2011年10月17日月曜日

その街のこども



元々はNHKの特番?だったのかな。
自分自身が「その街のこども」であるので
どういう内容なのかって期待しながら見ました。
正直、オレは好きでした。
でも、この映画見た感想っていうのは
実際に震災に遭遇した人に響くものなのではないかと。
というか客観的な判断ができなかったというのが正直なところです。

ストーリー自体にそんなに起伏もないし、
そんな展開になる?!的なことは若干否めないんですけど
やっぱり十何年ぶりに「その街」に戻るっていうことは
当然良きことも思い出すし、嫌なことも思い出す。
この映画は結構、嫌だと思う場面をクローズアップしてるケース。
それをどうやって自分の中で消化するのかが描かれていて興味深かった。
オレが初めて、「その街」に戻ったのは高校の頃で
ふと、どうなってるんやろ?と疑問に思って行ってみたのが最初で最後。
住んでたマンションは補修されて、まだ残ってたし、
街自体は震災前より綺麗になってた。
近くの通ってた幼稚園、図書館、美術館、公園にも行ってみたけど
何ともいえない気持ちになったことを思い出しました。
それはマイナスでもプラスでもなく、どっちとも言えない気持ち。
そういう微妙なタッチも感じれた映画で良かったっす。
勝手に感じただけもしれないけど。笑

他の人の感想を聞いてみたい映画でした。

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