2018年12月10日月曜日

2018年12月 第1週

12月1日
ニットが欲しくてファミリーセールに行ってみた。
結局欲しいタイプのニットはなく、
でも何も買わないで帰るのも惜しく、
何となくシャツを買ってしまった。
ドトールでコーヒー飲んでchill。
都内とは思えないぐらい空いていて、
このぐらい空いていてコーヒー飲める
喫茶店が家に近くに欲しい。
いつも通り美味しいカレーを食したのちに
先週に続き再び新横浜へ。
なぜかといえばIKEAに先週買い忘れた、
スマートライト用のゲートウェイを買いに。
つつがなく入手して帰宅。
朝からインターネットが繋がらなくなったので、
ソフトバンク光に電話した。
先月まで光BBユニットの費用を搾取されていて、
それを止めたことで手持ちのルーター側の
設定を変えなきゃいけないとのことだった。
前に一度調べたことがあったからできたけど、
何にも知らなかったら搾取される時代ポイズン。
なんとかインターネットが復活できたので、
スマートライトをセッティング。
IKEAのトロードフリはHueよりも安いけど、
ゲートウェイとインターネットの接続は
有線ケーブルというのはイケてない感。
それはともかくGoogle Homeで
ライトコントロールできるようになった!未来!
夜は豚しゃぶを食べてシメのご飯がなかったから、
余り物の無印のビリヤニをぶちこんで
チーズ入れてリゾットにしたら死ぬほど美味しかった。

12月2日
格闘代理戦争の試合を朝からディレイ観戦。
1戦目が番狂わせな内容で何度もトライした結果、
古瀬が最後に腕ひしぎをもぎ取った姿がかっこよかった。
2戦目はグラップラー平田vsストライカーMIOで、
平田が絞め落としての失神KOで
映像としては久々にショッキングなものを見た。
決勝が結果的には青木vsマッハになったのは
プロレス的には最高な試合だと思う。
平田のほうが強い気がするけど古瀬に勝ってほしい。
そのままRIZIN Confessions。




久々に神回きたな!という内容で
天心vsメイウェザーにフォーカスしていた。
若い天心が背負っているものがよく分かる内容で、
若いのに重責を背負って戦いに挑む姿勢に
おじさんはどうしても涙を禁じ得ない。
帝拳ジムのトレーナーの人が話す、
メイウェザーとの戦い方の話も興味深く、
一体どういうレベルの強さなのか、
天心のパンチが一発も当たらない可能性なんてあるのか。
勝てなかったとしてもダウンさせたら、
それだけで天心は一気にワールドクラスの
スターダムにのし上がるわけで今から楽しみで仕方ない。
昼間に蒲田まで出かけて、
コーヒー豆が切れていたので、
スタバのクリスマスブレンドを購入。
スタバの豆はあんまり買わないのだけど
限定販売だったので久々に買ってみた。
スタバの特徴的な強い味がして美味しいけど、
クセ強いから常飲系ではないのだよな。
ポテトが今日まで全サイズ100円だから
蒲田のマクド寄ってみると、
修羅の様相を呈していてポテト買うだけなのに
なんでこんなにもピリついた空間にいなきゃいけないんだ、
という切ない気持ちになった。
帰ってからはM-1。なんだかんだ毎年ナマで見ている。
敗者復活戦から見ていて金属バットの異物感にゾクゾクした。
夜の本戦ではハネまくった霜降り明星がオモシロかった。
知名度がそこまでない若手漫才師が
先輩ぶち抜いて優勝するところにドラマがあって良き。
帰ってからはM-1。なんだかんだ毎年ナマで見ている。
敗者復活戦から見ていて金属バットの異物感にゾクゾクした。
夜の本戦ではハネまくった霜降り明星がオモシロかった。
知名度がそこまでない若手漫才師が
先輩ぶち抜いて優勝するところにドラマがあって良き。

