2012年9月5日水曜日

Take This Waltz


渋谷にて。たまたま1000円Dayで見れちゃった。

いやーマジ微妙なバランスの映画。
いわゆる問題提起型ですよ。見終わったあとに、考えざるを得ない。
監督・脚本はサラ・ポーリー。これは2作目。(via Wiki)
女優としての方が有名ですよね。 ボクは2作しか見たこと無いですが。。。

メインはミシェル・ウィリアムズとセス・ローゲン。
この2人が出るってなったから見に行ったのですよ。
ミシェル・ウィリアムズはブルーバレンタイン、マリリン 7日間の恋と
立て続けに見てますね。今回もいい感じの奥さん役です。
こいつマジなんだよ的なw でも分からんでもないなぁっていうね。
んでセス・ローゲンなんですけど、
ボクが見てきた彼の作品の中ではかなり抑えめな感じ。
ちょっと痩せたかも。終始まじめな感じで、たまに茶目っ気出す。

どんな話というかと、スゴいシンプルで
上記の2人が夫婦で、そこに1人の男が現れて色恋沙汰。
とシンプルはシンプルなんですけど、
時間をかけてジワジワ攻めてくるんですよね。
端から見れば、この夫婦は問題がなく見える。
けど、ときに旦那の見せるちょっとした態度とか
ある1つの決定的な考えの違いによって仲は悪くないけど
すれ違いが存在する。そこへ、鬼イケメンなやつがきて
徐々に瓦解していくのです。。

作り的には明らかにミシェル・ウィリアムズが悪く見えるんですけど
これを否定できるのか?という疑問が出てくるんすよねー
自分の「欲望」に対して正直に行動して、幸せになる。
これは間違いなのか。つくろってでも、自分に言い聞かせてでも
幸せなふりをして生きるのか。ここは難しい話ですね。
さらに結婚というファクターが入ってくると。
一方で残された方といえば…
ここでセス・ローゲンの切ない演技が良いのですなぁ。
不憫すぎる!まー確かに悪いところあったかもしれないけど
そんなにか?!同情してしまった、、てか似てる部分があったかも…

そして50/50のときにもあった、これまでのギャグが一転
感動的な見え方するやつ。今回はあまりにかわいそうで泣くとか
そういう次元になかったかなー

そしてもう1つ、この映画のキーポイント、
それがこの曲。



どこかしらで聞いたことがあるでしょう。
この使い方は説明するとオモシロくなくなるので言いませんが
ボクは一番好きなシーンでした。

すげーもやもやするけど、この手の映画好きです。

2 件のコメント:

L さんのコメント...

プロメテウスじゃなくてこれ超観たかったわ。。。

afro108 さんのコメント...

それは大きなミスですね〜プロメテウスもニヤニヤできそうですけど。笑