2024年12月3日火曜日

文学フリマに出てみて


 文学フリマに植本さんの横で売らせてもらう、おんぶに抱っこ形式で出てきました。前回、お客さんとして行ってなんとなく雰囲気をわかったつもりでいましたが、出る側と買う側は雲泥の差がありました。植本さんの本が文字通り飛ぶように売れていく様を間近で見させてもらったのはとても良い経験でした。

 単純な本の売り買いを超えた、感情のやりとりみたいなものが発生していて、書き手と読み手がダイレクトに繋がることができる、それはネットにはないダイナミクスでした。それゆえに自分のZINEが見ず知らずの方に購入いただけるのは本当に嬉しかったです。ご購入いただいた方、改めてありがとうございます。そして、こんな機会をいただいた植本さんにも改めて大感謝。

 サラリーマンとして普段働く中で、自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐ身からすると、成果物単位でお金を稼ぐことの大変さを死ぬほど実感した次第です。クリエイター然り小売りの方も含め、自分がいかに世間知らずなのかを知るいいきっかけになりました。自分のおごりを戒めつつ、粛々と今後も売っていきたいと思います。ということで引き続きよろしくお願いします。

乱読の地層 エッセイ/ノンフィクション書評集

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