2018年8月6日月曜日

2018年8月 第1週

8月1日
映画の日なんだけど映画館へ行くという意欲が
めっきりなくなってしまった。
(家の居心地の良さが過ぎる問題)
猛烈に見たいと思える作品がないのかも。
ミッション・インポッシブル最新作から
リハビリがてら見ていきたい所存。
帰ってご飯食べ終えてから
フリースタイルダンジョンを見る。
今週からR指定が登場してFORK戦。
分かりやすい鬼のような韻を踏むR指定と
技巧派のFORKだと分が悪かったかな。
残りのメンバーで誰が勝てるのか。
ヤキ入れに来たんやったら、
最後の砦を守れなかった般若とやってくれ。

8月2日
地獄のような暑さ。外に出るだけで息が詰まる。
午後から東京大学でセミナー。
久々に大学なるものに行ったけど学生時代をレミニス。
もっと勉強しとけばよかったし、
化学じゃない専攻(人文とか社会学とか)で学んでいたら、
といった「たられば」を考えちゃう。
(化学やってたから今ツブし効いているんだけど)
セミナー自体はアカデミックな内容で、
ビジネスとのかい離が結構あった。
理想を掲げるのは大切なんだけど、
それに対してアプローチするには
結局お金であったり、有効性であったりが
担保されていないといけないわけで。
アカデミック性とビジネスのバランスが大切。
会場で前々職の人たちと遭遇してそのまま飲みに行った。
僕がいた頃とまったく状況が変わっていて、
現状や思い出話をしながら軽く飲むつもりが結構飲んだ。
帰りに1人でもう1軒行くという
初めての行動を取って帰宅即寝。

8月3日
駅から会社までの途中にローソンがあって、
レモネードを大々的に宣伝しているのが見えて、
あまりにも暑いからついつい買ってしまった。
まぁまぁって感じで値段に見合った味ではなかった。
仕事終了後、英会話教室のレベルチェックに行った。
半年間通うのだけど、そろそろ真剣に英語の勉強しないと
手遅れになると最近思っている。なので頑張りたい。
前にも通ってたのだけどぼんやり終了したから、
何がどこまでできるようになるのか、
しっかり目標考えて勉強したいな。
当面は会話のスムース性とそもそものボキャブラリ増加。
帰宅後、西加奈子「i」読了。


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西 加奈子
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友人に2年くらいまえにガン推しされていた作品。
僕の中で西加奈子のイメージが
劇的に変わったのは「サラバ!」だった。
今や文庫になって読みやすくなったので、
騙されたと思って読んでみて欲しい。
それはともかく本作はさらに新たなフェーズに入った、
西加奈子の新境地の作品でオモシロかった。
他人の気持ちや痛みを考えるとはどういうことなのか、
文学でここまで煮詰めている作品は出会ったことがない。
そもそも他人が何を考えているのかは
突き詰めれば本人にしかわからない。
そこであきらめて利己的になってしまうのではなく、
あきらめずに考え続けること、
その必要性と無力感をないまぜにして
西加奈子のあの最強の構成力で見せられたら、
心動かされるに決まってるやん。
しかもデモ、テロ等の最近の政治事情を
題材にしているところも骨太なんだけど、
物語への詰め込み方の上手さがもう。。。
複素数iはこの世に存在しないことに端を発する
主人公の「生」に対する懐疑の気持ちが
終盤である意味浄化されるシーンの
エモさはなかなか得れない読書体験だと思う。
仕事終わってから聞いた
H.E.RのEPがめちゃくちゃ調子いい。




DJ Scratchのいなたいコスリが聞ける
ローリン・ヒルオマージュな、
「Lost Souls」がとにかく好き過ぎる。
他の曲はこれまでの路線のR&Bって感じなんだけど、
歌詞が女性であることを強くレペゼンしていて、
それが興味深かった。Preludeらしいので
アルバムがどういった内容になるのか期待大。

8月4日
早起きして、しながわ水族館へ行った。
品川区立なんだけど展示がしっかりしていてオモシロかった。
惜しむらくはイルカショーが
出産のため中止になっていたこと。
今度イルカが復活したらもう1度行くかなぁ。
そのあと大井町のフレアマーケットに行ったのだけど、
めちゃくちゃアンダーグラウンドな空気で最高だった。
リアル蚤の市というべきか、誰がいつ買うのか?
みたいな品物だらけでこういうところから
価値あるものをdigできるのが本当の目利きなんだろうな。
会場には外国人も多くて一体これを見てどう思うのだろう。
他のところもあったのだけど、
あまりにも暑かったのでバスで帰った。
帰宅してから「地球は女で回っている」を
プライムビデオで鑑賞。



再びのウディ・アレン監督作品。
ウディアレンの果てない欲望(性欲)と
クリエイティビティの結びつきの話。
人生がめちゃくちゃであればあるほど、
そのリターンとしての創作は豊かになるんや!
という宣言a.k.a言い訳にも見えた。
冒頭から作中を通じてジャンプカットが、
繰り返し行われているのが印象的
小説家が現実とフィクションの境目が
曖昧になっていくところもオモシロいんだけど、
登場人物がとても多いので混乱した。
こいつはフィクション上の人物なのか?
それともリアルな人物なのか?について、
映画というフィクションで考えさせられる、
マトリョーシカ構造なのが興味深かった。
ウディ・アレンの作品はどんだけ見ても
追いつかないのでこうやって
ちょこちょこ見るしかないと思っている。

8月5日
起きたら12時すぎで久々にだらだらと寝た。
KindlePWを導入して初めて漫画を読んだ。
読んでいるのは「バーナード嬢曰く」


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本読みのいわゆる「あるある」をまとめた
漫画なのだけど本読みの端くれとして
とてもオモシロく読めて楽しい。
海外文学とくにSFについて書かれていることが多く、
僕にとっては未知の世界で
読んでみたい本がたくさん知れるのも良い。
個人的にぶち刺さったのは村上春樹との距離感の話。
これまで「いけ好かねー」的態度でスルーしてきたのだけど
ギャツビーやカーヴァーの翻訳本はいくつか読むという
ふわっとした距離感で徐々に近づこうと思ってたら、
まんま同じことが漫画に描かれていて、
皆考えることは同じなんだなと安心した。
(何を安心しているのか?)
ドラマ見るの打ち止めて映画を見ている中で、
気になっていたGROWを見始めた。



LA行ったときに結構な頻度でビルボードを見かけて
気になっていたのだけど、これはオモシロい。
皆が何者かになろうとサバイブしている、
しかもそれがプロレスなんだから、
プロレス者としてはアガらざるを得ない。
プロレスに不可欠なキャラの確率にもがくのだけど、
それは日常でも同じことが言えて、
自分がどういったキャラで仕事するのか、
友達、彼女、家族と接するのか。
そこまでリーチしている部分も垣間見えて
なるほどなーと思うことが多い。
30分1本なので見やすい設計なのも助かる。
美術館行こうと思うも日曜は17時までと知り、
心が折れたので図書館に取り寄せていた本を取りに行く。
絶版になっていて入手困難な本を
イージーに読めるのが図書館のいいところ。
晩御飯に麻婆豆腐を作って食べたあとは
Children Of Zeusの新譜を聞きながら、
日記をまとめて書いた。



現行USのゴリゴリなノリももちろん好きなんだけど、
やっぱりgood music meets HIPHOPなものに
どうしても惹かれてしまう。
レゲエノリな「Hard Work」が好き。
GROW見てダラダラしてたら、
いつの間にか時間が経ってしまい就寝。

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