WeekendのRostam Batmanglijがキーマンらしい。
HAIM のSummer GirlのProduceにも携わっているみたいで、
今年はキーマンぽいので要チェック。
夜、サイコパスの言葉を読了。

サイコパスの言葉
サイコパスの言葉
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前に商品券がダブついていたので買ってから積ん読していて、
マインドハンター見終えてから読み始めた。オモシロかった。
凶悪殺人犯をサイコパスとサヴェッジで分けて語られていて、
サイコパスは人の心理操作に長けている殺人鬼で、
サヴェッジはただただひたすらに野蛮な殺人鬼。
色んなタイプの殺人鬼が紹介されて、
その人たちのエピソードを紹介しつつ、
著者がどのように接したのかも合わせて書かれている。
この本が怖かったのは自分もそういった側面があるかも…
と思わされるところ。
その一方で残念だったのは著者のサイコパスに対する態度。
当然最悪で狂気じみた犯行をしているので、
到底許せないのは分かるんだけど、
犯人に感情的な側面を見せているのがちょっと。。。
客観とまでは言わないけどクールにいたほうがかっこいいなと思う。
とはいえマインドハンター見た後だったので、
サイコパスの心情分析に関する話は興味深いことの連続で
思った以上にサクサク読めてオモシロかった。

9月27日
午前休み。住民票を取るために近所の出張所まで歩いている最中、
500mlのストロングゼロを一気飲みしているおじさんを見かけて、
今日もこの街は平和だなーと思った。(平和の定義は人による)
住民票取って不動産手続きのため青山へ。
結婚に伴う手続きで訪問したのだけど、
アパートの騒音問題の話題に終始していた。
道中、聞いていたのはReach Out/Peyton



この辺りのR&Bはアメリカに有象無象でいるのだな、
ということをストリーミング時代だからこそ知ることができる。
オーソドックスが正義だなと最近は思っているので良かった。
もう1つ聞いていたのはSummer 3000/Hannes
Apple musicのレコメンド。



スウェーデンのアーティストで、
Blonde/Frank Ocean以降のインディーロックと思えた。
思ったより早めに不動産の用事が終わったので、
丸善本店でぶらぶらと本を物色して増税前の買いだめ。
HIPHOP、秋、読書。といったラインナップ。



夜、お世話になった上司の壮行会。
席の巡り合わせが悪く、自分の話したいおじさんばかりで、
マジでどうでもいい話をひたすら相槌打っていた。
来月から完全に自立して仕事せねばならないので、
気合い入れて仕事と向き合いたいと思っている。
帰宅したのち、ポッドキャスト収録。
3ヶ月に1回の日本語ラップの話。
今回はリリース量がとても多く、
色々と話すことができてオモシロかった。

9月28日
昨日遅かったのでゆっくりとした朝。
Free Meekを見終えた。
Meek Mill側の視点での保護観察制度の問題点について、
知ることできて勉強になった。
その不遇の制度に振り回された結果、
ラッパーとして一皮も二皮も剥けて、
さらにスターダムにのし上がって行く。
そら皆好きになるよな〜ということも知れて良かった。
Drakeにbeefでボロカスにやられて、
Nicki Minajに振られて、逮捕されてという、
不遇の境遇に追い込まれているにも関わらず、
何度でも音楽とともに這い上がってくる。
同い年のラッパーでMixtape時代の申し子の1人が、
こんな風に戦っているのがめっちゃかっこいい。
Meek Millの曲を聞くときは
ハイトーンで前のめりな感じのフローが好きだな
としか思ってなかったけど、
今回のドキュメンタリーで歌詞を対訳付きで知ると、
サグい中にリリシズムあり、って感じなので、
その辺もやっぱり注目して聞かなきゃなーと思った。
蒲田のカレー屋でお昼ご飯、まぁまぁの味。




旅行先とか出先で頻繁にコーヒー豆を買っているんだけど、
ついになくなってしまったので、久々にスタバで豆を買った。
普段アプリで支払いしているので、
特典として700円引きがあったので使った。
スタバの豆、めっちゃ癖強いから別の豆をどこかで買いたい。
帰って来てからラグビー日本代表の試合を
なんとなく見ながら本を読んでいたら、いつのまにか寝ていた。
後半からまた見始めたら、なんと勝った!
自分たちしか信じてなかったという言葉の強さに感動した。
他人がどうこう言おうがI don’t give a f*ck.

