2011年6月27日月曜日

FREEDOM TIME 15th ANNIVERSARY












Mark de Clive-Lowe が来るとのことで、初めてFreedom Timeに遊びに行きました。
彼のことを知ったのは、RhymesterがFMでやってた「WANTED」というラジオで
DJ JIN氏が紹介していたのがキッカケです。
そのあとは結構REMIXとかでよく名前は見てました。
近いとこではMIISTU THE BEATS氏の2ndとかDAM-FUNKの1stにも客演してましたね。

ライブは約1時間あったのですが、ホント凄かった。
はじめはHIPHOP的なビートで始めて、
そっからBPMを上げて四つ打ち、さらにはブレークビーツと縦横無尽に駆け巡ってました。
シーケンサーがMPC2000ってとこにB-BOYとして(内面ねw) ブチ上がり。
あとシンセ3台置いて、ウワモノ2つとベース。
あとはアカペラをDJ的にmixして入れていくためのスクラッチライブ。
エフェクト、抜き差しはカオスパッド。
といったシステムだった気がします。
途中からシンガーのnia andrewsもボーカルで入ってきて
それも緩い感じで良かった。
グルーブが産まれる瞬間を、その場にいる全員で共有できるから
この手のライブはホント楽しいんですよねーしかも超近くで見れたし。
だからベースが入ってきたとこで、「ヤバい」ってずっと言ってました。笑
色んな人に会ったけど、挨拶できず帰ってしまった…


んで今日から佐々木中氏のアナレクタ2を読み始めたのですが
保坂和志氏との対談での一場面が昨日見たこととリンクしてて
一人で興奮してた。それは「鍛錬の末の自由」ということ。
15世紀末から美術批評で用いられるようになった美学概念。
その名を 「sprezzatura (スプレツァトゥーラ)」
訳すと「鍛錬され尽くしたさりげなさ」を意味する。
決まりきった形を何度も練習すると、自由とか自発性とかを失いがちだけど
鍛錬の末に得られる自由があるんだと。鍛錬を積み重ねた上に瞬間的に賭けにでる。
そこで輝くものがあると。書いてました。

昨日はUMBとかもあったので、
一人で即興ってなんやろなーと考えた日曜の午後でした。


3 件のコメント:

lisanak さんのコメント...

保坂和志氏は私の教祖ですの!
いい写真だにゃん

afro108 さんのコメント...

なんか前に言ってたっすよね?オススメの本。
読んでみたいんで、タイトルを教えてください。

lisanak さんのコメント...

おぉ途方に暮れて、人生論が学生の頃だいすきだったけど、ここ数年はもう読んでないな。生きる歓びつぅ小説はねこねこしててかわいいよ