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| Make Some Trips! vol.2/バックパックブックス |
代田橋にある本屋バックパックブックスによるオリジナルZINE。今年で5周年というポストをインスタで見て、積読になっていたことを思い出して読んだ。店主と執筆陣の関係値が、そのままZINEという形で表出しているようでオモシロかった。(vol.1は廃盤だそうです、読みたい…!)
さまざまな人が旅に関連したエッセイを中心に寄稿している一冊。有名、無名問わず、各人の旅行に関する話はどれも興味深かった。紀行文というほど大袈裟なものではなく、広い意味での旅に関するエッセイだからこそ人を旅に駆り立てる力があり、特に最初と最後が、今行きたいと思っている青森のエッセイで挟まれていることもあいまって、読むうちに旅行に行きたくなった。
旅のエッセイとはいえ本屋なので、本と旅が紐づいている点が特徴的だ。同じ場所を訪れても本を読んで得た前提知識があると、他の人が見えないレイヤーが見える。結果として旅行体験をさらに豊かにしてくれることがよくわかった。旅先について行く前に調べて、なんでもネタバレしてしまうことには興醒めするのだが、本を読み、頭の中に知識を持って旅行するのは楽しそう。いつも行った後にどういう場所だったのかな?と読むことが多いけれど、予習として先に読んでおくのもいい。
本著で取り上げられている、駒沢敏器 『語るに足る、ささやかな人生』が復刊されることを先日知ったタイミングで、このZINEを読めたことに運命的なものを感じたし、さらにはその復刊本の巻末コメントを店主の宮里さんが担当されているというミラクルっぷりに驚いた。発売したら代田橋まで足を伸ばして買いに行きたい。5周年おめでとうございます!

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