2019年3月18日月曜日

2019年3月 第3週

3月12日
友人に勧められたSteve Aokiの
ドキュメンタリーをNETFLIXで鑑賞。



超オモシロかった。なんとなくEDMのDJの人という

ボンヤリした印象しか持っていなかったけど、
二世タレントとしての苦悩に苦しみ、
そこを乗り越えてスターになる過程が強烈。
ファーザーコンプレックス、
白人に囲まれた結果のアジア人としての
アイデンティクライシスなど、
いくつもの辛いことがあったけど、
音楽と共に乗り越えてきたように見えた。
もともとパンクロックの出自を持ちながら、
DJ AMとパーティーをしていたなんて知らなかったし、
とにかくウルトラハードワーカー。
色物と呼ばれても気にしない。
(Diploが色物さをやたらと褒めていたのも印象的)
アメリカでdo it yourselfで成り上がった姿を見ると、
アメリカン・ドリーム掴んだ日本人として
めちゃくちゃリスペクトできる。
でもこれ見たあと彼の作った音楽を聞いてみたけど、
それは別に刺さる訳ではないという…
NETFLIXの音楽ドキュメントは相当充実しているから、
好きなアーティストだけじゃなくて、
こんな感じで他のアーティストのドキュメンタリーも
勢いでパッとトライしてみたい。

3月13日

KING/Anarchyを聞きながら朝の準備。



DABOのBMWを彷彿とさせるアルバムだな

というのが最初の印象。
好みの問題だと思うけどAnarchyのラップよりも
Featしてるラッパーたちのトラックへのアプローチの方が
あきらかに正解でかっこよいしフレッシュ。
Anarchyの一人称が「僕」なのと
言葉使いが標準語になっているのが
どうしても気になってしまう。セルアウト云々ではなく。
これで13000円は明らかに高いと思うけど、
新しいアプローチだったのでフォロワーが
出てくるかどうかが今の楽しみ。
仕事帰りに前から気になっていた最寄駅の
大衆酒場に初めて行ってみた。
週の真ん中にも関わらずお店は混雑していた。
お通しででてきたイワシの南蛮和えみたいなのが
信じられないくらい美味しくかったし、
頼むメニューもどれもが高得点。もっと早く来れば良かった。
ハイサワー飲んだら一気に酔いが回って、
帰ってからお風呂入ってすぐに寝た。

3月14日

仕事終わりにTOHOシネマズ日比谷でMule鑑賞。



Clint Eastwood監督最新作で、

あと何作見れるか分からない、
彼の作品は劇場で見るのマスト案件。
ここ数作の実話ベース路線であるものの、
家族と時間という強烈なテーマが存在していて、
とてもオモシロかった。
久々に本人が主演しているのが何よりも印象的で、
今年で89歳になるおじいさんが
イケイケにコカインを運びまくる。
それ見てるだけで楽しい。
メキシコの麻薬カルテルに対して物怖じせずに
自分の生きたいように生きている。
特に好きだったのは歌を歌うシーン。
車の中で自分の人生を存分に謳歌している様が
とても優雅に見えて素晴らしかった。
後半にかけて家族と時間というテーマが濃厚になり
まるで自分の人生を振り返っているかのように見えて、
家族を顧みなかった時間を後悔しながら、
最後の時間を穏やかに過ごしたいのかな?と思った。
もろにテーマ出し過ぎ感はあるけど、
これが遺作になるかもしれないと思うと、
あんまりしょうもない作品残せないと考えれば致し方なしか。
これが最後なのか、もういっちょおかわりあるか。
過去作見てないのたくさんあるから
ストリーミングサービスで色々見ていきたいな。
とか言って結局ドラマ見るんだけど。
帰宅してから何となくBlack Mirror/Metalheadを見た。



監督はBandersnatchと同じDavid Slade

モノクロの映像が超かっこいい。
テーマ自体は機械が人類を超えてしまった社会で
サバイブしようとする人類という、
まーよくあるタイプといえばそれまでな感じだけど、
どことなく怒りのデスロードを彷彿とさせる雰囲気が好きだった。

3月15日

Sakuragaoka/Gottzで朝の準備。


前にライブを見てからすっかりファンになっていて
楽しみにしていた。KANDY TOWN的なバイブスを
現行のトレンドに落とし込んでいるのが好き。
先行でリリースされてたShurkn Papとの
Shamisen Rapがめっちゃ好きだったのだけど、
これ以上の曲はなかったかなぁ。
MUDとの相性を追求しようとしているのが
興味深い動きというかJOINT EPとか良いのでは?
KANDYTOWNはソロ活動を進めた結果、
色んなコンビネーションによるクラシックが
同時多発的に発生していて今年もう一波くるはず。
と確信しているのでワンマン行くことにした。
(欲しかったBlack Motel付いているし)
この日は1日中がっつり会議で疲労困憊で
週末だったけど大人しく帰ってTeracce Houseを
ビンジウォッチングし続けた。

