11月16日
仕事前に「スカイ・イズ・ザ・リミット」を読了。日本のヒップホップレーベルであるフューチャーショックの栄枯盛衰物語。「小説」という前提を取っているものの、ここで描かれている数々のヒップホップの現場話はどれも本当のことなんだろうなと思う。今や権威もクソもないほど地に堕ちてしまった感のあるジブさんの札の話は相当シビれる。この本を補完するであろうジブさんの自伝、友人に借りて読んだはずだけど手元にないのでメルカリで発注しておいた。
仕事終わりにプール。ルーティンになりつつあるもののクロールで長い距離泳げなくて平泳ぎばかりしている。体力は少しずつ上がってきている実感はあるのでこれからも頑張る。
11月17日
とりあえず空いた時間にFORTNITEを延々とやってしまう病気にかかっている。一度寝るとスッキリして始めるまでは大丈夫なんだけど一度始めてしまうとやめられない。まだまだスキルがなく、やればやるほど上達する実感があるからやめられないのかもしれない。あとリングフィットもやった。というのも体重が人生最大になったので…そもそもガリガリなのでこれでもBMIとしては不足しているもののお腹の出っ張りが完全におじさんのそれなので「ニートゥチェスト」でなんとかしたい。
11月18日
「クイーンズ・ギャンビット」をNETFLIXで見終えた。60年代のアメリカで女性のチェスプレイヤーであるベスが世界一を目指して戦っていく、少年ジャンプに掲載されていてもおかしくないようなスポ根物語でオモシロかった。個人的に好きだったのは常にベスが孤独に苛まれているところ。孤児という出自で周りに真の意味ので理解者がほとんどいないような環境で彼女はすべてを振り払うようにチェスに没頭していく姿がかっこいい。一方でアスピリンやお酒に依存してしまっていることで訪れる幾度かの悲劇から救ってくれるのもチェスという構成も良い。終盤は今まで自分の勝利のためにしか戦ってなかった彼女が初めて支えてくれる人たちのために勝つ!という強い目標を掲げてソ連と戦っていく。わかりやすい演出も丁寧にかつ的確な位置で発揮すればめちゃくちゃ心に響くことがよく分かる、お手本のようなドラマだった。
夜ご飯はバーミキュラでラタトゥイユ。バーミキュラは野菜ぶっこんで適当な味付けするだけで十分美味しい料理ができるので便利だなと最近ありがたみを感じている。
11月19日
「サタニズム人生相談」読了。電子書籍化を記念してセールしてたので買ってみたけど、めちゃくちゃオモシロかった。こんな風に理路整然と話したり文章書いたりしたいものよ。
仕事終わりに美容院へ。ここ数年延々とソフトツーブロックを貫き通してきたのだけども、美容師の方の提案に乗っかって全体的にめちゃくちゃ短髪にした。久々にこんなに短くしたけど髪洗うのとか楽そうで良い。
奥さんとGUで待ち合わせ。前回来たときになかったヘビーパーカーの黒が入荷してたので即買いした。基本家なので「もうパーカーでええんや」となっている身からすると2000円で異常なクオリティを提供してくれてありがとうGUの気持ち。計二着手に入れたのでガシガシ着ていきたい。帰りに先日行った蕎麦屋で晩ご飯。蕎麦以外もめちゃくちゃ美味しい…ぶっかけそばにしたけど薬味のジャンキーさに負けない蕎麦の香りを堪能。お客さん少なかったけどコロナの影響でこの店が潰れたら悲しいな。。。酔いが回って帰って死んだように寝てしまった。
11月20日
変に暖かくて勘が狂いそうになる金曜日。「情報共有ほんとイケてないすよね〜」と面談のときに言っていたら、じゃあ先頭立ってよと言われてそれに向けて準備。思っているような形にできればいいが果たして。会社全体として「時代の変化についていけない人は切り捨てます」みたいな雰囲気なのでおじさんたちも聞く耳を持ってくれるかも。
仕事中に聞いた 2
Chainzのアルバムがめちゃくちゃカッコよくてブチ上がった。ゴリゴリのトラップではなくてサンプリングサウンドが結構多め。良い意味で風通しがよくて好き。最近はクリアランスの厳しさから逆にメジャーでサンプリングサウンドで出すことはrichな証左になっていることも影響しているのだろうか。あとowlsのインストも延々リピートしてた。GADのトラックはとりあえず流しておくのに最適だなと改めて。とはいえ最近の舐達麻ワークスのときのサウンドが一球入魂って感じで圧倒的すね。
テレワーク中にコーヒー飲むとき、たくさんの量を一気にドリップしてぐびぐび飲みたいので大きめのマグカップが欲しくてwebで開催された益子の陶器市で購入して今日届いた。これで仕事も捗るぞー(遠い目
仕事終わりにFORTNITEで延々と時間を溶かしてしまい心がレイムになる。自分の人生に何も残らないのに、こんなに時間を割いているのは無駄なのでは?という気持ちよりも「あと一回だけやるか」が勝ってしまう虚しさ。どこかで興味がサチって飽きるのだろうか。感染が拡大しているなか、明日から大阪へ3日間行きます。なんでかって?奥さんの日本シリーズの付き添いです。
11月21日
新幹線にて品川から大阪へ移動。品川のISETANフードにクラフトビールのお店ができたので缶でゲットして車内でプシュしてグビりして即寝。起きてからは「イルカも泳ぐわい」を読了。Aマッソの加納のエッセイでオモシロかった。エッセイだけど小説の方が絶対向いていると思う。大阪着いてからホテル近くにあるスパイスカレーへ直行してカレーを食べた。初めて行くお店だったけど激美味でした、WARUNG。
