Gold by QM & CRUCiAL STAR
SMTM11で同じチームだった2人によるジョイントEP。こういう派生が起こっていくところはリアリティショウのいいところだし、このEPは2人のラップのトーンの違いが際立ってとてもかっこいい。ビートは HOLYDAYやFredi Cassoなので間違いなし。メロウなバイブで好きなタイプだった。最後にはチームリーダーのQが登場し大団円。好きな曲はもったりしたグルーブが癖になる”JET SKI”
CAFE TAPE 02 by V.A.
韓国に実在するカフェのコンピ。一カフェのコンピとは到底思えない完成度で、めちゃくちゃかっこよかった。どういう経緯なのかよく分からないのだが参加メンバーが豪華。CHOILB, Khundi Panda, Hoody, ODEE, JINBO, PUFF DAEHEE, 30, Kitsyojiなど。30のアルバムで大活躍していたVIANNがExecutive producerらしいので、これまたかっこいいビートしかなくて好きだった。とくに好きな曲は1曲目の”Tape Talk“ 久しぶりにフューチャーファンク系でブチアガった。
Nobori by JUMADIBA
アップカミングなラッパーは最近たくさんいるけど、その中でも一番好きなのはJUMADIBA。ミックステープとして最新作がリリースされた。いろんな音楽を聞いていて、それを自身で消化して新しい表現を見せてくれるラッパーが好きで彼からはそれを強く感じる。リリックのユニークさとビートの上音のユニークさ、そして何よりも天性の声。これらが合わさってJUMADIBAになるっていう感じ。ビートも作れてラップもできるのだから、これから楽しみしかない。好きな曲は”Rainy”
ALONE LIVE by OMSB
昨年の傑作『ALONE』のリリースライブが配信リリース。行けなかったのでこうやって音源で聞くことができて嬉しい。めちゃくちゃかっこよかった。ヒップホップのハードな側面と彼の持つナイーブさが最高の形で結晶化したのが『ALONE』だと思っているが、それがライブでも滲みでまくっておりMC含めて何度も首を振っていた。こういうライブアルバムがもっとリリースされてほしい。
MOSAIC by Young Coco &Kenayeboi
2人ともラッパーとして知っていたけど、神戸をレペゼンするラッパーだとは知らなかった。声の相性がめちゃくちゃ良くてハイトーンでフリーキーなYoung Coco、ドスが効いていてロートーンなKenayaboi。安易に東京行ってどうのこうのとかより、こうやって関西でシーンを作っていくのが今の時代なんだなと思う。好きな曲はYoung Cocoのフックのメロディが気持ちいい”Sannomiya” 朝から深夜にget it on~
Red Moon In Venus by Kali Uchis
ボーイフレンドのDon Triverのアルバムに続き新作をリリースしたKali Uchis。R&Bの中では間違いなく今年のAOTY。全方位型で隙がなくどんなシチュエーションでも聞けるし無限リピートしてしまう。コッテリ系のR&Bも好きなんだけど、個人的にはBreezin’なムードに惹かれる。あと本作では往年のソウルを彷彿とさせるメロウネスが備わっているのも好きなポイントだった。いろんな年代のサウンドをクロスオーバーしつつもそこで歌う彼女の一貫したトーンとの相性が素晴らしい。好きな曲は”Endressly”
Masego by Masego
こないだ聞いたBraxton Cookのアルバムにも参加してたMasegoの最新作。これまた無限リピートしてしまうメロウなサウンドのつるべ打ちで悶絶死。いろんな楽器をプレイできる彼だけど、シグネチャーのサウンドのサックスが聞こえてくるとやはりアガる。ジャケットはギターだけど…以前の作品よりも生音要素が少なくなっている印象でよりR&B要素が増していて良かったと思う。好きな曲はピアノの音色と四つ打ちへの展開が気持ちいい”Who cares anyway”
UGLY by slowthai
UKの悪童slowthaiのニューアルバム。以前から見せていたロック、パンクなムードの上でラップをぶちかましていてエナジー満タン。方向的にはダンスミュージックとの親和性の高さが好きだったので、そっちに全振りしているアルバムはいつか聞いてみたい。好きな曲はピアノループと疾走感のあるブレイクビーツの上で元カノとの関係、元カノに起こったことについてストーリーテリングする”Never Again” 話の流れが変わるところでギターに変わるのもナイス。今までリリックに注目したことなかったけど、こんなんもできるんすねー
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