2019年7月15日月曜日

2019年7月 第2週

7月8日
帰りの電車で自由思考/中村文則を読了。


自由思考
自由思考
posted with amazlet at 19.07.15
中村文則
河出書房新社
売り上げランキング: 2,576

発売日に購入して参院選前までに
読み切りたい気持ちでグイグイ読んだ。
作家レベルで追いかけている人は少ないけど
中村文則は読書するようになってからずっと読んでいる。
その人の初めてのエッセイ集。とてもオモシロかった。
明るくふるまえない自分との距離感に戸惑い、
文学が自分のダークサイドを吐き出す場所となった話や
文学の可能性=他者に対する想像力などなど、
どの話もそうだよなぁと思えることばかりだった。
最近iPhoneでも本を読んだりしていたのだけど、
どうしても頭に入ってこなかった。
それについて語っているところがあって、
前頭葉と読書の関わりは実感として納得するところがあった。
(Kindleは紙とスマホのちょうど間って感じ)
あと何で参院選前かといえば、
現政権に対してどういうスタンスなのか書いてたから。
理詰めで、言葉で、何がおかしいのか?
丁寧に書いてあるので選挙前に読んでみるといいと思う。

7月9日
早退して総合病院へ。
胃の調子が良くないので総合病院で再度診察してもらう。
15時に予約していたけど緊急のオペで先生不在なので
16時にまた来てくださいと言われ本屋で時間をつぶしていた。
待ち時間にさくっと読めそうな文庫本を探すものの
良い本が見つからなくていつのまにか約束の時間に。
色々原因を探ってもらうものの原因不明。
今まで一度もやったことないなら一度やってみればと言われて
月末に胃カメラすることにした。
結局自分が大病を患っていないことを確認したいだけなんだけど。
帰宅してからはStranger Things S3を見進める。
回を重ねるごとにホラー色が強まってきて楽しい。
往年のSF的なものをごった煮していて
大人の懐古趣味にバッチリはまるなーという感じ。
日記を書いてアップロードして三体読んで就寝。

7月10日
New Drug /AKLO+NORIKYOを聞きながら朝の準備。



Bach Logicで名を挙げた2人が再び!
ということで期待高まり過ぎたせいもあってか、
物足りなさ過ぎて…
これは僕の価値観が変わってしまったのか?
それともEPとしてのクオリティが低いのか?
どちらか分からないけれど好きになれなかった。
好きなもの同士の掛け合わせが好きになれないのは結構辛い。
スキルが高いことは既に証明済みの2人なので、
トピック選びが重要なはずなのに、
当たり障りないことしか歌っていないのが勿体ない。
その一方でFNCYのアルバムは抜群だった。



三人集まることによるChemistry。
懐古しながらも時代に合わせたサウンドデザイン。
スキットと曲のつなげ方が絶妙だったり。
この時代にアルバムとして聞く意味があり、
懐古しながらのアップデートが上手くいっている。
アルバムの中ではFNCY Clothesが一番好き。
MVもYoutubeに上がっている。



なぜなら組み合わせの妙を歌った曲で
それは彼ら自身の魅力を表現しているから。
もっと広くいえばDivesityの曲とも言える。
Midas HutchがProduceというのにも驚いた。
仕事を終えて、ライブのため恵比寿へ。
駅前の謎の商店街エリアにバインミーのお店があり、
そこで軽めの夕食。とても美味しかった。
ライブ前に毎回どこで食べるか悩んでたけど、
もうここ一択しか考えられない。
ミツメのワンマンライブ@リキッドルーム
アルバムGhostsのリリースツアーファイナル。楽しかった。
前回見たときはO-WESTでギターのディストーションが
ノイズでしかなかったけど今回は抜けのよい音で、
身体中がギターでびりびりする感覚を味わえて良かった。
音楽自体はポップで軽やかなんだけど、
ライブになるとラウドネスが増すところが好き。
前回は無かった鍵盤が登場してギターの1人が演奏していて、
彼らにとっても今回のアルバムはチャレンジだったんだなと思う。
いわゆるシティポップなバンドは今雨後の筍の如く、
山のようにある中で結局ミツメが
一番かっこいいなーと思った夜だった。

7月11日
橋本徹のdublab.jpでのmixを聞きながら仕事。
夏になるとメロウが余計に沁みる…
今回も知らなかった、かっこいい新譜がゴロゴロ。。。
まだまだdigが足りていないことを
毎回突きつけられるホントにいい番組。



7月12日
帰り道に聞いたWeather/Tychoがめちゃくちゃ良かった。



ダンスミュージックなんだけどRawなサウンドと
Saint Sinnerのボーカルの相性が良き。
Japanという曲があって、どんなこと歌ってるんかなと思ったら、
日本から帰ったときの歌だから日本関係なかった。



