2018年12月1日土曜日

2018年11月 第5週

11月26日
月曜日なのに電車が遅れていないと、
世の中の歯車がキリキリ回っている気がする。
会社で過ごす時間を1秒でも減らすため、
本当に定時ギリギリに最近は出勤している。
会社にいくと今日からOfficeが導入されたものの、
移行手続きがあまりにも杜撰で悲しかった。
でも色々変わっていきそうで良い気はしている。
僕は慣れ親しんだシステムへの移行なので、
とくに問題ないけど、1つのシステムしか
使ったことがないプロパーの人たちにとっては
相当負荷が大きそうに見えて、
それはそれで一長一短な気もする。
とか色々考えていたら、
全グループメンバーに盛大に誤送信した人がいて、
そのメールに対して「消してください」という
返信がぶら下がった瞬間、
たくさんの人が全返信で「消しました」と送ってくる、
無限地獄が発生してとても愉快だった。
丁寧な人だと見るか、
ITリテラシーのかけらもないと見るか、
明日は我が身と思いながらパニックを横目に帰宅。
家に帰りタンドリーチキンを仕込んで、
夜ご飯にはなんちゃって青椒肉絲を食した。
Rebuildおよび友人からのレコメンドから
「レッド」をKindleで読み始めた。


レッド 1969~1972(1) (イブニングコミックス)
講談社 (2012-11-05)
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連合赤軍およびあさま山荘事件を描いた骨太漫画。
前に漫勉という浦沢直樹の番組で
登場していた山本直樹が作者ということもあるし、
社会派な漫画読みたいモードだったのでぴったり。
ただ顔とか髪型とか似ているから、
登場人物を把握するのが難しい。
読み進めていったら徐々に認識できるのか。
全13巻だけど文字量多いから、
わりと壮大な漫画体験になりそうで楽しみ。
そして昨日から「ナルコス メキシコ編」を見始めており、
あーこれはオモシロイですよねといった内容。



過去のシーズンより以前の話で、
メキシコがマリファナを商売にしていて、
コロンビアからシェアを奪い取ろうとする、
そのあたりを描いていくドラマ。
マイケル・ペーニャが警察側として出演、
それだけでも見る価値あり。
ペーニャとドラッグといえば、
「エンド・オブ・ウォッチ」が最高なわけだけど、
今回はどうなんだろうか。少しずつ楽しみたい。

11月27日
SUSHIBOYS「350」聞きながら出勤。


日本のラップへの感度が落ちつつあり、
その中で聞くとあんまりピンとこなかった。
エビデンスが脱退するらしく大変悔やまれる気持ち。
3人のバランスが相当良かっただけに。
2人になれば漫才師みたいなことを
ラップでやって欲しいと思ったり。
ファニーなラッパーをもっと見たい。
昨日のメールパニックの余波を眺めて、
朝から愉快な気持ちでメールチェック。
部長から聞かれたから1つ答えたら、
徐々に部長専用の個人ヘルプデスクみたいになってしまい、
これはまずいぞ、、と思いながらも
そこまで無下にはできないから丁寧に伝える。
SNS見てたらNTTやめたポストが流れてきて、
それを読むと「そうですねー」と深く頷いた。
エンジニアの人でさえひどいIT環境に置かれるのであれば、
日本のメーカーなんてさらにヒドい状況なのは、
当たり前なのかと自分の立場を思い知った。
オーバースペックじゃなくていいのだけど、
最低でも一般家庭と同レベルのIT環境を
保証して欲しいと思う。
午後はセミナーで16時半に終わったから、
直帰で家に帰宅。最高の時間。
帰宅するとスーパーファミコンミニが届いていた。
Rebuildで話に出たのを聞いたけど、
当時売り切れ続出で買えなかったところ、
今は任天堂が増産したおかげでAmazonで楽勝で買えた。
ゲームコンソールと呼んでいいか微妙だけど、
コンソールを買うのPS2以来だと思う。
とりあえず色々やってみたけど、
当時の色んな記憶の蓋が開けられて、
ゲームに伴う色んな思い出が
一気にフラッシュバックするという体験をした。
ロックマンXとかドンキーコングとか
必死になってやっていたゲームだからなのか、
隠しアイテムの場所覚えていたのには引いた。
幼い頃の記憶はとても濃いことを実感。
映画、ドラマ、本、音楽に加えて
ゲームになるともう廃人なんだな。