ホテルに荷物おいて京セラドームへ移動。子どもの頃にできたドームなので、なんとなく新しいイメージを持っていたけどかなり古びた作りだった。このレビューに詳しいが感染症対策はかなり厳しく行われていて入場まで大変だった。そんなこんなで日本シリーズ第1戦。野球めっちゃ好きなわけではないけど一緒に見ることでだいぶ詳しくなっていたので楽しめた。ソフトバンクはめちゃ強でした。この日、見に来てよかったなーと思ったのは柳田選手の打球音を聞けたこと。球が破裂するかのような音だった。鳴り物応援できない今だからこそ聞ける。意気消沈した奥さんと心斎橋まで行って味穂で夕食。コロナもあるから空いているかと思いきや激混み。窓際の席に通されて換気されている空間だったので助かったけど、そこから見た街の様子は結構衝撃でそら感染拡大するわなと思わざるを得ない状況だった。ということでそそくさと退散して就寝。
11月22日
朝は北浜エリアをぶらぶら。BRUTUSに載っていたLong walk
coffeeというお店でコーヒーを飲んだ。めちゃくちゃ居心地よい空間で最高。でかいスピーカーから大きめの音でジャズのレコードが流れている。もちろんコーヒーも美味しい。家の近くにこういうカフェが欲しい。そのあとコーヒー豆を買ったりした。そのあと福島まで移動してうどん。全粒粉のうどんという珍しいやつ。地域に根付いている雰囲気がビンビンで微笑ましかった。大阪に暮らしていた頃、福島に行くという選択肢はなかったので大人になった気持ち。そのあと梅田でGo
to
トラベルクーポン使えるところとしてディスクユニオンがあったのでお店に行ってみる。中古の本があり「これは買っとくか」と思って手に持ちながらお店を徘徊していたら明らかに万引きに疑われてしまう。レコードの品揃えもクソだったので即退店。いわゆるファックオフですね。
夜は試合へ行く奥さんを見送り1人で心斎橋付近を徘徊。LiLo
coffeeでコーヒー豆、Ebbetide recordsでPIMP KILLAのミックスCD、Alffo
recordsで「Astro
World」のアナログを買った。対面で他愛もない話するのもやっぱ必要だなと思った。その矢先に大阪の感染者数が過去最高を叩き出したというニュースが。昨日の味穂から見た街を行き交う人々を見る感じだと然もありなん。とはいえせっかく大阪来たのに夜1人で飯食うのもアレなので付近の友人に連絡してオープンエアーで飲んだ。飲み会が久々すぎてとても新鮮だった。
11月23日
ホテルをチェックアウトして一旦荷物を預けようと新大阪に行くと荷物預かり所が見たことないレベルの混み具合であきらめる。Go
to
トラベルはきっちり機能している模様。荷物を持ったまま今里エリアのドーナツ屋へ。こんな辺鄙なところでドーナツ屋を経営して人が並んでいるのはSNS時代だなと思う。立地は関係ないのである。隣の公園でコーヒーとともにドーナツ食べたらめちゃくちゃ美味しくて感動。そして公園で子ども達は木の棒を銃に見立ててFORTNITEごっこしててかわいかった。ゲームしないで公園でゲームごっこするのかと。健康健康。
奥さんが串カツ食べたいというので新世界へ。いつも混んでいるだるまが空いていたので行ってみた。前日友人と串カツ田中へ行っていたので露骨に比べることになったが全然味が違ってびっくりした。当たり前なんだろうけど圧倒的にだるまが美味しかった。そのあと時間があったので、あべのハルカスへ行ってみたら美術館があって、そこでの展示がオモシロそうだったので見てみた。三沢厚彦のANIMALSという作品群、木彫りの実寸大の動物の数々。かわいかった。こんなデカい動物を延々と掘り続ける人生ってどんな気持ち!と思ったけど愉快だろうな。そのあと一応登っておくかということでハルカスの展望台にも行った。夕焼けに照らされる大阪の街がキレイだった。完全に北の人間なので来ることないやろなと思ってたけど観光客マインドで大阪行くと新鮮なことが多いとよく分かった旅立った。
ネットでItacho氏逝去の情報が…昨日PIMP
KILLAのミックスCD買ったばかりなのに、こんなことあるのかと変なシンクロニシティに驚いてしまった。(スピリチュアルにハマるときはこういうことの積み重ねなんだろう)それはともかくNITROのプロデュースワークから和物ミックスまで、あとレコ屋時代のエピソードなどが好きだったので残念。こういう生き字引みたいな人ののインタビューはアーカイブしておかないと人はいつ亡くなるのか分からないから。
最後はTAKAMURA Wine & Coffee
Roastersにてコーヒー飲んでChill。サンフランシスコで見たアードウェーブ系と同じような作りで居心地良かった。しゃれている大阪ノースサイド。帰りタクシーに乗ったらめちゃくちゃ喋るタイプのおじさんかつ、家ついていっていいですか?に出そうな人。曰く八王子で事業成功させてバツ3でお金に困ってないけど人生の張り合いのためにタクシー運転手をしているらしい。運転大丈夫かなと心配になるくらい、運転中ずっと街の歴史の話をしていた。絶望的疲労を抱えながら家路につき帰宅後551の豚まんを食べて就寝。
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