2020年2月9日日曜日

2020年2月 第1週

1月旅行でほとんど働いてなかったので
もう2月か、という感じ。
最近は仕事も忙しくないので
2月に入って本格化した音楽の新譜リリースを
たすらにdigしている。
今年からlogの意味でTwitterを活用したり、
手書きでメモったりすることで
「消化」というニュアンスから
だいぶ距離を置けたからよかったかも。
2020のプレイリスト作りましたので、
Apple music ユーザーの皆様は
チェックしてみてください→リンク


しかし可処分時間は有限であり、
今年は本に時間を割くという決断をしたために
映像をあまり見れていない。
とくに長い時間が必要な映画。
週に1作品、劇場で見るくらいは見たい…
代わりにYoutubeを小刻みにチェックしていて、
Music videoを例年より多く見ている。これが現代人。
TVの出音、もう少しこだわりたいので画策中な最近です。
Podcast更新してますので聞いてみてください。
HIPHOP興味ない人でも後半からはオモシロい、はず。


引き続き、燃えあがる緑の木。



燃えあがる緑の木〈第2部〉揺れ動く(ヴァシレーション) (新潮文庫)
大江 健三郎
新潮社
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宗教が立ち上がっていく過程で得るもの、失うもの。
オモシロかった。詳細はブクログ

映画
Uncut gemsをNETFLIXで鑑賞。


NETFLIX映画はパッとしないイメージあるけど、
これはとんでもなくオモシロかった。
コメディ畑のトップ俳優であるアダム・サンドラーが
これまでと全く異なる一面を見せているのがまずびっくりする。
(日本でいえば冷たい熱帯魚のでんでんみたいな感じ)
アップテンポでどんどん展開していくので全く飽きない。
映画館だとじっくり見せるシーンにグッとくるけど、
NETFLIXのように家だったりスマホだったり、
外部環境に影響されやすい状況で見るケースが多いと、
山のような情報量を高速なテンポでぶち込まれたほうが
集中して見れるんだなと思った。
お話としては宝石商の男がエチオピアから入手した、
超レアなオパールでいっちょ金儲けしようと画策しまくる話。
場当たり主義の連発で無計画に金を借りて、
綱渡りでしのいでいく姿がオモシロくて
人間の欲に限りないことがよく分かる。
金儲けというゴールにひたすら邁進する、
それはオパール同様に価値があるのかどうか問われている。
キーパーソンとしてNBAプレイヤーのケビン・ガーネットが
本人役でがっつり登場していたり、
Weekendがスターになる前夜、
まさにUncutな時代の頃として
本人役で登場していたり豪華な出演陣となっている。
過去作のGood Timeのときも音楽素晴らしかったけど、
今回も劇伴をDaniel Lopatinが担当。
アダム・サンドラーの情けない場面が延々と続くけれど、
音楽がとかっこいいのでNYを右往左往するだけで画になる。
配給にA24が入っているから、
そこのQCが効いているのかもしれないけど、
良作な映画、NETFLIXでたくさんリリースして欲しい。

あとリチャード・ジュエルを丸の内ピカデリーで見た。



クリント・イーストウッド監督最新作。
存命している限り最新作なるべく劇場へという、
なかば祈りのような気持ちで見ている。
ここ数年の実話を映画化するトレンドに今回も沿っていて、
アトランタ五輪開催中に起こった爆弾テロの話。
広いくくりで言ってしまえば、
日本のTVでもよくある事件を映像化したものでしかない、
はずなんだけどめちゃくちゃオモシロくなっているのは
ひとえにイーストウッド力。
最初に爆弾を発見した警備員が最初は英雄扱いされるものの、
後日急に容疑者扱いされてしまう。
世間を扇動するメディアや、
無根拠に逮捕へと邁進する国家の暴力性がいかに残酷か、
痛いほどにメッセージが伝わってくる。
主人公の自分はlaw enforcement側なんだ、という
ある種の信仰のようなものが徐々に崩れていく。
自分のことを権力側に位置付けるのは
気持ちがいいかもしれないけれど、
いざ権力が自分に牙をむいたとき、
どんな風にふるまえますか?
という今の日本にもバッチリ当てはまる内容だと思った。

音楽
1月下旬〜2月初旬でリリースてんこもりで
オススメしたいのめっちゃあるけど厳選して紹介。

LSD/The Leonard Simpson


デトロイトのMC、ギルティ・シンプソンが
NZにツアーした際にリンクしたビートメイカー
Leonard Charlesのジョイントアルバム。
サイケでメロウでドープで全方位にかっこいい。
ハードコアなやつ連続で聞いていると疲れてくるけど、
ジャケットにあるように
色んなカラバリのトラックが入っていて飽きない。
Jakarta recordsからのリリースにハズしなしの法則。
Smokin' Goodは15分くらいのジャムセッションを
ギルティ・シンプソンが聞いて
彼が好きなパートでラップしたらしい。
ただビートメイカーがビート送って、
それにラップするだけというよりも
有機的なセッションしていると聞くとより楽しめた。

Ryan Beatty/Dreaming of David


先輩から教えてもらった知った、
2020年現時点で一番好きなアルバム。
BrockHamptonやKevin Abstractのアルバムで
Featuringで歌ったりしているLAのシンガー。
Arizona Babyに近い雰囲気はありつつ、
Frank OceanのBlondeが残したインパクトを
最大限に吸収してこれ以上ないのでは?
という形で吐き出している。
抽象的な歌詞とDreamyな雰囲気が、
朝聞いても夜聞いてもfeelするので好き。
小袋成彬のこないだのアルバム好きな人とか、
絶対に気にいると思うのでチェックしてみて欲しい。

Junia-T / Studio Monk


内容が好きだったのはもちろんのこと、
本人からreplyきたのがびっくりしたので記録の意味も込めて。
カナダのMC、ビートメイカー。
Jessie ReyezのバックDJも担当しているらしい。
もともとはthe Smash Brovazというラップデュオで、
そこからソロとして活動開始して、
今回はビートメイカーとしてのアルバム。
本人はラップせずにゲストを迎えている。
350曲作って、そこから選ばれているようで、
バラエティに富んでいてコンピとして良い。
ブームバップから来た人とは思えない。
Apple musicのプレイリストがなければ、
一生知ることなかったアーティストかもしれない。
これがストリーミング時代。

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