12月3日
Meek Mill「Championship」聞きながら出勤。 



久々にバイブス満タンぶち上がり系を聞いて
月曜日の朝にぴったりな感じでナイス。
Drakeとのビーフや銃事件で逮捕されて以来、
初めてのアルバムだからなのか気合い入りまくり。
トラップの上での歌フロウな曲もあるけど、
こちとら90's原理主義者としては
大ネタソウル使いのエモすぎるトラックが
最近聞かないくらいに大胆で最高最高。
結局これやで!という気持ちになった。
リリックもエモいのだろうから理解して倍楽しみたい。

12月4日
Illa J 「John Yancey」聞きながら出勤。



むちゃくちゃ良き。前作「HOME」も歌ってて
そのときはピンとこなかったのだけど、
今回は90sなビートの雰囲気と
歌、ラップのバランスがちょうどいい。
Jakartaというレーベルからのリリースになっていて、
このレーベルからのリリースは
最近本当にハズレないのでこれからも要チェック。
仕事終わりに川崎へ。
せっかく川崎来たから丸善でさくっと本をみて、
中村文則の新作をゲット。
そのあと川崎サカナバルで食事。
恵比寿とか六本木のお店は混んでいるらしいけど、
川崎の店は空いていた。
キャンペーンでムール貝食べ放題をやっていて、
超久々に食べた上に向こう数年分のムール貝を食べた。
しかも白ワインで蒸したその出汁で
リゾットも作ってくれてそれも超美味。
他のご飯も美味しかったしまた行きたいな。
とはいえ今日が火曜日という事実は辛かった。

12月5日
「市場のことば、本の声」を読了。


市場のことば、本の声
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宇田 智子
晶文社
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読書日記で知って結構前に買ったけど、
長らく積読しててやっと読了。
沖縄にある極小古本屋の店主の人のエッセイ。
生活の空気感つまり沖縄の空気が
むちゃくちゃ伝わってきて素晴らしい。
電車でたくさんの人に囲まれている中で
読んでいても沖縄の風に吹かれているような感覚で
エッセイとして抜群だと思う。
なんというか嘘がなく実直さが文字から伝わってきて、
自分の手で生活しているのがかっこよい。
前半は少し長めのエッセイで
中盤から終盤まではショートエッセイという
構成になっていて、さくさく読み進めるのだけど、
なにか勿体無い行為をしている気になって、
ゆっくり読みたいな、文を大切にしたいなと思えた。
こんな経験はなかなかなくて新鮮。
沖縄行ったら必ずこの古本屋を自分の目で見てみたい。
仕事終わりに英会話。フィリピン人のおばちゃん。
とりあえず話しまくるしかない!
というメンタルで臨んだので、
文法とか単語とかめちゃくちゃだった気がする。
こちらの意図を汲み取ってくれるタイプの先生だと
甘えてしまってニュアンスで乗り切ってしまうの
毎回良くないと思うけど改善するには
とにかく話すしかなくてというパラドックスに
最近陥っていてどうしていいか分からない。
You can say that! と何度も言っていたけど、
本当にそうなのか?と思いながら終了。
帰宅後「ナルコス メキシコ編」を見終えた。




前半、大麻ビジネスでメキシコ側の陣営が
潤っていく過程は少し退屈だったけど、
コカインへ移行していくところから
急にギアが上がってきてそのまま駆け抜けた。
DEA側の見通しの甘さ、メキシコ政府の癒着。
それらが絡み合った中で売買組織は増長していき、
結果的に引き返させない最悪の事態が起こるのが
とても切なくて喪失感があった。
ただその喪失がいい意味で悪い意味で、
1つのトリガーとなり僕たちが
すでにナルコスシリーズで見ている、
コカインをめぐるさらなる地獄を引き起こす。
そういう終わり方をしていて、
もういっちょメキシコ編やりそうな雰囲気でワクワクした。
ドラマ見るの少し疲れてきたので、
プライムビデオで「有田と週刊プロレスと」を見始めた。




これはオモシロい!プロレスのことは学生の頃、
深夜の番組を録画して見まくっていたから
ある程度知っているけど
有田がかなり深いところまで教えてくれる。
番組の構成としてもよく知らない人に解説する形なので、
プロレスの入門編としても良い気がする。
トークオンリーで全く映像出さないという潔さ。
今は何でも調べればわかる時代だけど、
立て板に水で話す人間グーグルみたいな人に
いつまでたっても憧れを抱いている。