でもMVに字幕が日本語でついているのがオモシロかった。
ナウい感じなのかな?日本語のオリエントさ。
帰ってすぐにStranger Things 3の最終話鑑賞。
むちゃくちゃオモシロかった…
GOTと双璧をなすNETFLIXが誇る最強のコンテンツでしょう。
今回はとくに過去シーズンに比べて
主人公たちが物理的に結構成長していて、
どういう話にするのか難しくなるかなと思いきや、
大人になることを主題に据えていて、
それまた胸が締め付けられる展開になっていた。
後半はホラーアクションがフルスロットルだけど
前半の青春ものとしてのStranger Thingsの魅力が
S3最大の見所だと思う。それぞれの恋が愛おしい。
周りが先に大人になっていく寂しさと焦りには
多くの人が身に覚えがあるはず。
それに合わせるように背伸びした結果、
今の自分があると思っている。
NETFLIXはこのシリーズを見るためだけに
契約しても十二分に元が取れるんだから皆入った方がいい。
夜はポッドキャスト収録。
クソダサラッパー、Spider-manなどなど
縦横無尽に話して楽しかった。

7月13日
今日から3連休。
なんとなく早起きだったので朝活と称して、
少し遠くのパン屋でモーニング。
帰ってくると強烈な眠気に襲われて
昼間は三体を読むのと昼寝を繰り返していた。
起床してから細々と見ていたThe Chef showを見終えてしまった。



映画The Chefの延長戦のようなドキュメンタリー。
あの映画でTechnical adviserとして
Jon Favreau の料理シーンを指導したRoy Choiと
Jon Favreauが料理をダラダラと作ったり食べたりする。
日本の料理番組とは異なったダラダラ感が、
ながら見するのにちょうどいいし、
出てくる料理がどれも超美味しそうで、それも楽しい。
MARVEL映画の関係者も出てきていて、
Spider-manを演じるTom Hollandが
生まれて初めて生の牡蠣を食べるシーンも収録されている。
このシリーズ見て今一番やりたいのは、
肉を何らかの汁につけて焼くという行為。
それにはミキサーが必要で今度のプライムセールで狙っている。
夜は彼女の友人が蒲田にきて飲酒。
いつもどおり、でんに行くと売り切れまくりで何もなかった。
切り替えて高架下の前から気になっていたイタリアンへ。
何食べても美味しかった。
そのまま友人が泊まりにきて色々話をして就寝。

7月14日
東京都現代美術館でTokyo Art Book Festival略して、
TABFがやっていて植本さんのZINEを買いにいった。
清澄白河久々に行ったけど東京で好きな街の1つ。
美術館と美味しいコーヒーが街にあるだけで最高でしょ。
混んでいるのをSNSで知っていたけど相当に混んでいた。
色々あったけどほとんどちゃんと見れずに、
目当てのものだけ買ってそそくさと退散。
ガッツリ文字書いていない写真とかアート系のZINEって
そのとき気に入って買っても家で読まないパターン多いから
買わない気持ちになった。
ちなみにテラスハウスに出演している台湾帰りの人も
ブース設けて販売してて、
ZINEに興味ある層とテラスハウス見てる層は
断絶している感じだった。
せっかく清澄白河きたしコーヒー豆買って帰ろうと思い、
Sunday Zoo Coffeeというコーヒー屋へ。
夫婦2人でやっていてゆるーい良い感じの空気が流れていた。
最近毎日寒いけど、そろそろ水出しコーヒーの季節なので、
それに向いているのどれですかね?と相談したら、
その場でブレンドしてくれることに。
しかも豆の袋にどこの豆が入っているか、
わざわざ書いてくれるという親切対応。
優しい人たちなんだなというのが
肌にビリビリ伝わってきて世の中捨てたもんじゃないな
と柄にもなく思える人たちだった。
帰ってきてる料理する元気もなかったので
Ubereatsでマクド発注してそれ食べながら流転の地球を鑑賞。



CGのレベルが異様に高いのに、
肝心の脚本が80-90年代かよ!みたいな、
クリシェを感じるほどにベタベタのベッタベタ。
例えるならアルマゲドンをゴリゴリの
最新CGで作り直したみたいな。
三体の劉 慈欣が原作なので同じように
太陽と惑星をめぐる話の中で、ぶっとんだ展開ガンガンあるので、
その意味では楽しい。この発想力は一体何が源なのか。
時間になったのでF1イギリスGP決勝を見た。
HamiltonとBottasの仁義なき戦いが
初っ端から繰り広げられてて興奮。
さらにその後もRedbullとFerrariの争いがかなり激烈で
めっちゃおもろいなーと思っていたら、
いつの間にか寝落ちしていた。

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