2012年8月26日日曜日

八日目の蝉



アイロンをかけながら。

アイロンかけるときに見る映画。良さゲな邦画を見ます。
で。本作なんですけど、思ってたより遥かに良かった!
にしても150分は長過ぎるで。

生まれてから4歳ぐらいまで誘拐犯に育てられた井上真央が主人公。
井上真央といえば、キッズウォーと花より男子とかしか見たこと無かったから
本作は相当衝撃でした。すげー良かった!
期待値低かったのもありますがw
この役ってバランスとして相当難しいと思うんですけど
絶妙なバランスだったと思います。

この映画ってどういうスタンスで見ていいか分からないんですよね、、、
誘拐って100%犯罪で悪いことだし、ましてや4年間だなんて。
でも、今となってしまえば、どっちが幸せな生活だったのか分からなくなる。。
この映画は連れ戻されたことで、ある種不幸せになってしまう。
失われた母親像を求めるがゆえに。
かなり意図的に作られてる気がします。
誰から生まれたから、その親だ。っていことではなくて
子供が育つときに一番愛情を注いだ女性が母親なんだ。っていうね。
それを肌で感じた主人公は私頑張る!ってなるけど
ここでデジャブ…
安易に感動できない複雑な作りはかなり好感持ちました。

もうちょっと短かったら、結構好きな映画になってた。

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