12月6日
急に寒くなった朝。雨も降っている。
結果、電車が遅れていた。
とはいえ今週上司が軒並みいないので、
別に遅れてもいいやーという軽い気持ちで
電車に乗り20分遅れで余裕の出社。
前職が出社9時半だったから余計に思うけど、
会社員の多くが8時半とか9時定時にめがけて
一斉に出社するの本当に効率悪い。
別に全員朝イチから会議あるわけでもないし、
11時までに出社してそこから
8時間働けばいいじゃないと思う。
時間が決まっていないと規律が乱れるとか、
くだらない精神論語る人いるのだろうけど、
同じ時間に集まって保たれる規律なんて、
この時代にはもはや存在しない気がする。
仕事が緩やかだったので業務に必要なことを
色々と勉強していたらあっという間に時間が過ぎた。
帰りに何となく銀だこ立ち飲み。
仕事終わりに飲むハイボールが沁みた。
銀だこは揚げているから厳密にはたこ焼きではない
と誰かが言っていた気がする。
でも東京でたこ焼きを食べようと思うと、
銀だこくらいしか選択肢がない。しかも美味しい。
帰ってからは「有田と週刊プロレスと」を見て就寝。

12月7日
B.A. The Great「Cross Town」聞きながら出勤。




Mike Will Made-ItがExecutive producerを担当。
とにかくジャケットの写真があまりにも
かっこよくてそれに惹かれて聞いてみたら
好きなタイプのいぶし銀MCだったし、
トラップビートが主体なのだけど、
どれもゴツい系でかっこよい。
アルバムリリースにあたってのコメントも
街の詩人感溢れてて最高。

“I’m a regular guy. I want you to know that 
I’m going through what you’re going through,”

 “I got kids to provide for. I never want you to think 
that I’m above you. I want you to look me in my eyes,
 ‘cause I’m talking to the person in front of me.”

こんな風に知らないだけでかっこいいラッパーは
USに山ほどいるのだろうなと遠い目になった。
通勤時にペイペーイをコンビニで初めて使ったら
全額還元された。しかもタバコで。ペイペーイ。
タバコの実質値引きは初めてかもしれない。
レジでペイペーイと言うにはかなり自意識を捨てねば
口から出てこないことがよく分かった。
つつがなく仕事をこなし15時ごろに
自分のチームで働いているのが僕だけになり
全くやる気がなくなり定時即退社。
しょうが焼き定食的なものを自分で作って食した。
外食が続くと精神的に参るようになっていて、
自炊したご飯を食べると落ち着いた。
最近見ている「有田と週刊プロレスと」で
1つのエンタメを楽しむ上で
背景を知っていることは大切で
それによって体験が大きく異なると
有田が説いていてまさしく!と同意したので
クリードの続編に備えて
ロッキーシリーズを全部見ることにして
「ロッキー」をプライムビデオで鑑賞。




過去に一度見たことはあるはずなんだけど
自分の年齢がロッキーに近くなったからか、
めちゃくちゃ感動した。
1人の男のかっこいい生き様がそこにあった。
タイトル戦挑むに当たって
練習を繰り返すダイジェストシーンは
音楽と共にぶち上がるしかない!
人生勝ち負けではなく挑むか挑まないか
そのどちらかでしかないことを痛感した。
ここから始まるロッキーロードを楽しみにしながら就寝。

