2023年5月10日水曜日

2023年5月 第1週

  GWはウイルス性胃腸炎に罹患、ほぼ何もしていないのだが終盤持ち直したので久しぶりにレコ屋でDig。LOOP JUNKTIONをサルベージして、そのかっこよさに衝撃を受けた…cro-magnon+三浦淳悟+山仁なので好きに決まっているのだけど今の今まで聞いてなかったことを後悔した。ストリーミングにある音楽がすべてじゃないなと久しぶりに感じた出来事だった。ONKYOのCDプレイヤー導入したので、家Digした旧譜をCDで聞くのが楽しい日々、やはりCD世代なのかもしれない。とはいえ新譜もすごい勢いで届きまくるので随時聞いています。

That! Feels Good! by Jessie Ware

 Jessi Wareの最新作は思いっきりディスコに振り切った快作だった。70年代のサウンドへの憧憬をこれでもかとぱんぱんに詰めこんで現代的なサウンドのリッチさで表現していくのが素晴らしかった。レコード絶対欲しいやーつだけど、新譜レコード本当に高いので要検討。年末に本当に好きなものをまとめて買うみたいなのがいいと思っているけど売り切れたりするし難儀。好きな曲はアルバムで箸休めになっているミッドチューン”Hello Love”

F65 by IDK

 IDKの最新アルバムはF1オマージュ&有色人種として生きる葛藤がテーマのオモシロい作品となっている。スキットも用意されておりストリーミング時代にこういうコンセプチュアルなアルバム作りをしている時点で最高と言いたくなる。そして当然各曲も素晴らしくコラージュのように色んなビートでラップしている。特にジャズへのアプローチが見られるのが意外だった。Tyler的な音楽パレットを持ちつつラップはトレンド踏まえたスタイルなので一番好きなタイプ。メルセデスもしくはハミルトン推しっぽいのでそこは乗れないけど…好きな曲はオーセンティックな”Télé Couleur”

Never Broke & Silent Picnic by Green Assassin Dollar

 Green Assassin Dollarがいきなりビートアルバムを2枚同時にドロップ。今年に入って出た舐達麻の曲のビートがちびるほどカッコ良かったわけだが、ビートアルバムは落ち着いたトーンの曲が多く日常で聞きやすく仕上がっている。この中から誰かの曲に採用されるかもしれないので、それも楽しみ。

Secret Life by Brian Eno & Fred again..

 Skrillex,Four Tetとともに各地で超巨大パーティーをDJでロックしまくっているFred again…と御大Brian EnoによるアルバムがFour Tetのレーベルからリリース。アンビエント、エレクトロニカ的な内容で心に染み入ってくる感じが本当に好きだった。こういうのを聞きながらしっぽり飲んだりしていると歳をとったのかもしれないと思う。本を読むときによく聞いた。

ROSE by ASH ISLAND

 ASH ISLANDの新しいアルバム。なんだかんだずっと動いているイメージで最近だとちゃんみなとの”Don’t go”が話題になったのも記憶に新しい。ミクスチャー系韓国ヒップホップで、ポストPost Maloneのアプローチでは韓国で一番の成功例だと思う。ドリルの曲で久しぶりにガッツリスピットしているのを聞いて驚いた。あとfeatがChillin Homieってところもいい。好きな曲はAMBITION MUSIKのボスQ様呼んでのカーソング”Drop Top”

Love Part 2 by Colde

 ColdeのLoveシリーズのPart2。毎回外さない極上メロウソングの詰め合わせで今回もバッチリ。ギターベースのインディロックっぽいメロウさは最近のトレンドであり、そこをしっかり抑えつつジャズっぽいアプローチが多いのが新鮮だった。べたべたのKバラードな”Settle” はトランペットで味付けされることで、あら不思議めちゃくちゃアダルティでかっこよくなっていた。BTSのRMが参加しているのがビッグトピックでもあろう。好きな曲はもろに後年のMac Miller的な”I’m Still Here”

love is by Owen

 曲作り過ぎなOwenによるEP。今回はいわゆるKorean R&Bっぽいネオソウルなトラックが多くジャケのとおり春に聞くのに最高〜という内容だった。Owen別に歌がうまいわけではないのだが、シンギンスタイルのラップが独特の味があっていい。ヘタウマとはまた違うのだけど。やはり白眉なのはpH-1を迎えた”in my room” pH-1が定期的にOwenの作品に参加していることに友情を感じる。曲はもちろん最高!

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