2019年1月28日月曜日

2019年1月 第4週

1月21日
月曜日は皆ピリピリしているからか、
電車内で喧嘩が発生していた。
サラリーマンの男性 vs 現場系仕事の男性。
単純な押し合いというよりも
シンプルに殴り合っていて車内全員釘付け。
電車を降りてもファイトは続き、
サラリーマンは自分の駅だったらしく消えたのだけど、
現場系仕事の男性は電車に戻ってきた。
そして3駅ほど同じ空間を緊張の気持ちで過ごし、
1週間がスタート。しんどいな、東京。
帰宅後、MARVEL展の影響で早速Dare Devil S1E1を鑑賞。



NYを舞台に盲目の戦士が街の秩序を守る話で、
スパイダーマン、バッドマンに続くヒーローの定型。
アクションが素晴らしいし盲目という設定と
ヒーローものの組み合わせはとても新鮮でオモシロい。
S3までリリースされていて、
S2の評判悪くてS3がオモシロいという話なので、
ぼちぼち見ていくしかないなーって感じ。
あと最近日記書くの疲れており一体どこまで続けるのか、
という気持ちになったりするので日記の良書を読みたい。

1月22日
Future/Future Hndrxx presents:WIZRDで出勤。



去年出た2枚のアルバムも好きだった中で2019年1枚目。
引き続き、おもいっきりトラップというよりも
独特のメロディセンスと声質でグイグイ聞かせる。
他と何がどう違うのか説明できないのだけど
聞きやすくてハードコアなのが好き。
ゆえにFutureをリファレンスにしているだろう、
BADHOPもやっぱり好きだなと思った。
一番好きだった曲はBaptiize。
途中でトラックがスイッチするんだけど後半の曲が特にナイス。
仕事で帰り間際に緊急の案件が降ってきた。
仕事のやり方が下手くそ過ぎて目も当てられない。
口に出して言いたいけど部署が違うし、
言っても火に油をそそぐだけになりそうで、
もっとシステマチックに抜本的に解決しなきゃいけない。
なので今は牙を研いでおくだけにする。

1月23日
James Brake/Assume Formで出勤。新譜everyday。



HIPHOPとの接近は今に始まったことではないけど、
Metro Boomin&Travis Scottには驚いた。
そして意外に合う〜のもオモシロいところだと思う。
基本的に音楽聞くときが外なので、
この静かな雰囲気はノッてこないのだけど、
家とかカフェでかかったりするとイイ感じかも。
午前中、会社の先輩にExcelのVBAを教わる。
前の会社のときに少しいじっていたけど、
普段使わない頭なので難しかった。
でもこれ自在に使えるようになったら
Office文化の会社だと色々便利になる気がしているから、
少しずつ習得していきたい。プログラミングごっこ。
午後打ち合わせ。不条理と戦うHIPHOP的なタスクは
結果はどうであれやっていて楽しい。
習慣の力を読了。

習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)
チャールズ・デュヒッグ
講談社
売り上げランキング: 6,283

友人に勧められて読んだ。
禁煙しながら自分のタバコを吸いたい願望を
客観視することができたのでとても役立った。
喫煙衝動が起こったら、あーきたきたこれな、といった感じで。
タイトル、ジャケットから自己啓発の臭いがぷんぷんしているものの、
中身は習慣化して上手くいった事例がたくさん書いてあって、
そのメカニズムをscientificに説明してくれている。
簡単に言うと良き習慣、悪い習慣を
きっかけ→ルーチン→報酬のループに分解して、
それぞれ改善していく感じ。
一番怖かったのはギャンブル中毒の人の話で、
自己責任だろって言う人いるけど、
実態を見ると病院行かないと
絶対治らないというのがよく理解できた。
僕は今煙草を吸いたくなったらミンティアを
食べるという習慣で耐え忍んでいる。
いつになったら吸いたいという衝動は無くなるのか。

1月24日
電車が遅延していたから駅のTully’s で時間つぶし。
混雑した電車に乗っていくのは耐えられない。
kindleで本を読んでいるけど、
前に読んだときよりも没入できている。
文学的であればあるほど馴染みにくいのかもしれない。