12月8日
朝から「ロッキー2」鑑賞。



前作で負けてしまったアポロとの再戦なんだけど
ここまで躊躇のない二番煎じは気持ち良い。
再戦なのでどうしても同じようなことになるわけで
そもそもボクシング映画は最後が試合になるので
同じフォーマットになるのは致し方ないのかな。
これはまだ2作目だけど作品を重ねるごとに
様式美と化して歌舞伎みたいになったのが
ロッキーシリーズなのでは?と勝手に考えてる。
午後はペイペイの旨みを享受したくて
有楽町のビッグカメラまでTVを買いに行った。
今使っているテレビは実家で使っていた、
シャープの20年ほど前のモデルで見るには問題ないけど、
これだけ家で映画とかドラマを見るのに
テレビしょぼいのQOL下げてるだけやなと
思い立って買い換えることにした。
なんとなく売り場で見てたら、
案の定店員に話しかけられて、
そのままの勢いで購入してしまった。
SONY Braviaのアンドロイド入りのやーつ。
クロームキャストもファイアスティックも
必要なくなり一体何のために買ったのか。
誰か!相場より高値で買い取って!
かなりディスカウントしてもらったし、
ペイペーイ20%還元は相当大きかった。
有楽町にビッグカメラにはペイペーイ乞食が列をなしており、
僕もその列に並びペイペーイした。
来週ほとんど家にいないから受け取り難しく、
再来週に有給取って受け取ることにした。
C&Cでカツカレーを決めたのち、
Tジョイ品川で「ハードコア」鑑賞。




山下敦弘監督最新作ということで見たけど、
山田孝之、荒川良々、佐藤健という
メンツを迎えてこれだけ非商業的な内容を
ぶっこめるのも凄い話だとは思いつつ、
あまりにもシュール過ぎて乗り切れず。。
登場人物たち、それぞれの孤独の話なわけだけど、
彼らの背景の説明がとても少なくて、
物語に入り込みにくかった。
とはいえ都会の中で孤独を抱えた人間が
それぞれの形で孤独を慰めている姿は
どうしたってグッときてしまうわけで。
徹底した個人主義の佐藤健、
国粋主義に救われた山田孝之という
2つの対象的な配置は是枝監督が
以前に指摘していた今の日本そのものであろうと。
ロボットの切ない感じも悪くないのだけど、
変にリアリティを担保しようとして
前振りもなく佐藤健がエンジニアのような
言動を取るところにやや幻滅。
そして物語のきっかけの多くが
ロボットに寄っているのでそこで乗れるか乗れないか、
決まってしまう感じで僕は乗れなかった。
この3人を迎えるのであれば
人間の業を描いたようなもっと骨太な
山下監督の作品が見れたような気もした。
あとOvallの劇伴、エンディングテーマは最高最高。
帰宅後、このシュールで鬱屈した気持ちを
解消してくれるのはもちろんロッキー。
ということで「ロッキー3」を鑑賞。




これは2よりも好きだった。
チャンピオンになり防衛を重ねていた
ロッキーが実は裸の王様だったという
大人にとっては切ない話で
そこから立ち上がる姿にグッときた。
しかもアポロがセコンドに立って
アウトボクシングを学んでいくのと
ラスト2人がクロスカウンターで殴り合う、
どーん!完!という流れも好き。
はーおもしろかったーと思いながらも
ドラマ見ている時間使ったら映画3本とか
結構すぐに見れちゃう事実に引いた。

12月9日
朝から「ロッキー4」鑑賞。




今度の「クリード」と繋がるドラゴの登場。
ロシアとの戦いということで
東西冷戦の構造を持ち込んで、
代理戦争の様相を呈していた。
何と言ってもアポロとの試合が
前座のJB含めてキーポイントになっていて、
冷戦構造に加えて弔い合戦の要素まで
乗っけてきててんこ盛り。
ロッキーがロシアの過酷な自然環境でのトレーニングと
ドラゴの科学トレーニングをカットバックで
比較して見せるのがオモシロかった。
本作でのスタローンの身体の引き締まり方が
過去作に比べても異常で、
こちらも引き締まりまくりな
ドルフ・ラングレンとの戦いの迫力は圧巻。
ただ3で覚えたアウトボクシングを全く使わず
バカみたいに打ち合うのは本当にバカなのかなと思った。
夕方にホルモンの名店でんにて飲酒。
レモンサワーと新鮮すぎるホルモンで仕上がった。
帰宅後、THE MANZAIを見ていると
東京にいるとまともに漫才見れないのよな
というエセ関西人ようなことを思いつつ
海原やすよともこ、テンダラー、中川家に笑った。

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