2011年9月12日月曜日

クレイジーハニー



人生2回目の舞台。本谷有希子氏が作・演出の「クレイジーハニー」を見てきました。

事前に予習とし「乱暴と待機」の小説と映画は見ていました。
小説のレビューは
ブクログに。
内容的に映画<小説で、小説自体も舞台が元になっているのを知ったので
この人の良いとこが最大限に見れるのは舞台なのでは?!と期待していました。

実際に見た感想としては、舞台をもっと見ないと相対的にコレが
どの位置にある作品なのかというのが分かりにくいということです。
じゃあ、絶対的に見たらどうなんだ?と言われれば、うーんといった感じかな。
今回一緒に行った人みんなが「大人計画」的なものを求めていったけど
その要素に関しては、あんまりなかったかなー
そもそもこのポスターと中身の剥離が結構凄くて。
おそらく、ポスターが先に出来てて、(つまり、長澤まさみとリリーで何かをやる)
あとで内容が決まっていったのでは…
本谷さんの良いとこでもあり、悪いところは
心の中身を、すべて台詞で言わしちゃうところかな。
分かりやすいけど、クドいこともあるというね。
彼女が舞台を通じて、何かを主張したい感がビンビン。
最後の舞台挨拶で「つながる」っていうところの良い面と悪い面を表現した
っておっしゃられてましたが、それは十分に伝わってきました。
共感するところはそうだよなーと思えたし、違うくね?って思うところは
台詞でバシバシ言われるから「うわー」みたいな。笑
これも彼女の計算のうちなのでしょう。
主役の2人は、凄く良かった。
長澤まさみの美脚具合はピじゃなかったし、情緒不安定な感じもナイスだった。
リリーさんは、オカマ役やったけど、素に近いキャラで見たかったなというのが本音です。
他の人は、うーん…

あと音の問題。滑舌が悪いのか、音が小さいのか分からないですが
台詞が重要なファクターにも関わらず、
聞こえにくい部分が多々あったのが残念でした。
僕らの座ってたのが中段ぐらいだったのですが
それでも聞こえにくい部分がありました。


ここまで書いたんですけど、結局ボクの視点は映画的な見方になってしまうんですよねー
だから、もっとたくさん舞台見て、舞台特有の楽しみ方を知りたいと思いました。

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