2018年5月7日月曜日

2018年5月 第1週

5月1日
朝起きてご飯を食べながら、
「Wild Wild Country」を見終える。
新興宗教に迫ったドキュメンタリーとして、
かなりオモシロかった。
後半、側近だった女性と教祖が仲違いしてから、
戦争じみた話になっていくところや、
この宗教はなくなることなく
現在も世界中に信者がいて広がっている
という話の展開にゾッとしたし、
てめえらのチョンボ忘れねぇからな!
という側近の女性の一言にも震えた。
Replicant FMを聞きながら家事。



Five Pointsの話が出ていて、
僕の中でFive Pointsといえば
グランド・イリュージョン」という映画を思い出す。
マジックで敵と戦うというくだらない映画だけど、
壊される前のFive Pointsを収めている
という意味では貴重な映画なのかな。
ゲームを始めると人間として終わってしまう
という自意識があるので自重しているけど、
PS4は欲しいなーとずっと思っている。
最近アマゾンプライムについに加入してしまったので、
「ゲーム・オブ・スローンズ」は見てみたい。
「ザ・スクエア」をBunkamuraで鑑賞。



フレンチアルプスで起きたこと」の
リューベン・オストルンド監督最新作。
前作もシニカルだったけど、
本作でもシニカルさを忘れていない、
むしろもっと加速している気がした。
現代美術を題材として、
コミュニケーションが破綻してしまっている、
大人の話になっていて身につまされる山の如し。
150分もあって家族間のコミュニケーション
仕事におけるコミュニケーションなど、
いろいろ取り上げて揶揄しまくるのだけど、
一番刺さったメッセージは
「思ったことは直接言う」
「自分に非があれば素直に謝る」ということ。
自分と他人が違う人間だという視点に立たなければ、
そもそもコミュニケーションは成立しないことも
めちゃくちゃ納得したし、
中身空っぽの大人ほど見ててさもしいこともないなと。
ブラックジョークのノリが好きな人は必見。
映画見終わってから会社の人と飲み会。
普段の仕事の話とかくだらない話でダラダラ飲んだ。
帰ったら今日の朝に発注していた
宮崎夏次系の新作が届いていた。プライム速い。

アダムとイブの楽園追放されたけど…(1) (モーニング KC)
宮崎 夏次系
講談社 (2018-04-23)
売り上げランキング: 6,083

寝っ転がって読んでいると、
最後の短編にグッときてしまい泣きながら寝た。

5月2日
起きたら10時。これがGW。
朝ごはん見ながらFDを見る。
Lick-Gが般若まで倒してクリア。
ラップが上手いのは間違い無いのだけど、
ドラマが少ないからアガれなかった。
MCバトルにはドラマが必要なのかもしれない。
アベンジャーズを見るために、
久々にとしまえんまでサイクリング。
暑いくらいの気温で気持ち良い。
ご飯食べようと思って目当てのカレー屋来たら、
臨時休業とのことで振られる。これがGW。
なくなくあきらめて小洒落た蕎麦屋へ。
カウンターを案内されて座ると、
両脇のおじさんが日本酒で一杯やっている。これがGW。
久々にしっかりした蕎麦を食べて満足し、
いざ「アベンジャーズ インフィニティウォー」IMAX3D鑑賞。



ついにすべてが集結して大ボスである
サノスとの直接対決が勃発。
Marvel Cinematic Universeという呼び方で、
MARVELの映画シリーズは語られてきたけど、
その言葉にふさわしい圧巻の仕上がりだった。
大胆な展開が多くて、それがあまりにも悲しくて涙。
(アレの続編はもうないのか、とか)
1対1のド突き合い、チーム戦、モブバトル、
どれをとっても一級品。
それぞれの能力をマックスで解放しながら、
サノスに立ち向かう姿がかっこいい。
とくに好きだったのはスパイダーマンの救出シーン。
圧倒的すぎるサノスの月爆破攻撃から
皆の命を拾っていく姿に心打たれたなぁ。
一方でこれだけアクション全開の中で、
ウィットに飛んだコメディ要素高めの会話シーンが多く、
エンタメの総合力が超高いから超楽しい。
(ガーディアンズ勢、スパイダーマンの
加入によるものだと思うのだけど。)
僕はマイティ・ソーとドクター・ストレンジを落としていて、
それを見ておくべきだったかも。。と思ったので、
もし同じ境遇の人がいれば参考まで。
帰りにミスタードーナツ寄ろうと思って、
いつものお店にいくと、
いきなりステーキに変わってしまっていた。
どういうマーケティングであそこに出店してるのか。
もう引っ越すのだけど寂しい気持ちになった。
そして「ゲーム・オブ・スローンズ」を見始めたら、
あまりにもオモシロすぎて止まらない。
中世の時代劇ってなーと乗り切れない気持ちを
偏見で持っていたのだけど、
昔も今も揉めるのは権力、金、女なのである。

5月3日
としまえんへカレーを食べるためにリベンジ。
席がとても少ないこじんまりしたお店で、
3種盛りのスパイシーなカレーと
チャイミルクかき氷のコンビネーションが最&高。
そのまま練馬付近をぶらぶらして、
ユニクロでTR808のUTをゲット。
黒しか置いてなかったけど白も欲しい。