9月29日
昨日から読み始めたRの異常な愛情を一気に読了。


Rの異常な愛情 ──或る男の日本語ラップについての妄想──
R-指定
白夜書房
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めちゃくちゃオモシロかった。
R指定というラッパーが好きか?と言われたら、
うーん、とずっと思っていて、
好きになる要素は揃っているはずなんだけど、
やっぱりCreepy Nutsの音源がどうしても好きになれず…
この本はR指定がラッパーの視点から、
先輩ラッパーたちのラップスキルを語り倒すという内容。
ラッパーがラッパーをスキルの観点で語るというのは、
野暮といえば野暮なんだけど、リスナーとしては
そういう視点で聞いてるんか〜と勉強になることばかり。
本当に日本語ラップを愛し尽くしている男!
という言葉がふさわしい。
さらにこの本の大事なところは
R指定が先輩のラッパーについて語れば語るほど、
彼のラッパーとしての矜持が浮き彫りになるところ。
なんでこんだけのinputしてるのに、
Creepy Nutsのoutputはこれなの?
という疑問への回答が明確になっている。
(ほとんどダイレクトに回答している場面もあった)
この本を読み終えた今では彼が自分自身を客観視して、
自分ができる音楽や活動を考えているんだなと分かった。
年齢でいうと4つ違いなんだけど
最初に通って来ているものがあまりにも一緒すぎて、
特にRhymesterのウワサの真相で救われた経験の話を
現実社会で初めて耳にした。
僕が中学生の頃、天パに苦しんでいたとき、
宇多丸師匠のバースを繰り返し聞いていたことをレミニス。

外野のヤジは聞くにほとんど値しない
コンプレックス マジ脱したい?
なら他人の評価なんてのは それこそ時代次第

R指定のこと好きでもない人こそ必読。
彼の視点とは別でもっと音楽的な観点で話している、
自分のポッドキャストをアップロード。
日本語ラップ好きには刺さると思っているので、
好き者の方はぜひ聞いてみてください。
あと今回からジングルをつけているので、
そちらも聞いてみてください。


午後買い物に出かけたけどエグめの寒暖差で、
体調が悪くなったので速攻で家に帰って少し仮眠。
回復したのでdancyuに載っていたカレーのレシピで
キーマカレーを作った。水分の飛ばしが足りなかったからか、
味が薄くなってしまったけど何とか調整したら美味しくなった。



メルカリで出品していたキーボードが売れた!

当初よりディスカウントしたけど、
意外にも売れるんやなーという成功体験。
とはいえ、サイズがサイズなので
これからパッキングをどうするかという課題は
まだ残っているのだが、、、
Bachelor S3見て就寝。同情するなら金をくれ。

9月30日
上期最終日。黙々と仕事して
明日からの自立に不安を寄せつつ退社。
この日は1日中、7/Saultを聞いていた。



詳細が謎のバンドで前作の5が出たとき
Liitle Simzがインスタにポストしたことで広まっている模様。
5がデビューアルバムで、7がセカンド。
サンプリング感とバンド感のミックスしているバランスが
ちょうどよくてずっと聞いてられる。
このぐらいシンプルな音楽でカッコ良く聞かせられるのは、
何か秘訣があるのかもしれないけど、
その要因は未だ分からないけどグルーヴの海に身を委ねていた。
帰ってから増税前に購入しようと思っていた、
iPadについてあれこれ悩む。
airなのか、第7世代なのか…?
色々ググった結果、
メモリが3GBとなり増量されていたので
第7世代のiPad128GBを23時にブッコミの拓。
動画見たりメモ書いたりするくらいだから、
これで大丈夫だろ!と言い聞かせて就寝。

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