11月28日
通勤の電車で「世界といまを考える3」読了。


世界といまを考える 3 (PHP文庫)
是枝 裕和
PHP研究所 (2016-10-05)
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是枝監督と著名人との対談まとめで、
色んな媒体のものが集まっていて、
まとまって読めるのが嬉しいシリーズ。
過去2作に続いてオモシロかった。
豪華なゲスト陣なのは毎回のことだけど、
とくにオモシロかったのは
福岡伸一、水田伸生、森達也あたり。
福岡伸一は生物の話と是枝監督の映画の話を
絡めて語るスキルがあまりにも凄くて、
なおかつパンチラインだらけだった。
文章ではなく会話の中で
これだけ興味深いこと連発で言えるのは
頭が本当に良いのだろうなと思う。
水田伸生の話では映画とTVドラマで、
演出、作り方の違いについて語っていて、
自分が日本のドラマに乗れない理由と
坂元裕二脚本の日テレドラマは
別格だと感じる理由が明確に説明されていて
心底納得することができた。
最後の森達也との対談は政治および世相について
語り合っている内容がほぼ予言書状態で、
危惧していることが加速度的に悪化している
2018年マヂポイズンという気持ちになった。
新自由主義に伴って個人主義が先鋭化されれば、
まだマシだったけど国家主義が進んだことで、
権力の歯止めがきかないという話も
なるほどなーと思った。
午後からはずっと会議だった。
ほとんど会議ないからたまにあると結構疲れる。
現状から何かを変えることがこんなに大変なのか、
というのは最近いつも思う。
仕事終わりに英会話へ。
会話中に何度も老眼鏡を付けたり外したり
何回かエズく先生だった。
主体的に先生が話すタイプなので、
なかなか難しいのと現状具体的に起こっていない
シチュエーションの問答の場合、
自分で想像して会話していかなきゃいけなくて
毎度大変だなと思いながらも何とか乗り切った。
授業終わりにカウンセリングがあり、
自分が分かっているけどやれていないことを
言われて「ですよねー」と思いつつ、
モチベを保てていない現状を反省した。
帰ってからは無性にしんどくてすぐに寝た。

11月29日
Jacques Greene「Fever Focus」聞きながら出勤。


OVO SoundのラジオでDJ聞いてから好きで、
新作出たらチェックしている。
本作はEPサイズなんだけど、
キックやスネアの音が重たい感じで最高。
ハウスもっと聞きたいけど、
横への広げ方がイマイチわからなくて、
なんとなく特定のアーティストしか聞かない。
仕事を適当にこなして帰宅。
お風呂上がりにマリカー、ストツーやって寝た。

11月30日
Ryohu「Ten Twenty」聞きながら出勤。



過去曲のリミックスから新曲まで。
今や色んなラッパーがいる時代で、
今まで以上にセンスが大切になっている中、
Ryohuの提示する音楽のセンスの良さは
結構ずば抜けていると思う。
本人のトラックがカッコいいのもあるんだけど
どういう鳴らせ方をしたらカッコよくなるか、
それを心得ているラッパーだし、
周りにいるタレントもそれに呼応している。
今回の作品は1作目の曲を一部収録していることもあり、
ヒップホップのラフなノリがいい感じに反映されている。
タイトルにmixtapeと付いているけど、
リリース形態というより、このノリの部分のことなのか。
午前中、打ち合わせ。
こちらは良かれと思って提案していたとしても、
それが刺さらないと意味ないなと痛感した。
現状から変わることは面倒だし大変だけど、
その最初の壁を乗り越えるまでに
時間かかりそうでげんなり。
匙を投げずに何とかやるしかない。
最近、毎日会社の自販機にある
Mountain Dewを飲んでいる。
とても体に悪いのだろうなと自覚していて、
ただ何とも言えない味わいがたまらない。
飲み続けるといつの間にか太っていくのだろうか。
帰ってから冷蔵庫一掃な夕飯を食して、
「ナルコス メキシコ編」を見ていると
急激に痺れる展開になってきて、
おいおい!と思わず声を出してしまった。
メキシコ麻薬戦争の本は先輩に借りて読んだけど、
手元において復習しながら見たくなってきた。
イーストウッドの新作もこの辺らしいので、
メキシコ麻薬戦争ブーム再び感ある最近。

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