1月25日
Payday〜セミナーからの直帰。
最寄駅の駅前で公明党の議員が演説していた。
大きな駅でもないのに議員の周りを
自転車に乗った多くの女性の聴衆が囲んでいた。
公明党ひいては創価学会の人であることは明らかなわけで、
それを見られても構わないその心意気よ。
家で着替えて駅へとUターン、渋谷に着いて
長崎飯店でちゃんぽんキメよかなとするものの、
満員でフラれてしまい丸亀製麺でカレーうどん with かしわ天。
タモリ倶楽部の特集の影響を大いに受け、
無性にカレーうどん食べたくなっていたので、
その欲求を大いに満たしてくれた。
(豪快にずるずるすすったけど汁は飛ばなかった)
そしてO-EastでKid Fresino ワンマン。
×Seihoで開幕しバイブス満点でスタート。
Dog//tonightのSeiho Remixで
石若駿×seiho×Kid Fresinoが実現していて、
めちゃくちゃかっこよかった。
バンドパートがそのまま始まり、
日本最高峰のサウンドが鳴り響く。
前回のUNITで見たときはバンドが
始まりたてということもあったのか
硬い部分もあったように記憶しているけど、
今回はしっかりと仕上がっている印象だった。
ゲスト陣が続々と出て来るのだけど、
JJJ以外皆さくっと1曲やって引き下がっていく、
HIPHOPらしくない潔さにあふれていた。
鎮座ドープネスの瞬発力が凄まじく、
会場が一気に盛り上がっていた。
VaqueroでJJJが登場。
ギターリフが生なのでかっこいいのだけど、
あのビートの強烈な圧がバンドアレンジで
無くなってしまっていたからバンドも一長一短かな。
とか失礼なこと思っていたら、
次に始まったTurn(who do)のバンドアレンジで泣いた。
これは初めて見たアレンジでFebbの亡くなったことを思うと
心に深く突き刺さった。
SalveのEPからタイトル曲をはじめとして立て続けに披露。
Campanellaを呼び込んでのKeys open door
元はMocky prod曲のバンドカバーだったり。これも初めて見た。
アルバムに入っているC.O.S.Aとの曲は
めちゃくちゃドープな雰囲気になった。音の鳴り方最高。
ISSUGIとの曲はアルバムで聞いた時から思っていたけど、
食い足りないというかこの2人ならもっといける気がするというか。
無い物ねだりなのかもしれないけど。
Easy breezyのバンドアレンジでバンドパート終了。
客側に向かってライトが焚かれてスタンドマイクがセット。
誰が出て来るのかと思いきや、Ryugo Ishida!interlude!
スタンドマイクでバイブス全開、like a Rockstarだった。
当然そこから始まるのはNENEとのArcade。
ゆるふわギャング二人から滲み出るエネルギーは
それはもうぶっちぎりで破壊的でかっこいい。
バンドじゃ到底出ない低音は興奮する、だからHIPHOPが好きだ。
Special Radio with 石若駿やJJJ、Campanellaとの
アルバム曲をDJ CHOをバックに従えて披露。
Way Too Nice Feat JJJはアルバムでも音が好きな曲だったので、
爆音で聞くことができて嬉しかった。
最後はRetarted。エンディング感満載で良き。
アンコールは分かりきっていたけどバンドアレンジのLOVE。
この曲の寿命、本当に長くて何回聞いても飽きない。
ライブ会場で皆で歌いながら聞くのが
楽しいと思える唯一の曲かもしれない。

1月26日
12時前に起床。
大阪行った時に買ったどん兵衛と
東京のどん兵衛を食べ比べてみた。全然違う味だった。
東京では東京の味しか食べれないから気づいてなかったけど、
結局大阪のやつのほうが落ち着く。大阪っ子。
NETFLIXでFYRE鑑賞。



音楽フェス開催する過程を追ったドキュメンタリー。
それはただの音楽フェスではなく、
実現せずに終わってしまったフェスが
どういう過程で失敗したかを追っている。
インフルエンサーマーケティングの地獄というか、
実態がないくせにポーズだけ取るような、
中身空っぽ人間全員見ろやという内容で痛快だった。
ギリギリまで何とかしようとストラグルするのだけど、
結局当日になってどうしようもなくなる。
ライブどころか陸の孤島で寝床も食料も水さえもない。
大金払ってサバイバル体験をしているようなもの。
仕事というか他のことにも通じるんだけど、
「分からない」とか「できない」とか言えるのはめちゃ大切。
まさかのJa Ruleが中心人物として登場するのがオモシロかった。
やばくなったところでちゃっかり手を引き、
「死んでねーから大丈夫だ」とか言うあたりマジ最高。
Hulu側でも同じ題材のドキュメンタリーを作ったらしく
超見てみたいけど見る手段なし。
Podcastをいつリリースしようか思案していたけど、
Appleの審査が時間かかるようだし、
今のインフラ環境でいうとSpotifyあれば十分かと思い立ち、
この日リリースした。タイトルはIn Our Life
第1回は日本のヒップホップについて語った内容で、
今回は音楽ベースにしているけど、
テーマは「Cultureにまつわるxについて」なので、
広く色んな話を色んな人としたいと思っている。

1月27日
Dawn Richard/new breed聞きながら朝の準備。



もともとBad boyだったけど
今はインデペンデントなレーベルで活動している模様。
dreams and converse という曲がブギーでかなり好き。
Wear our dreams like Converse
TOHOシネマズ川崎でCREEDⅡ



ROCKY全作品+CREEDを予習して準備万端で臨んだ結果、
120%楽しむことができた。
逃れられない因果、複層に用意された親子関係、
ボクシングというスポーツの残酷さと華やかさ。
王道といってしまえばそれまでだけど、
その王道をやり切るかっこよさがROCKYシリーズ。
這い上がるストーリー展開はどうしたって上がる。
いわゆるハリウッドムービーと思われるかもしれないけど
聴覚障害についてかなり突っ込んで描写があったり、
大味という訳ではなく非常に繊細な部分も持っていて、
時代とマッチしているなーと思った。
まだまだ続編作られそうな気がするので、
それはそれで楽しみだけどCREEDではない、
Michael B. Jordanも見たいのが正直なところ。
帰りにTSUTAYAによって岡崎に捧ぐを借りた。

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)
山本 さほ
小学館
売り上げランキング: 27,825

以前に後輩のマンガ好きからも勧められたし、
rebuildでも話題に上がっていたのでTSUTAYAで借りてみた。
2巻まで読み終わったけどむちゃくちゃオモシロい。
作者の人が同世代で小学校、中学校のときを
振り返っている漫画なのでページめくるたびに懐古しまくり。
(「ぎゃおっぴ」なんてこの漫画読まないと一生口にしていない)
巻末のあとがきで親側が子どもの友人関係を制限したり、
口を出したりするのよくないよねと書かれており、
僕は口を出された側なのでとても分かるというか、
一方で親からしたらあれだけガラの悪い学校に通っていて、
不良になる要素を潰したくなる気持ちも分かるようになったり。
結局は本人の自由意思なのでそれまでなのだけど、
友人と過ごす時間のかけがいのなさを
この漫画は改めて教えてくれる。
そして、その時間こそがその人たるゆえんであると。
残りもとても楽しみ。
夜は鍋して録画した番組をだらだら見て就寝。

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