2020年10月19日月曜日

2020年10月 第3週

10月12日
 仕事終わり、水泳。ついに1000mくらい泳げるようになった。帰ってきてからポッドキャスト・ブログ編集を延々としていた。音質迷子になっている感。なんとなく毎回バイブスで調整してるから仕切り直しで勉強したほうがいいんだろうな〜という気持ちになっている。

10月13日
 朝から「箱男」を読了。安部公房を読みまくっている時期でその一環。めちゃくちゃブッとんでいて正直後半は理解が追いつかないところがあった。その混乱こみの読書体験かとは思う。ただいつかさらなる先の理解にたどり着きそうな気もしているので年を取ってから再読したい1冊になった。こういうハードル高い読書を乗り越えて大人になっていく感じがある。
 The Wire S2を見終える。隙間時間で見まくっているので速攻で見終えた。労働とは?みたいなテーマで組合が出てきて悲哀に満ちた労働者たちが致し方なくポーランドマフィアと手を組んでしまうくだりに世の理を見た。左遷された人たちがアッセンブルして再び生きがいである捜査に戻ってイキイキしている姿にアガった。次のシーズンは再びボルティモアのストリートに戻るようなのでヒップホップのバイブスを堪能出来るのを楽しみにしている。

10月14日
 朝、ポッドキャストをリリース。なんか言いたい派を集めて過去の思い出を語っています。3人ゆえのバイブスも出たと思うのでお聞きください。
Shownotes/Apple Music/Spotify
 お昼にこれまで行ったことのなかった中華料理屋へ。入りにくいムードを打破して入店、ニラレバを食べた。横では昼から緑茶ハイでよろしくやっている老人2人がいて愉快な雰囲気だった。
 Primeセールで買ったKindle paper whiteが到着。6000円のディスカウントで買えた。iPhoneで読めるコンテンツもあるものの小説はどうしてもKindleで読みたかったのでこのセールを待ちに待っていた。早速ケン・リュウの短編を読み始めている。
奥さんがライブで夜は1人だったので延々とThe Wire S3を見ていた。シーズン重ねると登場人物の関係も変わってくるし思い入れも湧いてくるのでガンガン沼にハマっていく感じがある。これはクラシックなのは間違いない。ストリートの哀愁漂う演出の数々がとにかく最高なのでヒップホップ好きには本当におすすめ。

10月15日
 夜、レイトショーでTENETを見るためT・ジョイ品川。1000年ぶりの映画館だったけど座席1個空きでかなり快適だった。で実際の映画自体は撮影、音響、ストーリーのすべてがカオスで極まりまくっていて映画館で見て良かった!と心から思える作品だった。時間の順行と逆行が行き来する世界を題材に思いついたこと全部ぶち込んだのでは?と思わされるし、CGなしで実撮影で撮りきってしまうノーランは圧倒的な存在なのは間違いない。構造が複雑な分、プロットが中二感丸出しのSFになっているところは最初うーんと思ったけど、画面上で展開される非現実な世界に飲み込まれて気にならなくなった。何回も見たり時間の流れを分析したり語りしろが死ぬほどある映画なのでポッドキャストとかYoutubeとかも楽しめそう。エンディングで流れるTravis Scottの曲を含めて低音バキバキで最高だったことをZenhizerのヘッドホンで反芻しながら帰宅した。

10月16日
 おでんを作ったくらいしか記憶がない。

10月17日
 朝から天気が悪く出かける気力もわかないが各種買い出しへ。家でかけているメガネが傷みに傷んでいたのでZoffで家用の眼鏡を買う。レンズ込みで5000円で買える、この企業努力にナフリスペクト。ランチで韓国料理、チヂミとチゲを食べて、夜は誕生日プレゼントで母からもらった高級ステーキを食べた。美味。食事くらいしか書くことないくらいに何もない休日。

10月18日
 奥さんの付き添いで横浜スタジアムまで野球を見に行った。横浜スタジアムは一番好きな球場でなぜなら球団オリジナルのクラフトビールがあるから。それを野外で飲みながらぼんやり野球を見る、というのは熱心なファンでなくても十分に楽しめる娯楽だと思う。この日もラガーを美味しくいただいた。別にどちらのファンでもないので、なるべくたくさん点が入るような試合だと盛り上がれる。この日は逆転満塁ホームランを見ることができて楽しかった。そして満塁ホームランを打ったチームと打たれたチームの感情の起伏が、それぞれスタジアムにさざなみのように広がっていくところがオモシロい。(試合結果が他人事だからこそ思える)帰りは中華街のお気に入りの店で中華食べて帰宅。



 帰ったらちょうどBAD HOPのオンラインライブがYoutubeで始まったので見た。最新作の3rdアルバムと前作EP中心としてめちゃくちゃかっこよかった。オンラインライブは群雄割拠でそれぞれ何にこだわってどうやって魅せるのか試行錯誤しているところだと思うけど、BAD HOPは作り込まれたライブ、半ナマのミュージックビデオみたいな見せ方でかなり新鮮だった。歌っている内容に魅力がある曲がたくさんあるわけではないけれど、フロウとメロディとそれをライブでやり切れる確かなライブ力が存分に発揮されていた。絵的に一番ぶち上がったのは「Project Boy」YZERRとT-Pablowの2人が目を合わせて言葉なく語り合うところは本当に少年ジャンプの世界。最後は「Bayside Dream」「Hood Gospel」のべ打ちで完全燃焼した。次はどういった展開があるのか楽しみ。

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