10月28日
Jesus is King/Kanye Westを聞きながら朝の準備。
毎日My Beautiful Dark Twisted Fantasyを
狂ったように何度も聴いている最近だと、
音が淡白だし歌っている内容も
日本人の僕からするとキリスト教云々は
距離感ある感じで入りにくく。。
あとKREVAのSound Creator’s Fileも聞いた。
昨日ボケッとしていて冒頭30分を落としてしまって、
その間にベスト3で好きなSPACEの話をしていたようで、
もったいなかった、、悔やまれる。。
とはいえ今回も色々知れて勉強になった。
毎週アーティストのこだわりをインタビューではなく、
徹底的に語っていく特集はオモシロいなと思った。
番組の最後に、冒頭とエンディングでかかっていた曲である、
屈指の日本語ラップdiggerでもあるKREVAだからこそ、
febbへの鎮魂歌のようにも聞こえたんだけど勘ぐりすぎか？
10月29日
軽いKanye中毒で新譜チェックが全然できない中で、
白目/SHINGO★西成がめちゃくちゃ刺さっている。
少し前までストリーミングで聞けなかったけど、
CDやダウンロードするのはハードル高い中、
ストリーミングにあるおかげでアクセスできるのは
機会損失の防止という意味ではマストだよなーと。
それはともかくソリッドなサウンドに
大阪の言葉でフロウしまくりでリリックの
どストレートな内容にヒップホップを感じた。
日焼けしたって俺らは黄色い、
ワタシミチニマヨッテマス が特に好きな曲だった。
日本だと標準語でラップするのが多いけど、
ヒップホップはローカルに根付いた音楽である、
そういった意味でのUSらしさを
最も体現しているラッパーだと思う。
最近ストリーミングで見るものなくなってきた中、
NETFLIXでBoJack horsemanを見始めた。
昔テレビスターだった馬人間が落ちぶれて、
酒、ドラッグ、セックスに溺れていて、というのがオモシロい。
この自意識のこじらせ方は好き。厭世観マックス。
1話完結30分でシーズン6まであるから飽きずに楽しめそう。
10月30日
今日は社内で同じような仕事をしているけど、
対象が異なる人たちとの交流会議みたいなのがあり、
1人5分程度の自己紹介するというくだりがあった。
40〜50代のおじさんが中心、
20〜30代の人が少数という感じだったんだけど、
おじさんたちの自分語りが止まらない。
クレイジーケンバンドじゃないけど
「俺の話を聞け〜」というやつ。
とにかく自分の話を聞いて欲しいんだなという。
20年くらいいるから会社のコミュニティが
絶対だという認識を持っているがゆえに
あそこまで話することができるのだろうか。
一方の僕は仕事のことを話すのは
何の抵抗もないけど自分の趣味とか好きなことを
会社の人とシェアしたいとは1mmも思っていないから、
正直地獄でしかなかった。
だから転職の経緯をふざけて話していた。
帰りに丸の内のApple Storeで、
奥さんのiPhone買うのに付き合ったら
合計3時間もかかって大変だった。
下取り出して分割払いして復元して…という過酷っぷり。
すべてはLINEが悪くて、あのアプリだけはアカウントを
電話番号に紐づいているからなのか2台存在できない。
移行にこんな手間かかるの一刻でも早く解消してほしい。
空腹で死ぬかと思いながら帰宅してコンビニ飯食べて即寝。
10月31日
「カニエ・ウエスト論」を行きの電車で読了。
カーク・ウォーカー・グレイヴス
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My Beautiful Dark Twisted Fantasy(MBDTF)が
本当に特別なアルバムになってしまった…
もともとコラージュしまくりで、
サウンドが大好きなアルバムだった。
（とくにDevils In A New Dressは
Kanye Westの曲の中で一番好き）
そのサウンドがぶっ飛んでいることを
著者が直喩を交えた独特の表現をしていて、
批評それ自身がクリエイティビティに満ちている。
ボンヤリと思っていたことが言語化されてる感じ。
さらにこの本で知ったリリックの世界観が
MBDTFの奥行きを広げてくれた
MBDTFはすべてが過剰に仕上がっている。
本人が意図した解釈でなければ間違いみたいな風潮あるけれど
音楽や映画といった芸術は作者の手を離れた先で
意図せぬ進化することをまざまざと見せつけられた本だった。
そして、この本はMBDTFを神格化するし、
本当に一生聞いていくことになる大切なアルバムになった。
音楽の聞き方にも影響を受けそうで、
今はひたすら新譜が出るたびにチェックし続けて、
これ良かった、好きだった、好きじゃないと通り抜けていく。
でも歌詞しかりキャリアしかりこういったレビューしかり、
もっと1枚のアルバムに真剣に向き合って聞く体験が
人生を豊かにするのでは？ということさえ思った。
帰ったらカメラが到着していた。何かと金が飛んでいく。
色々考えたけどコンパクトかつスマホ以上というラインを引いて、
なおかつコストも考えてRX100M3にした。
旅行に行く機会が多いしそこで活躍して欲しいし、
デイリーでスナップしたい。
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