2012年9月30日日曜日

ディクテーター 身元不明でニューヨーク


水道橋博士がかなりPushしていたので、見てきました。
いやーいい意味でむちゃくちゃw
アメリカのウンコ・チンチンの破壊度を思い知らされました。。

主人公のサシャ・バロン・コーエンという人はイギリスのコメディアンで
フェイク・ドキュメンターで名を挙げた人です。
(過去作は「ボラット」だけ見たことあるんですけど
それもマジで最高なので見てみてね)
今回も北アフリカにある架空の国の独裁者として
アメリカに演説してきたものの、スッタモンダするというお話。
とにかくねーつねにお下劣なんですよね。(褒め言葉)
しかも、中途半端ではなく、メーター振り切れまくりのお下劣。
どんだけ最大瞬間風速たたき出せるか?!を徹底的に突き詰めている感じ。
まーただお下劣なものが見たかったら、 ジャッカス見とけばいいんですけど
それだけじゃないのが、サシャ・バロン・コーエン作品の良いところ。
アイロニーがふんだんに盛り込まれているのです。
僕らが普段生活してるときには、なんにも疑問を抱いていないものに対して
ギャグを通じて、気付かされてくれたり
皆がコトナカレで流しているものに対して、強烈なカウンターをくらわしてくれる。
ラストシーンがまさにそれの集大成って感じでしたね。
ただのお下劣もたくさんあるんですけどね。
上映時間も約80分でかなりタイトで駆け抜けて終わるのも好印象っす。

大人計画とか好きな人はオススメ。かも。


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