3月16日

朝起きてQueer Eye S3E1を見た。



待ちに待ったシリーズだったので心して見た。

女性らしさにまつわるテーマで、
男性らしい、女性らしいなんていうものはなくて、
あるのは自分らしさしかないという話が
至極真っ当すぎて今回のシリーズも間違いないことを確信した。
昼過ぎから新宿へ。
今の家に越してから遠くなってしまったので、
全然行けていなかったので超久々に行った。
伊勢丹の陶器市に行くけど目当てのものなくてしょんぼり。
せっかく新宿に来たからということで、
はやし田というラーメン屋で並んで食べたら、
頭がビリビリするくらい美味しくて、
これは並んでまで食べたくなる美味しい醤油ラーメン。
次に新宿でしか買えないヴァイナル文學選書を探して、
紀伊国屋に行くものの取り扱いなくて、
ディスクユニオンでやっとゲット。
その後ユニオンのクラブミュージックショップ行こうとしたら、
もう昔の場所にお店はなくなってしまっていて、
本を買った上の階に移動していたのでUターン。
欲しいレコードはなかったので新宿離脱。
乗り換えの品川の駅ナカ見てたら、
常陸野ネストビールをドラフトで飲めるお店があって、
サクッと1パイント飲んだ。
めちゃくちゃ手軽に飲めるの最高だった。

3月17日

Queer Eyeビンジウォッチングで見終わってしまった。
もっと大切に見れば良かったと思うくらい今回も最高だった。
セルフケア本当に大事だなと思うし、
それができなくなったときがSOSというか、
健康で文化的な生活が営めていないと考えた方がいいかもしれない。
他人のこと気にしてる暇あったら
少しでも自分の生活とか人生に向き合って
QOLの向上に努めることがいかに生産的かということを
まざまざと思い知る素晴らしいドキュメンタリー。
NETFLIX入っていてこれ見ていないのはホントに勿体無いと思う。
個人的に好きだったエピソードは
レズビアンの子と老舗BBQストアの姉妹。
特にレズビアンの子は何重にも折り重なったマイノリティで、
無性の愛なんてない、家族なんていらないというフェーズから、
Fab 5の力で立ち直らせるのを見て泣きまくった。
家族でなくても無性の愛は存在するし、
記号化されたものに規定されて
自分の人生を先入観で捉えるのではなく、
あくまで自分という個について考えるべき。
コンマリに比べるとQueer Eyeは完全にお膳立てするので、
本当の意味で自立するという点では
疑念が残るかもしれないけどテーマ選定、
そこから展開される5人の素晴らしいアプローチは
エンタメの超一級品だと改めて思った。次は日本編。
どんなテーマ設定でくるのか、表面的な日本で終わるのか、
芯食ったテーマで挑むのかとても楽しみにしている。
そのまま先輩が勧めていたTriple Frontierを鑑賞。



NETFLIXオリジナル映画でとにかく出演メンバーが豪華。

Ben Affleck, Oscar Isaac, Pedro Pascal!!
これだけで十分見る価値あるけど、
メキシコの麻薬カルテル絡めたストーリーで
オモシロくならないはずがない!結果オモシロかった。
というかほぼナルコス映画版みたいな感じで
麻薬マネーを元軍隊のメンバーが強奪するという話。
ミッションの手際の良さが見ていてめっちゃ気持ちいい。
確実にヘッドショットで決めていく。
強欲さをむき出しにしてしまった結果、
ふりかかってくる自然のトラブルが美しくて厳しいのが
見ていてオモシロいと思えたポイントだった。
しかも死なないと思ってた人間が因果応報で
当然のように死なせてしまうのも思い切っていて好き。
景気のよい麻薬戦争とサバイバルの組み合わせは
かなり景気が良いしNETFLIXオリジナル映画で
久々に当たりの内容だったのでオススメ。
流石に引きこもりが過ぎるので
東京で一番美味しいフィッシュ&チップスが
蒲田で食べれるっていうんで行ってみた。
冷凍魚を使っていないことがこだわりらしく、
確かに身がホクホクで美味しかった。
他のメニューはそんなにイケてなかったので、
食べるやいなやお店を出てから
前から気になっていたおしゃれ焼鳥屋へ。
雰囲気良し味良しでだいぶ調子良かった。
終盤、めちゃくちゃ江戸っ子が店に入って来て、
あー東京っぽいなぁと思いながら帰宅、
Terrace Houseビンジウォッチングして就寝。

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