5月4日
長らく漫画を借りパクしてまった後輩に
お詫びの意味を込めてご飯に行くことに。
その前に映画でも見るかということになり、
チネチッタ川崎で「タクシー運転手」鑑賞。



韓国映画はハズレなしの法則に並ぶ、
社会派アクションでオモシロかった。
1980年の光州事件を題材にしていて、
その事件を伝えたドイツ人の記者が
取材の過程で出会ったタクシー運転手が主人公。
演じるのはソン・ガンホで、
前半はコメディタッチでガシガシ笑わしてくるけど、
ある瞬間を境にシリアスモードに入り、
残忍すぎる光州事件の実態を描いていく。
約35年前にお隣の韓国で、
国家による強烈な民衆の弾圧があったのかよ、、
という自分の無知っぷりを恥じつつ勉強になった。
どこまでが真実なのか分からないけど、
とにかくエモい展開の連続でアガりっぱなし。
タクシー運転手と記者のバディ感がよくて、
言葉が通じてなくても真実を伝える、
この目的に向かって仲違いしながらも
最後には結束していく姿がかっこいい。
日本でも近年デモが頻繁に起こっている中で、
「デモやっても意味ない」という話が出るけど、
果たしてそうなんだろうか?と考えさせてくれる。
当然、民主主義においては
選挙が全てを決める訳なのだけど、
何が問題なのかを可視化するという点で
意味があるような気がした。
あとで調べると本作の監督は
高地戦と同じ監督のチャン・フンという人だった。
過去2作品あるのでそれも見ておきたい。
韓国映画見たあとだったので、
韓国料理を食べたくなり川崎の街を散策。
いろんなところで聞いていたけど、
北側と南側の街の変容っぷりの加速度が
あまりにも凄すぎて驚いた。
チーズダッカルビを含めた韓国料理を
美味しくいただいたあと、
ラゾーナにある丸善で本を物色。
ここで買わなきゃいつ買うんだ!
という気持ちになり「ルポ川崎」を購入。
( BADHOPのステッカーついてた)
そのあと、もう1人友人が合流して、
軽く飲んだ後に帰宅。遠かった。
帰宅後、酔いが冷めていたので、
GOTを見てシーズン1を見終えた。
あまりにもオモシロすぎて、
そのまま続きを見そうになったけど自制して就寝。

5月5日
「Sofa King Friday」を聞きながら日記を書く。
マーベルとヒップホップの結びつきの話がオモシロい。
深夜にBES & ISSUGI、Mr.Pugの
ダブルリリースパーティーへ@池袋bed
DJもライブも最高でオモシロかった!
DJ(ビートライブ?)でいえばGQ、cramがかっこよかった。
とくにcramのビートのノリは毎回最高だなと思う。
Mr.Pugのライブはこないだリリースされた
フリーEPの曲と昔の曲が混合された構成。
PV公開されたこの曲がライブで見ると、
全然印象が違ってとてもかっこよくて好きになった。



BES & ISSUGIはアルバムの曲を
ほとんどやってくれて、ぶち上がりまくった。
前にNORIKIYOのライブで見たときよりも、
BESが完全復活していたのが何よりも最高。
2人が並び立ってViridian Shootの曲を
ひたすら撃ちまくる姿が神々しくさえあった。
さらにここに仙人掌、Mr.Pugが入って、
MONJU+BESってもうアベンジャーズかよ!
っていう「Highest」や2010年代のBボーイ賛歌、
「Boom Bap」がライブで見ると超アガった。
爆音で5億%のHIPHOP聞けて幸せな気持ちになれた。
深夜のクラブで最後までいるのも辛く歩いて家まで帰る。
土曜深夜ということで粋な夜電波を聞きながら。
イベントに向けた特集企画でTabooレーベルの音源祭り。
Spank Happyの新曲が超よかった。
スクラッチ音が素晴らしいアクセントになっているのが
HIPHOP以降のSpank Happyって感じだった。
帰ってからGOTを1話だけ見て寝た。

5月6日
あまり寝れなくてGOT鑑賞。
もうずっとオモロイやん。
主に3つのストーリーが展開されてて、
青年の成長、大人の政治、ファンタジーといった
物語のオモシロい成分がぎゅうぎゅうに詰まってる。
3つの要素で引っ張り続けられるから
全く飽きない仕掛けになっている。もう抜けられない。
「宮本から君へ」第5話も続けて見た。
今回は俳優陣が豪華で高橋和也、松山ケンイチが登場。
恋愛の話が先週で一旦終わり仕事の話へとシフト。
自分自身もうまく笑えないから超共感した。
そして来週は蒼井優が出てきてしまう。
こないだ後輩と飲んだときも話していたけど、
原作どおりでないことが良くて、
これがプライムタイムの普通のドラマで作られていたら、
ただの熱血営業マンの話になっていたかと思えば
勝手にゾッとしたりする。
夜は近所のホルモン屋で
200円のビールとホルモンを食して9連休が仕上がった。

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