2011年1月6日木曜日

My Favorite Japanese Rap 2010

NO.1 MANIFESTO / RHYMESTER

NO.2 OASYS / KREVA

NO.3 HI-FIVE / DABO

NO.4 C.O.L.D / ICEDYNASTY

NO.5 THE SHELL / QN

NO.6 THE FIRST CAUSE / OJIBAH

NO.7 NO GRAVITY / KLOOZ

NO.8 YINYANG / TOTAL ECLIPSE

NO.9 YOUNG HASTLE / THIS IS MY HUSTLE

NO.10 FUTURE VINTAGE /ham-R × Y.G.S.P


2010年の日本語ラップのリリース量は過去に例を見ないくらい多かったのではないでしょうか?
そんな中でもオレが好きなものベスト10です。
一回年末に選ぼうとしましたが「選べるか!」ってなって投げました。笑

順番に解説。
まず1位のRHYMESTERに関しては言わずもがなじゃないでしょうか?
オレはTHE BLUE HERB系のエモさは苦手です。
でも、このアルバムのエモーショナルな感じは最高でした。
2009年にシングルで出た「ONECE AGEIN」は院試勉強期間中に死ぬほどリピート再生してました。
一番好きな曲は「K.U.F.U」

2位はKREVAです。もうこの人は異常です。
このアルバムの評価する際に、サンプリング無しでどうこうみたいなのが言われますが
今回ヤバいのは歌詞です。というか売る気あるんかな?みたいな。笑
彼のストイックな部分が強烈に出てて、ときに皆をおいてけぼりにする感じ。
こんなんJ-POPと並列で聞いてる人はどういう気持ちになるんやろうと思ったりもしました。
ヘッズ達は「こんなKREVAはいらない」とか言うかもしれませんが
ちゃんと聞いてください。彼はマジモンのHIPHOP原理主義者。
そして一番好きな曲は「たられば」

3位はDABOです。このアルバムは彼のキャリアの中で一番好きなアルバムです。
(BMW VOL.1を除いて)
単純にアルバム全体のバランスが物凄い良いと思いました。
DJ HAZIMEのトータルプロデュース力ヤバす!みたいな。
ANARCHYとKREVA引き合わせることができるのはK
彼しか居ないし、Dragon AshのKjをfeatで呼ぶとか
他のキャリアがそこまでない人がやってたら大変なことになってたかもしれんけど
彼だからこそできた。
今年一番シーンの中心にいた気がします。こう感じるのはTWITTERのせいかもしれませんが。
一番好きな曲は「サンデグジュペリ(夜間飛行)」

ここまでは日本語ラップビギナーみたいなランキングでした。笑

4位はICE DYNASTY。
これはただただかっこいい。
USの感じをうまく日本産HIPHOPに置き換えた好例として後世に語り継がれると思います。
FREE DOWNLOADで聞けるREMIX EPとY.G.S.PのREMIX盤も良かったなー
レペゼン東京。をひしひしと感じました。

5位はQN。
かなり早い段階でPEKO君が「S.L.A.C.Kの次はQNや」みたいなのを聞いてて。
そのときYOU TUBEで見たときは正直全然ハマりませんでした。
でも「WAKE UP」っていう曲を聞いてから鬼のようにハマるという。笑
そっからSHIMI LABの存在を知り、さらにハマりました。
「この人らは一体なんなんだ?!」というWU-TANG的な価値観です。
SHIMI LABのアルバムが早く聞きたい。

6位はOJIBAH。
SDPの中でNORIKIYOの次に好きなラッパーです。
BLトラックとの相性が良かったです。トータルでやって欲しいぐらい。
NATOのアルバムでもナイスラップかましてました。

7位はKLOOZ。
今年のMIXTAPEで1位です。ダウンロードしたのはリリースされてからだいぶあとでした。
特に1曲目のWINDOWSの起動音サンプリングが最高でした。
ジャックするビートセンスもナイスでした。
AKLOとの「LIKE A GAME」も面白いし。
最近、毎週出てる動画のセンスが異常です。KLOOZ TVはマストちぇっくでよろ!

8位はYINYANG。
これもUSの感じをうまく日本産HIPHOPに置き換えた好例。
特にISH-ONEが好きです。「STRAIGHT CASH」は気付いたら口ずさんでました。
ちなみにここでEGOを知り、「EGOLOGY」買いました。

9位はYOUNG HASTLE。
V-NECK T REMIXを聞いてから買いました。
この見た目なのに、ラップすることが超ミクロな視点!
誰がこの時代にV-NECK Tについて3バースも書けるというのか!
睡眠の曲「SWEET SURRENDER」も最高。ビートもサンプリング主体です。
見た目でHATEしてる人は損してるよ!ホントに!

10位はham-R × Y.G.S.P
色々悩みましたが、彼らの最近の活動を考慮してランクイン!
FREE とは思えないレベルのクオリティ。
feet陣も最高やし、ham-Rのラップも好きです。ドライな感じが。
今年にさらに期待!

はい。ということで一体何人の人間がここまでたどり着いたのでしょうか?笑
総じて言えるのは「東京感」にハマったということです。いや「US感」かな?
今までやったら、ホンマにただのUSコピーでしかなかったけど
ラップスタイル、リリックの内容がオレみたいなNERDにも刺さる!みたいな。
そりゃ「あのアルバム入ってなくね?」は絶対あるよ!
今年に関しては10枚に絞るのは無理。
異論、反論、オブジェクションはお待ちしてます。

今年もどんなやばいのが聞けるか楽しみ。

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